Webには耳慣れない言葉や不思議な言葉が溢れている。
「SEO」もそのひとつだと感じる。
和訳すれば「サーチエンジン最適化」といったところか。
何とも陳腐な響きだ。
薄羽蜻蛉
現状維持は 退化の兆し
進化の流れ かくも激しく
現状とは かくも儚く 薄羽蜻蛉
下手の考え休むに似たり
しかし 熟慮は動機の羅針
何が見えるか 否 何を見るのか
現状維持は 退化の兆し
進化の流れ かくも激しく
現状とは かくも儚く 薄羽蜻蛉
かくも儚く 薄羽蜻蛉
Emotion
抑圧は大いなる野望への原動力
固く閉ざされた殻を打ち破る時
妨害や障壁は感動を高める要素
苦しさが深い分感動もまた深い
当て処なく ただ ゆらゆら
怒りの感情すら生まれ得ない
大海原を木の葉のように漂う
当て処なく ただ ゆらゆら
Nobody's Perfect
ある女の子との会話から、どうやら俺は「完璧主義者」らしいことが分かった。「完璧なものなど存在しないことを知りながらも、それを追い求める」
何とも切ないオブジェクトだ。
vin.spellとは
「お前の言葉を聞く人間が世の中に何人いるんだ?」
ある人物からこう問われたことをモチベーションとして「vin.spell」を発信するに至ったわけだが、憤りの感情からではないことを断っておきたい。
内容としては、サイト開設時から掲示板で書いてきた「i think about...」や「vincent. voice」の延長線上にあるものと考えてほしい。これらを独立したコンテンツとして切り出した格好だ。いつもの通り、日頃感じたことや自分の考えなどを綴りたい。「不定期日記」と捉えてもらっても構わない。
ただし、それでは一方的な発信になってしまうので、それに対して「自分はこう思う」や「それはどうかな?」などをレスしてほしいわけだ。そのレスに対するレスでももちろん構わない。「ROMってます」だけでも良いと思う。
要するに、発信者、受信者を問わず、ひとつのスレッド(ここでは「スペル」と呼ぶことにする)に対して侃々諤々とディスカッションしよう、ということだ。スペルによってはブレインストーミングのようになるかも知れない。
公序良俗などという改まった文言は好むところではないので、例によって他人の書き込みは一切削除しない。それぞれのベクトルとスタンスに一任したい。矛盾していても何でも構わない。遠慮せず自由に文章表現してほしい。ただし、宣伝告知の類は躊躇なく削除する。
「vin.spell」らしく能書きをひとつ。
Webサイトとは、発信者と受信者の1対1、ヒューマンベースのやり取りだと感じている。それは営利・非営利や企業・個人を問わない。相違点は、それぞれのポジションだけだ。
インタラクティブ性についていえば、「打てば響く」ではなく「打って反応する者だけが響く」ということに何の変化もない。
ビジターとは、「不特定多数」といった漠然とした括りではなく、そのサイトに興味を抱いた、もしくは何らかのモチベーションを抱いた「特定された個人」であって、偶然、漂着した人間であるということは有り得ない。直接URLを入力したか、検索サイトから飛んできたか、あるいは他のサイトからのリンクを辿ったか。いずれにしても、自らの意思によって能動的に目的のサイトへと到達した、いち個人を差す。
したがって、発信者が八方美人的である必要は一切ないと考える。不快感や違和感を覚えた個人が、速やかにブラウズを中止すればよいだけだ。この辺りは、TVのチャンネルザッピングとよく似ている。
「vin.spell」は、「Webで本音トークは難しい」といわれる現状へのチャレンジでもある。男子たるもの常に冒険好きで在りたい。
可能性のない冒険を「無謀」と呼ぶが、まずは、このスペルについて何か感じることがあれば書き込んでほしい。
なお、スペルの文体は意図的に堅くするが、レスはざっくばらんに口語ベースで行いたい。
ちなみに「vin.spell」は「Gospel(ゴスペル)」からネーミングした。
[Gospel]拡張→[Godspell]置換→[vincent.spell]圧縮→[vin.spell]