アインシュタインの一般相対性理論が正しければ、宇宙は約150億年前に、密度無限大の「ビッグ・バン特異点」と云う小さな点から始まったことになる。
ビッグ・バンから10-35秒後には宇宙は豆粒ほどの大きさになり、絶対温度と云う超高温状態にあったらしい。
それは1/100秒後に10兆度まで上がり、宇宙は今の太陽系ほどの大きさになった。
ビッグ・バンから30万年後には水素やヘリウムなどの原子ができ始めて、それまで不透明だった宇宙が透明になる「宇宙の晴れ上がり」が起きたと云う──。
宇宙が光と熱から始まったとするならば、無論、我々人間もその中から生まれたと云うことになる。
故に、我々人間は皆、光の欠片──星の子供たちなのだ。
2008年8月 アーカイブ[11]
特記事項なし
虚しさばかりが募る。
情熱の空転感。
矛先のない焦燥感──。
虚無は手強い敵。
相手にとって不足はない。
美しく褪めた過去に縋る
完結した現在の蜃気楼。
閉ざされた未来の糧を
さめざめと愛おしむ。
何も見えない。
否、見えているが、手を出せないだけだ。
理由も既知。
故に、虚しさが募るのだ。
冷静沈着な乱気流を
なけなしの愉悦に代えて──。
愉悦の根源
誤解・曲解が生まれる要因は、個々の定義にギャップがあるからだ。
公序良俗の基準値こそ最も曖昧だと感じる。
自身の感受性に耳を傾け、潔く殉じよ。
ナルシズムこそが愉悦の根源──。
他に代替えのない掛け替えのない自身の魂を愛でよ。
我が魂の命ずるままに──。
成功の定義
何を以て成功とするかは定義の差異によって無数に分岐するが、気分が良いか悪いかの判断杓子に帰着する。
自己満足度の高い愉悦を求道せよ。
何故、両翼を纏うのか?
望まぬ非実在が実在化したときにそれを呑めないのは、可能性の欠片の認識不足──拒絶しているだけであり、現状把握能力の乏しい、虚弱で臆病な精神回路である。
迎合と自己欺瞞、妥協と覇気の喪失は、紙一重の僅差である。
常識とは、流動であるにも関わらず、安定を望む呉越同舟の世界観である。
故に、両翼を纏う──。
No meaning, No reason
人生に意味なんてない。
人生に理由なんてない。
生まれたと云うことが既に結果なんだ。
泣こうが喚こうが何も変わらない。