2016年6月 アーカイブ[2]

或る阿呆の話 - 億劫男の呪文

どういう経緯でこうなったかのかは定かではないが、ひとりの男が複数の男たちに囲まれていた。見るからに屈強そうな体格の良い男たちがジリジリと間合いを詰めてくる。まさに一触即発の危険なムード。そんな渦中にありながら、囲まれた男は億劫そうな表情を浮かべるだけで、少しも動じている様子はなかった。

「お前らまとめて相手するほど、お人好しのつもりはねえんだがなぁ…」
「うるせえっ! 手前の御託は聞きたくねえっ!!」

More ▶

性格が歪むほどの大金

以前、性格が歪むほどの大金掴ませろや、と思っていた時期があったのだが、元々、歪んでいたら、どうなるのだろうか?

歪んでいたものが矯正されて美しくなる?

それは、どーだかw
さておき…

大金を掴んだときのメリットとしては、選択肢が増える、という一点に絞り込まれるだけではないだろうか?

資本主義ベースで考えれば、綺麗事抜きで否が応にもそこに落ち着くはずだ。

で、冒頭のロジックでいくと、選択肢が増えたにも関わらず性格が歪んでしまう、と。

どーゆーこと?

More ▶