vin.spell | the spiritual ruler's monologue tag:spell.vincent.in,2016-02-19://2 2017-11-11T00:14:07Z ここは言の端の集積所 時に移ろい 時に動じる 水面に漂う 木の葉のように 路傍に荒ぶ 芥のように── Movable Type Pro 4.28-ja 愉快 tag:spell.vincent.in,2017://2.2808 2017-11-10T23:54:32Z 2017-11-11T00:14:07Z vincent. 46年生きてきたが、なかなかどうして不愉快だ。

ただ、これほど生きても尚、不愉快であるということを知り得たことが愉快でならない。
45年しか生きていない者には、この気持ちは分かるまい。

それは、僕もそうだったからだ。


なぜ何もないのではなく、何かがあるのか
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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俺様ルール tag:spell.vincent.in,2017://2.2807 2017-11-09T21:45:49Z 2017-11-09T21:51:47Z vincent. 「簡単な話さ。俺の云うことをみっつだけ利けばいい」
「みっつ」
「こんな簡単な話、ないだろ?」
「それは?」
「従え。平伏せ。奉れ」
「何様だし…」

Not at all.

*2017.09.14・草稿

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無知の特権 tag:spell.vincent.in,2017://2.2806 2017-10-22T23:24:35Z 2017-11-10T08:41:53Z vincent. 無知の特権としては、幸福すら定義できないことにあるが、そうでない者の云う「無知は幸福」とでは些か主旨が違う。

幸福とは、無知でない者の云う無知とは違った領域で──例えば、経験則なりで得た邪魔くさい知見なりを、すべて跳ね除けるだけの破壊力を備えているからだ。

無知≒情報弱者だとすると、情報弱者が幸福なのか、という問いと同等であると考えられるからだ。

要するに、無知は幸福ではない、ということ。

知らなかったがために、享受でき得た待遇なり境遇なり機会なりをみすみす逃してしまう、といったケースは十分にあり得る。

「無知は罪」という言葉もあるくらいだ。私見としては、罪ではなく「罰」のような気がしてならないが、さておき…

知的好奇心の剥離は、知的生産活動の大いなる妨げとなる。無論、対象の興味にも左右されるだろうが、その有無に依存した言及ではない。

知的好奇心そのものをなくしてしまっては、知的生産活動の前に生命活動を維持できないだろう、と云っているだけだ。

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義務と権利考 tag:spell.vincent.in,2017://2.2805 2017-09-15T00:17:35Z 2017-09-15T00:25:29Z vincent. 義務と権利について、精神衛生上の基盤として的確に配置すると、重く垂れ込めた暗雲が一気に晴れ渡るような爽快感を味わえることがある。

「義務と権利考」──である。

「義務」というと、「義務感に駆られて」などが思い浮かび、鬱々としてしまうものだ。

一方、「権利」というと、特に主張することもないのに使わないと何だか勿体ないような錯覚さえ起こしたりする。

法律的には「義務を怠る者は権利を主張できず、権利を主張するなら義務を果たせ」との相互補完を説かれる。

そこで、権利、権利といい気になって浮かれていた部分が諫められ、自身の義務行使についての審議が始まる。やぁ、ゆーほどやってへんかも… 今回は引っ込んどくか…

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【YouTube】動画検索:Duran Duran tag:spell.vincent.in,2017://2.2804 2017-09-14T15:06:29Z 2017-09-14T15:10:25Z vincent.

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【YouTube】Duran Duran - The Wild Boys tag:spell.vincent.in,2017://2.2803 2017-09-14T13:47:51Z 2017-09-14T15:08:29Z vincent.


Duran Duran - The Wild Boys


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幸せの形 tag:spell.vincent.in,2017://2.2802 2017-08-31T00:17:23Z 2017-08-31T00:25:46Z vincent. 結婚しなくても幸せになれるこの時代に、
私はあなたと結婚したいのです。



ゼクシィのCMで流れたフレーズに微妙な違和感を覚えた。

前時代的な思想で云えば、女性の幸せは結婚が一手に担っていた。そうすることが何よりも幸福である、と信じられていた。

婚期については、クリスマスケーキに擬えられたりもした。24過ぎたら半額セール、等々。

「売れ残り」なんてフレーズは立派なセクハラとして訴えられても可笑しくない時代なのだろう。やぁ、奥歯に物が挟まりやすい時代になったもんやw


男女同権が叫ばれてから久しい昨今において、結婚だけが幸せだとは言い難い時代背景だと云える。

そんな最中、先のフレーズがすんなり入って来ない僕は、些か頭が固くなったのだろうか?

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安心してくれ tag:spell.vincent.in,2017://2.2801 2017-08-28T23:35:38Z 2017-08-28T23:40:43Z vincent. もし、きみの想いが
届かなかったとしても

安心してくれ

世界は何も変わらない
何も変わらないんだよ

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頬を伝う温かさは何を語るのか tag:spell.vincent.in,2017://2.2800 2017-08-23T08:54:49Z 2017-08-25T00:10:57Z vincent. 駅のホームへ滑り込んできた電車に乗ろうと、僕は足早に妻と子を追い抜いた。
子は電車好きなのだが、どういう訳だか乗車前に愚図ることがままある。大抵、大した理由もなくそうなるのだが、僕はうんざりした表情を浮かべると、妻が宥めているのを尻目に彼らを置き去りにしたのだった。

ちょうど、車輌が変わるくらいの距離で振り返る。何とか聞き分けて乗車するようだったが、ホームの柱が邪魔で視界が遮られていた。僕は電車を指差し、乗れる? と合図を送った。妻も子も乗るか乗らないか、何とも判断に迷う曖昧な挙動をしていた。

見兼ねて飛び乗った。ドアが閉まる。スルスルと電車が走り出すと、ホームには妻と子の姿が──。何だよ、乗ってねえのかよ… 僕の心の声が届いたのかどうなのか、電車は音もなく停車した。

虚を衝かれたように車内を見渡した。僕以外に乗客はいない。僕が乗った車輌は先頭車輌ではなかったはずなのに前方が見渡せた。何だ、これは…

硝子越しに子の姿が浮かんだ。

「パパ、僕たちは先に行ってるからね。待ってるよ」

そう云うと、スライドの電源が落ちたかのように硝子スクリーンからフェイドアウトした。僕は眼を瞠った。嫌な予感が全身を駆け抜けたからだ。

先に行く? 電車に乗ってないのに? どう考えても可笑しいだろ… それに何だ、あの哀しげな笑顔は… ガキができる表情じゃねえぞ。そう云えば、妻が後ろで膝を折って坐り込んでいたな… ひょっとして──?

僕の忌まわしい思考を掻き消すかのように、誰かが喚いているのが耳に飛び込んできた。我を取り戻すと、駅員と思しき眼鏡を掛けた女性が何事かを伝えてきた。

「大丈夫ですか? 今、緊急停車しましたがお怪我はありませんか?」

多少は揺れたが、そこまで大袈裟なものか? 僕は大丈夫ですよ、と応えた。

「そんなことより、僕の妻と子供を知りませんか? さっきまでホームに居たはずなんですが…」

そう訊くや否や、女性駅員の顔色が曇り僕から視線を背けた。

「それが… 我々も手を尽くしたのですが…」

再び瞠目した。僕の嫌な予感は外れることのほうが少ない。堰切ったようにその場から駆け出した。先程まではわんさといたであろう周囲に人影はない。多分、心情的なものがそうさせているのだろうと高を括り、全身を襲う嫌な予感と格闘していた。

轢死──僕は彼らの死を予感していたのだ。

何処だ、何処に居るんだ、一体…

線路沿いの柵伝いを並走した。乗り越えられそうな、なるべく低い場所を探しながら。途中、腐って落ちそうな柵に当たった。片手で乗り越えようとしたとき、

「そんなところから入っちゃダメですよー」

と声がした。半分、躰が宙に浮いた状態で声のした方向に視線を向けると、僕の子がケタケタと愉快そうに笑っていた。そのまま、ガラガラと崩れ落ちた。

彼らは駅長室と思しき部屋で保護されていた。僕から彼らとの距離は数10メートルといったところか。ゴムボールか何かを蹴って遊んでいる。崩れ落ちたままの僕の目頭には熱いものが込み上げてきた。生きてた。良かった…


──と、ここで目が覚めた。時間にして5分、10分だろうか、否、2、3分かも知れない。最近の睡眠不足が祟ったか、いきなり落ちたのだった。


久しぶりに頬を伝う液体の温かさを感じた。
夢で良かった、本当に──。

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愛と愛情 tag:spell.vincent.in,2017://2.2799 2017-07-18T10:31:40Z 2017-07-18T10:36:50Z vincent. 愛は刹那の輝き。
目映い光を放って一瞬で消失する。

継続するものはすべて利害。
利害がなければ物事は継続しない。

故に、愛は継続しない。


愛を継続させるためには愛情が必要だ。
愛情とは、利害で括れぬものを括ることのできる唯一の詭弁なのだから。

愛はなくとも情は残る。
詰まるところ、利害ということだ。

*2017.06.25・草稿

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Seek and destroy tag:spell.vincent.in,2017://2.2798 2017-06-25T08:08:57Z 2017-07-09T09:23:39Z vincent. 「『探さないでください』てな『探してくれ』のメタファーだろ?」
「そうだな」

「じゃ、『乞うご期待』てのは?」
「そんなの… そのまんまだろ」

「そのまんまとは?」
「や、『期待しててねー』とか何とか… 裏なんかねえよ」

「そりゃ、順接通りと云いたい訳だな?」
「まぁ、そーゆーことだな」

「だったら可笑しいじゃねえか」
「何が?」

「乞うてるのは発信者の側なんだぜ?」
「──!? どういうこと?」

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緩叙法による言葉遊び tag:spell.vincent.in,2017://2.2797 2017-06-25T02:51:46Z 2017-06-25T07:45:34Z vincent. 「心配しないで済む方法しか知らない」
「婉曲だが頼もしいな。それは?」
「安心すること」
「なる程。安心する方法は?」
「知っていれば心配しない」

*2017.06.24・草稿

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憧憬の念 tag:spell.vincent.in,2017://2.2796 2017-06-24T17:14:30Z 2017-06-25T07:43:53Z vincent. 義を見てせざるは勇なきなり

誰彼見られてなかろうと
名もない野花が咲くように
自身にとっては極々自然

そんな当たり前のことが
当たり前だと思える男──

そんな男に憧れる

*2017.06.09・草稿

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意気消沈 - いろはにほへと tag:spell.vincent.in,2017://2.2795 2017-06-10T06:56:03Z 2017-06-12T14:44:36Z vincent. lady_flower.jpg

「なぁ、随分前に、花の美しさがどうのって云ってたよな?」
「おお。そんなこと云ってたな」

「事実を言葉で写生とか何とか…」
「よく覚えてるな。まぁ、名リリックだからな」

「で、不意に思い出したんだが、花は頭のてっぺんに生殖器を掲げているんだろ?」
「そうだな」

「花が枯れて、ごっそり落ちたら?」
「花が枯れて、ごっそり?」

「そう。ハラハラと、花びら1枚ずつとか散っていくならまだしも──ごっそりだぜ?」

顔を見合わせる二人。

「まぁ、今朝、庭でそんな光景を目撃したからお前の言葉を思い出したんだがな…」
「余計なこと思い出してくれたもんだぜ…」


色は匂えど 散りぬるを
我が世 誰ぞ 常ならむ──

「しょっぱいのぅ〜」

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心到 tag:spell.vincent.in,2017://2.2794 2017-06-03T13:23:42Z 2017-06-03T13:30:34Z vincent. 練られていない文章には作為がない。
余計な虚飾が取り払われているからこそ心に染み入る。

一服の清涼感。

浸透は心到する。

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【YouTube】Skid Row - Little Wing tag:spell.vincent.in,2017://2.2793 2017-05-16T01:57:20Z 2017-05-18T00:54:03Z vincent. 朝からジミヘンのリトル・ウィングが頭の中でリフレインしていて、なかなか格好良いのを見つけたので。

Skid Row - Little Wing (Official Music Video)

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命の遣り取り tag:spell.vincent.in,2017://2.2792 2017-05-11T23:55:29Z 2017-05-12T00:08:31Z vincent. 穏やかじゃないのは百も承知で。
知らざぁ云って聞かせやしょう。

命の遣り取りてな何も刃傷沙汰にんじょうさたとかじゃなくてね。
魂の交流な訳よ、分かる?

それをね。
どこの馬の骨だか分からねえクソ唐変木が
さもありなんてな調子でドヤ顔したり顔。
ツンとおすましスマイル・フォー・ミー。

木っ端ズル剥けクソ能書き垂れて来やがる。
こちとらペテンにパチパチ東京エレキテル。

って、まぁ、フツーに鶏冠とさかに来てるってことね?
分かるかしら、この想い(はぁと)

お願い! 気付いて分かって汲み上げて!
サルベージ・マイ・マインド(爆)

そんな感じで♪

*2016.05.19・草稿

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意味・理由・目的 tag:spell.vincent.in,2017://2.2791 2017-05-07T13:25:48Z 2017-06-19T22:43:11Z vincent. 意味・理由・目的。この3点を物事の成就に据えたとき、動機としては十分相当すると考えられる。

~をする意味。
~をする理由。
~をする目的。

それぞれが明確であれば、その物事が成就する確度は高まる。本気さ・真剣さの度合い、とも云える。

また、この3点は相互補完の関係であるとも云える。

意味があるから理由が立ち、理由があるから目的に繋がる。そして、その目的こそが意味なのだ、と。

或いは、このチェーンは順不同だ。どこを起点としてもグルグルと旋回する。然るに、動機の基軸はこの3点からと云っても過言ではない。

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tone of voice tag:spell.vincent.in,2017://2.2790 2017-04-23T22:00:49Z 2017-05-18T06:03:56Z vincent. 「何を云うか、誰が云うか──」
「?」

「そんなことよりも、どんな声で云うか」
「──」

「それが問題なのさ」

そう云うと、男は笑みを浮かべた。

「なる程、そうかも知れないな」

出し抜けに真理めいたことを聞かされた男の口許も僅かに緩んでいた。

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平身低頭 tag:spell.vincent.in,2017://2.2789 2017-03-05T01:58:40Z 2017-03-05T02:07:52Z vincent. 若いうちにカリスマを体現すると、
トシ喰ったときに勘違いしやすい。

平身低頭。

実るほどこうべを垂れる稲穂かな。

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