2006年6月 アーカイブ[10]

絶対と四字造語

絶対と云う価値観を追わないからこそ得られる絶対。

輪世色境(りんぜしっきょう)
郭界彩界(かっかいさいかい)
滲歪混溶(しんわいこんよう)

覚え書きとして。

More ▶

Jazzと煙草と

人間並みの体温に戻り、少し浮かれていたが、モニタを見詰めながら、ふと思った。

やはり、俺はひとりが似合っているんだな、と。

軽快な Swing Jazz を BGM にセブンスターを燻らしながら苦笑を浮かべて小休止。

あと、ひと息だな…

心の呟きを文字にしたため、傾いだバランスに酔う──。

アルコールは入れていない。
しばらくはお預けだ。

自分自身に対する褒美くらい、せめて彩りたい。派手な演出は要らない。

ただ、心地好い静寂があれば、それで良い。
静寂が心地好ければ──それだけで良い。


Jazz と煙草と── vincent. is here...

一方的に想いを寄せる孤独を愛でてやる。

More ▶

taste of honey

耳許で囁かれる声 花園で潤む雫

舌を絡ませ 丁寧に舐め取れば
甘美な波紋が 静かに押し寄せる

近くて遠い人
遠くて一番近い人

遠くても一番甘い人──

More ▶

表裏一体の必然

浮世離れしたレイヤー。

人は現実の中に幻想を求め、幻想の中にイメージを見出す。イメージだと認識しつつも、それを幻想として括り切れない。

More ▶

Hard-boiled Vortex

ハードボイルド──。

卵の調理方法のひとつ。固茹での意から転じて、冷酷な、非情なの意として定着。

第1次世界大戦後、アメリカ文学に生まれた創作スタンス。現実の冷酷や非情な事柄を情緒的表現を抑え、簡潔な文体で描写。

More ▶

心地好い焦燥感

目を閉じても浮かんでくる、君の笑顔が眩しくて──。
その笑顔が曇りやしないかと、虚空を睨んでぐっと堪えるのさ。

安心感に埋没してる訳じゃない。

狭いゲージに閉じ込めてごめんよ。
今すぐにでも連れ出したいけれど…

その時はきっと来るさ。必ず訪れる。
きっと、それが自然の流れ。
溶け合うような自然の流れ──。

身も心もジリジリと焼き焦がされるような想いで…


心地好い焦燥感──。


溶け合うような自然の流れに身を任せ、
我が魂の命ずるままに──。

More ▶