心境の変化

無菌室で過ごしている訳ではないので最低限のプロテクトが必要だ。

免疫がない訳ではないが、最低限の自己防衛は必要だ。

改めて自身の甘さとズレを感じた。

他人は自身が思っている以上にとても残酷で醜悪だ。

自身の真意や本意は何人たりとも理解不能。

 来る者拒まず 去る者追わず

自身が谷底を這いずり廻っているとき、他人は嘲笑の観点でしか見ないことを再認識し、痛感する。

自身の真意や本意は頑なに覆い隠すべきだ。傷つき、無力さを思い知り、不甲斐なさや遣る瀬なさを感じるのは他人ではなく自分自身なのだ。

魂の器に代替えは利かない。他人の目に映る自分の姿でしか自分は評価されない。

良い評価は望まない。突出するのではなく、闇に紛れるくらいがちょうどいい。

自分は自分が思ってるほど他人からは必要とされていない、ということを顕在的にも潜在的にも思い知るべきだ。

 当て処なく ただ ゆらゆら


俺が気を許して良いのは本当に気心知れている、俺が感じる美しい人間だけだ。

手痛いしっぺ返しはもうご免だ。
元凶はすべて自分自身の甘さ。

泥沼の中で美しく咲き誇る蓮の花は、他の想像を遥かに超越したところで強く気高く──脆く儚く存在している。

___ spelt by vincent.