「青」──。
青い。青さ。
若さを表現する色のひとつ。
鍛錬に鍛錬を重ね、研磨に研磨を重ね、
鋭利な刃物のように研ぎ澄まされると、
「青」は「精悍」へと変化する──。
blue to sharp.
紺碧や群青に勝る、リアル・ブルー。
憂いを漂わせた、よりディープなミッドナイト・ブルー。
悲哀を帯びると「蒼」に変わる──。
青。
それは可能性とポテンシャルのオリジン。
欠片ひとつでも拾い集めたい。
否、
這いずり回ってでも拾い集めるべきだ。
2006年5月 アーカイブ[10]
swing(s)
to my swinging sweet.
each time your skirt swings,
my heart swings too. ;-)
___ from your vincent. with love.
God forgotten - 喉元過ぎれば熱さ忘れる
「激しい人なのね」
「表層が点滅しているだけさ」
「どうして?」
「落雷を受けたからさ」
「何故、そんなことを云うの?」
「独り言が大きいだけさ」
24 hours
悔やまれる痛恨の早送り。
タイムリミットは、まだ24時間も残っていたのに…
いつでも、どんなときでも、いつまでも。
自由気ままには一緒に居られない。
そんな焦燥感が根底に宿っている。
悔やまれる痛恨の早送り。
タイムリミットは、まだ24時間も残っていたのに…
ふたりの痛みを知ってか。
空も静かに泣いている。
まだ24時間も残っていたのに──
哀愁然着
愛執染着。転じて、哀愁然着。
男女のおぞましくも狂おしい愛欲。その執着が転ずると、哀愁を然とし、囚われながらもそれを着る。
満たされることなど何処にもないことを知っている魂は大海原を漂う木の葉のように、ただ、当て処なく流離うのみ──。
*未公開→公開
boomerang technique
理解しようとするのは無駄な努力。許そうとするのはキャパシティのひとり押し問答。信じようとするのは一方的で愚かな願望・儚い期待。
バレない嘘と喰えない奴
「バレない嘘がつけるといいね」
と、またひとつ嘘をつく。
「喰えない奴…」
その呟きで喰わしていないことに初めて気付く。