2009年12月 アーカイブ[8]

鉄火場

明けて本日午後。西方へ移動。
風水的には吉方位。

思えば、幾多の移動を重ねて来たが、
遠くで汽笛を聞きながら。。☆

そんな感じで♪

___ spelt by vincent.

主観と客観 - あとがき

「大袈裟くらいで丁度いい。デフォルメがデフォルト」

染み渡らないのは、染み渡らせるための創意工夫が足らないからだ。揺るぎない魂の咆哮を、無理矢理、送り付けないからだ。

「しつこい人ねぃ…」
「や、丁寧なだけさ」

溢れんばかりの情熱を性懲りもなく丹念に幾重にも塗り重ねろ。

それを「一流のご機嫌伺い」或いは「心地好い嫌がらせ」と呼ぶ。

「実際、ウザイぜ…」

そんな感じで♪

___ spelt by vincent.

主観と客観・結 - カメラワークの妙

相対的に捉えるまでもなく「主観」と云う観念は「カメラワーク」と換言できそうだ。

 対象物を的確に捉えようとそれを追う。
 その被写体の設定は常に流動的だ。
 TPOによって目紛しく変動する。

これは五感のうちのひとつ「視覚」から導き出した解のひとつだが、凡そ8割以上の判断をこの感覚で処理すると云われている。

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主観と客観・転 - 不要物の頂点

常々、僕は「矛盾」について説こうとしている。否、寧ろ矛盾がデフォルトである、と──。

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主観と客観・承 - 崇高な自己満足

最も主観視しがちな自身を客観視することが慣例化し、上質に洗練されると、「他人に尽くしたい」と云うすべての偽善的ベクトルが崇高な自己満足へと昇華する。

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主観と客観・起 - 自己中心の矛盾

自己を認識する方法手段として、主観と客観とを用いて表現するならば、

自身であると思い込んでいる自身を、傍観者のように客観視している。

──と云えるだろう。

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優しさの条件

現実に齷齪すると余裕がなくなる。
余裕がなくなると優しさがなくなる。

「あなたは蜂蜜の匂いがするわ」
「くまのプーさんだからね」

テイスト・オブ・ハニー。

優しいとロマンティックだ。

___ spelt by vincent.

疼く

疼く。
やまいだれに「冬」と書く。

病的なまでに冬の季節。
芽吹く春を心待ちする。

そして、
ヤマアラシのジレンマ宜しく
その身を震わせる。

 ほんのり残ったぬくもりが
 真ん中辺りに滲みるから
 やる方なくて疼くんだ──。

嗚呼、疼く…

___ spelt by vincent.