性格が歪むほどの大金

以前、性格が歪むほどの大金掴ませろや、と思っていた時期があったのだが、元々、歪んでいたら、どうなるのだろうか?

歪んでいたものが矯正されて美しくなる?

それは、どーだかw
さておき…

大金を掴んだときのメリットとしては、選択肢が増える、という一点に絞り込まれるだけではないだろうか?

資本主義ベースで考えれば、綺麗事抜きで否が応にもそこに落ち着くはずだ。

で、冒頭のロジックでいくと、選択肢が増えたにも関わらず性格が歪んでしまう、と。

どーゆーこと?

逆に、小銭で齷齪あくせくしているほうは選択肢が少ない分、悩みも少ないって?
や、少なけりゃ少ないで悩むわい!苦笑

だが、ここにヒントがあるような気もする。

プログラム的に考えると、選択肢が増えるということは、詰まるところ、条件分岐が増える。そうなると処理が追い付かず、間違える確率も上がる。要するに、リスクを背負う、ということだ。

ハイリスク・ハイリターン。
元金の違いがもたらす当然といえば当然の結果だろう。

このフレーズはビジネスでも耳にするが、別の例えだとギャンブルでも挙げられる。
人生と云う名のギャンブル、などという使い古されたチープなデタラメはさておき…

金銭におけるハイリスク・ハイリターンは何処まで行っても数字で片が付く。数字で表せる以上、それ以上でもそれ以下でもない、ということだ。

例えば、抱えた負債なりで命のやり取りにまで及ぶケースがあるかも知れないが、それもまたその程度のことだ。資本主義ベースで考えれば、大枚を生み出すような命でなければ余り価値はない。

こんなことを綴ると、耳障りの良いヒューマニズムベースが顔を出し、宿命や使命が取り沙汰される場合があるが、宿命とは生まれたことそのものであり、使命とは宿命が尽きるまで生きるだけのことである。それ以外の大仰な思想なりはすべて気休めだ。

人間とは余剰の余剰の上に成り立つ、地上で最も無価値で浅ましい存在なのだから。



──と。ん、十分歪んどるわいねぃw

これ以上、歪む自信はないのだが…
性格が歪むほどの大金掴ませろや!w

そんな感じで♪

___ spelt by vincent.