美しい者の傍らにて

大きなこと 小さなこと
そのどちらでもない

やりたいことをやる

理由は ひとつ

やりたいから

義務や焦燥は 何処吹く風ぞ
一番でも ビリッケツでもない

気高く 美しい


孤高とは
依ることでも 依らせることでもなく
気高く 美しく 存在するだけ

何を見せ 何を聞かせ
何を感じさせるか──

それは自分以外の人格が決める
本人の与り知らない部分で
勝手に ひとり歩きするもの

本人のやることは ひとつ

自身を制御する だけ


大きなこと 小さなこと
そのどちらでもない

やりたいことをやる

理由は ひとつ

やりたいから

義務や焦燥は 何処吹く風ぞ
一番でも ビリッケツでもない

気高く 美しい


ただ ひたすらに
真摯に 愚直に 真っ直ぐに
風の吹くまま 気の向くまま

自身の魂の命ずるまま

我が魂の命ずるまま──

___ 女神棟にて


自身の義の為に この身を焼き焦がそう
自身の義の為に この体躯を駆使しよう

代替えの利かぬ 魂の器を携えて
唯一無二の 自身の咆吼を
唯一無二の 自身の魂に刻もう

___ spelt by vincent.