晒せ。解き放て

「晒す」という行為。自虐的な行為。
「云わぬが華」の美徳は地の底に失墜した。

晒すタイミングが晒しどき。

右脳の命じるままに。
思考するのではなく感じよ。
己の内なる true を捉えよ。

己の感じたすべての事象は、余す所なく限りなく真実に近い。


制約や禁止は己が己自身で施錠する、という魂のポテンシャルを封じ込めるための不安全ロック。

「余裕」──精神的なゆとりから多くのものを得られる。


キャパシティに限界があるとするならば、限界を感じる前に、山の中腹辺りをゴールと想定し、最後まで登山し続けることを諦める。


解き放て。

経験を積み重ね、手痛い仕打ちに藻掻きながら、傷つくことから目を逸らさずに。

魂を解き放て。

喉が裂けるほど咆吼せよ。

晒せ。解き放て──。

___ spelt by vincent.