侍う

侍うべく長を選定すべきである。
本日、改めて痛感した。

自分が十八の頃に受けたファーストインプレッションは、十数年という歳月を経てもなお後光が差していた。

社会的地位として見れば底辺の層かも知れないが、紛れもなく自分自身の能動的、且つ自発的なモチベーションを以てして呼吸している存在があった。

自分は生来からの負けず嫌いで、敗北を認め得ないタイプだが、彼らの前では理屈抜きで屈服することができた。

やはり、煩わしい手続きを踏まねば触れ合うことができない存在より、阿吽の呼吸宜しく云わずとも慮れるポジションが望ましい。

何故、馬鹿が多いのか。非常に悩ましいが、それらも存在しなければ比較の対象として存在意義が絶無であるので、それらの存在を否定するものではない。

自分としては生きとし生ける者すべての存在を肯定し得るし、且つ、認め得、キャパシティ内で消化でき得る。

要は、自分と直接的に関係しない人間が多過ぎる、ということだ。

さしたるオチはないが、無条件で屈服できるベクトルが自分の中で存在し得たことが本日最大の喜びであった。

your pleasure is my pleasure. oh, yeah!!!

___ spelt by vincent.