隣の女
「渡る世間は鬼ばかり」の石井ふく子初の2時間サスペンス。
高島礼子演ずる「立原さち」が偽名であることを説明するシーンがあり、刑事役の小林稔侍扮する「後藤田祐太郎」の説明に矛盾があった。
「さちは幸せの幸」と漢字を言っていたが、後の手紙のシーンでは「池上さち」と。
何それ?
後藤田の登場にも違和感と猜疑心しか生まれなかったし、肝心の被害にあった全財産について何の解決も見せないままに、ほのぼのエンド… まったくの消化不良感を否めなかった。
長い長い殺人
原作は100万部を記録した宮部みゆきの同名小説。登場人物の「財布」の目線が持ち主の日常や心の闇を浮き彫りにする、とあったのだが…
原作を追っていないので何とも評し難いが、財布目線のストーリー展開は擬人的でなかなか面白いとは言え、物語の核心には大して役立っている様子もなく、何が画期的なのかと問われると非常に悩ましい…
で、あろうことか、こちらも真の悪党の結末が曖昧で何とも腑抜けた終わり方…
流石に2作続けて消化不良ともなると、自分の感覚を疑うより他ない。
…という訳で、誰か観た人がいたら、上記2作品の面白さを是非拝聴いたしたく。
とことん共感得られん原因が、こんなところに転がっているのかも知れない。
ちっとも面白くなかった。
破滅願望
世界が破滅すればいい、という願いがなければゲームの世界観は成立しない。
正義の味方の正体
愛息とジュウオウジャーを観ていて、ふと閃光が走った。
正義の味方って、意外と大したことないな。
自分自身が正義そのものである必要がない。
単に「味方」だと云っているだけだもんな…
そんなこんなで、皆さんも似たり寄ったりやろ?w
僕も正義の味方や。あとよろしく~☆
正義の味方を名乗る派閥をチートと呼ぶ。
そんな感じで♪
you cannot save the world
世界は君を必要としていない
君を必要とする世界を創るのは君だ
【YouTube】Sting - Shape Of My Heart (lyrics)
Sting - Shape Of My Heart (lyrics)
何となく想起されたので。
或る阿呆の話 - 億劫男の呪文
どういう経緯でこうなったかのかは定かではないが、ひとりの男が複数の男たちに囲まれていた。見るからに屈強そうな体格の良い男たちがジリジリと間合いを詰めてくる。まさに一触即発の危険なムード。そんな渦中にありながら、囲まれた男は億劫そうな表情を浮かべるだけで、少しも動じている様子はなかった。
「お前らまとめて相手するほど、お人好しのつもりはねえんだがなぁ…」
「うるせえっ! 手前の御託は聞きたくねえっ!!」
性格が歪むほどの大金
以前、性格が歪むほどの大金掴ませろや、と思っていた時期があったのだが、元々、歪んでいたら、どうなるのだろうか?
歪んでいたものが矯正されて美しくなる?
それは、どーだかw
さておき…
大金を掴んだときのメリットとしては、選択肢が増える、という一点に絞り込まれるだけではないだろうか?
資本主義ベースで考えれば、綺麗事抜きで否が応にもそこに落ち着くはずだ。
で、冒頭のロジックでいくと、選択肢が増えたにも関わらず性格が歪んでしまう、と。
どーゆーこと?