義務と権利について、精神衛生上の基盤として的確に配置すると、重く垂れ込めた暗雲が一気に晴れ渡るような爽快感を味わえることがある。
「義務と権利考」──である。
「義務」というと、「義務感に駆られて」などが思い浮かび、鬱々としてしまうものだ。
一方、「権利」というと、特に主張することもないのに使わないと何だか勿体ないような錯覚さえ起こしたりする。
法律的には「義務を怠る者は権利を主張できず、権利を主張するなら義務を果たせ」との相互補完を説かれる。
そこで、権利、権利といい気になって浮かれていた部分が諫められ、自身の義務行使についての審議が始まる。やぁ、ゆーほどやってへんかも… 今回は引っ込んどくか…