美食家と悪食家の会食。
脇目も振らず頬張る悪食家を見遣り、
行列には決して並ばない美食家が云った。
「何処で何を喰うかより、誰と一緒に喰うかが問題だ」
悪食家が片眉を上げる。
徐にナプキンで口許を拭うと、悪戯っぽく囁いた。
「何処で誰を喰うかより、何と一緒に喰うかが問題だ」
美食家の食指が一瞬止まる。
「成る程。面白い」
口許には冷淡な笑みが浮かんだが、
笑みが解けると、やがて糧が運ばれた。
咀嚼とは、ひと筋縄ではうまくない。
___ spelt by vincent.

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美食家と悪食家
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美食家と悪食家
送信元: vin.spell
送信日時: 2010年4月28日 01:11
先に起こした「美食家と悪食家」の解説がてら、 脳内浮遊する球体バブルス共...要するに、蛇足なり...を綴ってみる。 ──「悪食の定義」である。 ...
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