静寂の咆哮

やはり、何も解決しない。
病んだ時間では何も解決しない。

流れるのではなく、積み重なってゆく。
ギリギリと、締め上げるように、ギリギリと…

凝縮された、濃度の高い、重油にも似た、
忌まわしくも、呪わしくも…

重々しい枷が蔦のように絡みついてくる。
ドロドロとした粘液に溶かされるように…

帰りたい。

否、

戻りたい。

繋がっていたあの頃に…

否、

繋がっている、と思えたあの頃に…


時計の針は止まらないが何も流れない。
病んだ時刻が織り重なって刻まれてゆく。


輝いていた眩しい季節。

僕は呪縛されたまま動けないでいる。
置き去りされてしまった…

嗚呼、君に逢いたい… 君に触れたい…

痩せこけた魂に君を注いでくれ…

君じゃなきゃ駄目なんだ…
君じゃなきゃ駄目なんだよ…


壊れそうな自分自身を懸命に制御しつつ、
息を潜めて、──待っている。

何もしない。何もしないよ…

怖いかも知れないけれど…
怖がらないでおくれよ…

僕は君の虜なんだ。
煮るなり焼くなり… 好きにしたらいい。

ただ、放置は勘弁してくれよ…
吼えてくれ。罵詈雑言でも何でも…

君からだったら、何もかも愛おしい…
悩ましいほどに… 狂おしいほどに…


幾ら綴っても何も埋まらない…

情けないほどに… 君に首ったけなのさ……

独り言が大きくてごめんな。
少し黙るよ…


魂の鎖は決して解けたりしない。

それだけは忘れないでくれ──。

___ spelt by vincent.

コメント (1)

vincent. 2007年9月11日(火) 05:19

僕の中では、何も始まっていないし、何も終わっていない。

幻にしては、余りにも鮮明過ぎた…

あれが嘘だったら、一体、何が本当なんだい?

なぁ、頼むから教えてくれよ……

大きな疑問符を置いて置き去りに…

答えを持って行かないでくれよ……

嗚呼、虚しい…………