ここのところ暑さのせいも重なり、睡眠不足が続いた。溶けるように眠りに落ち、気が付けば午前10時を回っていた。
ある人からメッセージが届いていた。
強さと弱さの折り混ざった文面に義侠心が奮い立った。
2004年7月 アーカイブ[7]
時間軸と空間軸
あなたの 一挙手一投足に
一喜一憂する 自分がいる
電脳の狭間で かすかな光が
──揺れ動いていた
強くあろうとする健気さが
──胸に突き刺さった
あなたが顔を曇らせた理由は知らない
うだるような熱帯夜の中 想いを馳せる
時間軸と空間軸を
飛び越えてしまえたなら…
「わたしは あなたの味方」
どうにかできることなら
どうにかするだろう
どうにもできないことだと
分かっていても…
ただ どうしようもなく
切ないほどに もどかしい…
まともな人に会いたくて
いつからか
これほど寂しがり屋だということを
今まで 気付かず 過ごしてきた
煙草二箱
今までの苦労が報われたと感じたのは、正論や言葉では何も伝わらない、ということを肌で感じたからだ。
些細なことでも感情が微妙に揺れ動く。
「期待通り」の対極にささやかな幸せが隠れている。
歩みは遅くとも己の義に忠実であれば、こちらの思惑は徐々に相手に浸透する。
これを「洗脳」という。
「期待通り」とは、良い意味でも悪い意味でも、両方に使える言葉だ。
良い意味のほうは達成感や成就感が得られ、悪い意味のほうは絶望感や諦めが付きまとう。
「期待」とは、必ずしも良い結果ばかりを待っている状態ではない。悪い結果が、望まない結果が想定できたとしても、悲しいかな、人は、やはり「期待」を抱く。