だろ?

「よぉ、知ってるか?」
「どしたい?」

「人生一度切り、故に楽しむべきだ、なんて言ってる奴が一番信用ならねえんだ」
「ほう、根拠は?」

「俺がそうだからさ」
「なるほど。そいつぁどこぞの立派な経典よりありがてえ教えだな」

「だろ?」

More ▶

要約すると無味乾燥

タイトル通り。
一例を示したい。

知らないことのほうが多いことを
知っていることのほうが少ない

知っていることのほうが少ないことを
知らないことのほうが多い

これを要約すると?

未知以外は既知
既知以外は未知

間違っていないだけで何とも味気ない。
ややもすると駄文感に拍車が掛かる顛末。

More ▶

旅人ジョニーの息子

旅人 ジョニーの 息子
ジャーニー ジョニー ジュニア

旅人 ジョニーの 息子
ジャーニー ジョニー ジュニア

逃げ足 滅法 何のその
アラ エッサッサ〜

逃げ足 滅法 何のその
アラ エッサッサ〜

どっこい 気立ては ナイスガイ
ややこい 揉め事 専門外

好きな 食べ物 カオマンガイ
ドアの 開け閉め 蝶番

頭脳明晰 規格外
常識ルールは 適用外

俺様ルールは たったの みっつ
従え 平伏せ 奉れ
従え 平伏せ 奉れ

何様 殿様 お姫様
最初に 俺様 ゆーとるやん

*冒頭からリピート

↑これに好きーなリズムを乗せて是非発声されたし
黙読とはまた違ったエンターテインメントを味わえることだろう

そんな感じで♪

___ spelt by vincent.

対の概念考 - 二元論にて

あらゆる「対の概念」について二元論にて考察したい。

対とは、正負、善悪、陰陽など対義語で表現されている概念だ。
対を成す両者はどこまで行っても決して交わることなく常に並行を保っている。

二元論とは、乱暴にいえば「両者の主張を肯定して論ずる」ということだ。
平たく、正義の味方には正義の味方の是があり、悪者には悪者の是がある。
それらを善悪の分岐で振り分けることなく(差別せずに)、双方の言い分を肯定する、ということだ。

ま、大抵は一元論(自身の好都合)で論ずるのが人間の性だと思うが。
それでは論理的思考はできないのだよ、日常に埋没しておる凡庸な輩共よ。←はい、コンプラw

More ▶

キモいな、お前

「だーかーらー! さっきから何べんも同じこと言ってんじゃん!?」
「何べん言われようが分かんねえもんは分かんねえんだよ!」
「どうして? こんなことバカでも分かるぜ!?」
「じゃあ、俺はそれ以下ってことか!?」
「ったく、どーしょもねえな、お前って奴ぁ…」
「ああ、どーしょもなくて悪かったな!」
「それほど難しいこと言ってるつもりもないぜ? ちったあ俺の話も聞けよ…」
「するってえと何か? お前さんの話聞きゃ何でもかんでもキレイに解決するんか?」
「やぁ、そうは言ってねえけどよ…」
「そりゃそうだろうよ。一体何様のつもりなんじゃ? 手前の話聞くだけで何でもかんでも丸く収まるんやったら天下泰平、万々歳。世界は愛と平和で満ち溢れているだろうよ。違うか?」
「違わねえよ…」
「せやろ? 俺様の時間をなんで手前の戯れ事で消費せにゃならんのや?」
「お前、トコトンひん曲がってやがんなぁ…」
「何や? ハム太郎か?」
「そりゃ、とっとこ」
「どーでもえーわい」

More ▶

人間

人間とは、抽象を象った具現物である。

例えば、「頑張れ」という言葉を聞いたら、何について頑張るのかはさておき、「はい、頑張ります!」と返答する。

頑張る、にポジティブ要素がふんだんに含まれているだろうことは想像に難くなく、否定されるケースというのは高確率でないと云える。

だが、頑張る、に具体性は欠片もない。
更に、そうすることによって得られるであろう何得なのか誰得なのかも一切明かされていない。

にも関わらず、先の返答がなされるのは何故か?

More ▶

ボタンの掛け違い

「“自分を律する”って言葉があるだろ?」
「ありますねぇ、何だか堅っ苦しい…」
「なぁに、堅っ苦しく考えるから堅っ苦しくなるだけで実は何てことねえのさ」
「そういうもんですかねぇ…」

More ▶

平等と公平

始まりと終わりは平等。プロセスは公平。

例えば、「人生」で当て嵌めてみる。

始まり=平等
「生まれる」ということに格差はない。大抵がおとやんおかやんの営みによって生を授かる。

終わり=平等
「死ぬ」ということに格差はない。富豪だろうが乞食だろうが、イケメンだろうがブサメンだろうが等しく死ぬ。

プロセス=公平
平等に生まれ平等に死ぬ訳だが、プロセスには「自身の意志」が介在する。
例えば、「生まれたのも死ぬのも平等で、真ん中は公平だ」等と「考えている奴」と「考えていない奴」が「平等」のはずがない。これは善悪や優劣の二元論ではなく「違う=等しくない」ということを言っているだけであり他意はない。

ちょうど、日本の税制「累進課税」と同等の価値観だ。

多く稼ぐ者はより多く課税され、少なく稼ぐ者は相応に課税される。
「納税する」ということにおいては「平等」だが、そこに金銭多寡が生じている以上、「公平」と言わざるを得ない。

More ▶