銀狼、死すべし

覇気と甲斐のない断酒や禁酒は、
断と禁の意義をまるで成さない。

擦り切れた体躯。
軋む体躯を疎ましく感じながら、
転落の茫然自失を嘲る。

 銀狼、死すべし。

真の陶酔に恋い焦がれ、
偽の陶酔に逃避する。

救い難く愚かな銀狼。

やがて、人々の記憶から抹消され、
人知れず、消えてなくなるが良い。

それでも消えない自分がなお哀しい。

人は本当に哀しいと嗤う。
銀狼は哀しくなくても嗤う。

漲る覇気を渇望して、
届かぬ微笑を渇望して、

渇望の渇に呪縛されたまま…

やがて、人々の記憶から抹消され、
人知れず、消えてなくなるが良い。

消えてなくなれ──。

___ spelt by vincent.

コメント (1)

vincent. 2007年9月10日(月) 23:10

それでも証をなけなし刻む。

とぼとぼと。ゆらゆらと──。

君のために生きたい。。。。。

そう錯覚出来る自身が愉快で愛おしい。

生きていればいいことあるさ。

なんてことは思わない。考えられない。

それでも生きてさえいれば…

君を感じることが出来る。

それだけでいいのさ。たったひとつの贅沢。

そのくらいは赦してくれよ。頼むぜ。大将。。☆