2019年12月31日(火) 11:11:07 不可能考 ワード/四字造語 不可能 , 可能 , 失敗 , 成功 , 有効 , 無効 , 義 , 草稿 , 魂 「不可能」の対義語は「可能」である。 ──のだが、この言葉の文節は「不可 ‐ 能」なのだろうか。それとも「不 - 可能」なのだろうか。 国語的には後者であると考えられる。 「不 - 可能」。 これは「可能」を打ち消す否定形であり、可能ではない、という意味だ。これを前者の文節で捉え直すとどうだろうか。 「不可 - 能」。 能力(機能)を許可しない、となる。 つまりは「可・不可」のブーリアン分岐である。 enabled or disabled. →有効・無効 More ▶
2019年12月 8日(日) 00:06:49 不疑 ワード/四字造語 理解 , 用人不疑 , 疑人不用 , 義 , 草稿 用人不疑、疑人不用 人を使うならば疑わず、疑わしき人ならば使わず、と言う意味。 中国での経営哲学のひとつだそうだが、疑うような人に使われるな、という従業員の声も聞こえてきそうだ。 疑 =疑う 不疑=疑わない 無疑=疑のない状態 信 =信じる 不信=信じない 無信=信のない状態 これらの定義の差異が、その人足らしめる根幹を物語るような気がする。 前者・後者共に2段目までは能動だ。 自らの意思でそうしている、ということだ。 「疑う・疑わない」「信じる・信じない」→能動・自己選択 3段目、これは客観的な第三者の観点、或いは、その空間を支配している状態定義である。 More ▶
2019年12月 6日(金) 01:04:11 私の存在 .spell 不要 , 他者 , 存在 , 必要 , 意識 , 私 , 草稿 , 輪郭 私の存在はない。 私の存在は輪郭を持たない。 私の存在は私ひとりでは成し得ない。 私の存在は他者という観察者によって初めて認識される。 他者の存在もまたない。 他者の存在もまた輪郭を持たない。 他者の存在もまた他者ひとりでは成し得ない。 他者の存在もまた私という観察者によって初めて認識される。 私はひとりではない。 私という私の主観は私がそう思い込んでいるだけであって、他者にとっては客観そのものだからである。 他者もまたひとりではない。 他者という私の客観は私がそう思い込んでいるだけであって、他者にとっては主観そのものだからである。 More ▶