救われないほどに救われている人は救いを欲さない。
そんなことをふと思った。
救いを求めているうちはまだまだ。
2005年9月 アーカイブ[6]
果てしない ふたりの世界
刹那で 猫の目のように 揺れ動く
強気の波と 弱気の波が 交互に襲ってくる
止め処なく流れ出る涙は そのままに
溢れ出る涙に ひと欠片の嘘もない
気が済むまで 泣け
そして
心と躰を 流れてゆけ
言い得て妙
溢れる想いが 溢れるから
いつでも 足りない 満たされない
「過ぎたるは及ばざるが如し」とは、
なかなか どうして
言い得て妙だなぁ、と
そんなことをふと思う。