会者定離 転じて 得者譲理
- 会者定離【えしゃじょうり ゑしやぢやうり 1-1 】
- 〔仏〕会うものは必ず別れる運命にあるということ。世の中の無常なことをいう語。
〔遺教経「世皆無レ常、会必有レ離」などから出た語〕
この定義に対する韻を踏んだ新規解釈。
- 得者譲理【えしゃじょうり】
- 得る者は理を譲る、と云う意。
「得る」を「得する」と取っても大差ない。
果たして「理」に何を据えるか?
それが一番の問題だろう。
会者定離 転じて 得者譲理
この定義に対する韻を踏んだ新規解釈。
果たして「理」に何を据えるか?
それが一番の問題だろう。
優しさとは、丁寧さの度合いである。
故に、手を抜くと、うまく伝わらない。
一連の過程を踏むからこそ、浸透する。
──のではなかろうか。
故に、「優しい」の対義語は「億劫がる」である。
億劫がる人に優しさを感じられないのは、
実は、こう云うことなのかも知れない。
優秀な心療内科医には更に優秀な心療内科医が必要だが、救世主は救世主を欲っさない。
ヒーローは助けを請わない。縋らない。
エッヂを暈すな。シャープたれ──。
以前、著書のコラム欄で綴ったフレーズだが、これが「アンチエリアス」のアンチテーゼだとすると、「曖昧美威」はそれに対する更に被せたアンチテーゼである。
般若心経の「色即是空、空即是色」。
この教えが「肯定の否定→その否定の否定→その否定の否定」だとすると、同様の「脳内切り刻み」が行われている作業・行程だと云えるだろう。
つまり「脳内撹拌」とは、こう云うこと。
そして「自縄自縛」の真の意味を知る。
云わずもがな「I, My, Me」が語源である。
ね? 結構、いい加減で美しいでしょ?w
「花を美しく感じるのは何故だか知ってるかい?」
「どうしたんだ、藪から棒に… 何故なんだい?」
あと少し… もう少し……
足りない何か。埋まらないもの。
埋められないものを
足りない何かで埋め合わせ、
やがて飽和する。
過分と不足──。
いずれに傾いでも、何も埋まらない──。
「大人の永遠」は「すごく長い時間」と云う意味だ。
「大人の絶対」は代替えを見つければ、そちらに揺らぐ。