恋愛の果ての成果物

考えてみれば何ひとつ合っていない。
右といえば左。左といえば右。
大きなことから小さなことまですべてが真逆。

つまり、阿吽の呼吸の対極に立つ。
これが、恋愛関係を長続きさせるための秘訣なのだ、と痛感した。

例えば、仕事から帰って来て、ドカッと腰を降ろして安堵の溜息をひとつ。フィ~、ちかりたなぁ~。こんなとき、テーブルにお茶なりビールなりがスッと出されたとする。

普通なら「お、気が利くねぃ。ありがとう」てなところだろうが、それでは駄目なのだ。

気が利くということは、良くも悪くも結論に至るまでのプロセスが圧倒的に短い。中には早合点、早とちりも含まれているかも知れない。そういった誤解や曲解を解くためにもコミュニケーションや手続きなりが必要なはずなのだが、それらがすべてショートカットされてしまう。

ということは、相手と関わる時間や労力を割く必要が自然となくなってゆく。
詰まるところ、必然、遂には何もなくなってしまうのだ。

お分かり頂けるだろうか?
恋愛とは、極論、無駄を楽しむものだ。

 あーしたい、こーしたい。でも、どーしよう。うまく伝わるかしら。
 こーしようかしら… どーすればいいのかしら…
 ん、あーすればいいわね。やっぱり、こーのほうがいいかも、でも…

非常に鬱陶しい。そして、途轍もなく魂を消費する。
だが、阿吽の呼吸だと、これらの雑事がすべてショートカットされる。

 こーしたい→そーする。以上!

殊更、恋愛に関しては、仕事が出来てはいけないのである。
この超逆説はうまく伝わるだろうか?

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【YouTube】サカナクション - 新宝島

サカナクション / 新宝島 -New Album「834.194」(6/19 release)-

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【YouTube】Alexandros - ワタリドリ

[Alexandros] - ワタリドリ (MV)

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はにかみながらハニカム構造

はにかみながらハニカム構造。

価値観の相違で幾重にも折り重なる雑多な塵芥じんかいボード。

あちらを立てればこちらが立たず。
こちらを立てればあちらが立たず。

不要なものを間引いてゆく。
行間の狭間、言外、何のその。

ドンドン間引いてスカスカにしてゆく。
そんなボードだったら幾重に重ねても通気性は保たれる。

通気性が良いということは風通しが良い。
風通しが良いということは見通しも立ち易い。
見通しが立ち易いということは──

 きっと人間関係も風通しが良いだろう。


はにかみながらハニカム構造。

そんな感じで♪

*湘南新宿ライン・赤羽 - 池袋区間にて

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不可能考

「不可能」の対義語は「可能」である。

──のだが、この言葉の文節は「不可 ‐ 能」なのだろうか。それとも「不 - 可能」なのだろうか。

国語的には後者であると考えられる。

「不 - 可能」。

これは「可能」を打ち消す否定形であり、可能ではない、という意味だ。これを前者の文節で捉え直すとどうだろうか。

「不可 - 能」。

能力(機能)を許可しない、となる。
つまりは「可・不可」のブーリアン分岐である。
enabled or disabled. →有効・無効

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不疑

用人不疑、疑人不用

人を使うならば疑わず、疑わしき人ならば使わず、と言う意味。

中国での経営哲学のひとつだそうだが、疑うような人に使われるな、という従業員の声も聞こえてきそうだ。

 疑 =疑う
 不疑=疑わない
 無疑=疑のない状態

 信 =信じる
 不信=信じない
 無信=信のない状態

これらの定義の差異が、その人足らしめる根幹を物語るような気がする。

前者・後者共に2段目までは能動だ。
自らの意思でそうしている、ということだ。

「疑う・疑わない」「信じる・信じない」→能動・自己選択

3段目、これは客観的な第三者の観点、或いは、その空間を支配している状態定義である。

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私の存在

私の存在はない。
私の存在は輪郭を持たない。
私の存在は私ひとりでは成し得ない。
私の存在は他者という観察者によって初めて認識される。

他者の存在もまたない。
他者の存在もまた輪郭を持たない。
他者の存在もまた他者ひとりでは成し得ない。
他者の存在もまた私という観察者によって初めて認識される。

私はひとりではない。
私という私の主観は私がそう思い込んでいるだけであって、他者にとっては客観そのものだからである。

他者もまたひとりではない。
他者という私の客観は私がそう思い込んでいるだけであって、他者にとっては主観そのものだからである。

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銀色の匙

コーヒーに砂糖を入れていた僕はティースプーンを必要としていたが、今ではブラックだ。

「コーヒーに砂糖入れるんですね。何かイメージと違いました」

とある後輩にそう云われたのを切欠にブラックに転向したのだが、なる程旨い。コーヒー本来の旨さは砂糖を足したのでは決して分からないのだろう。苦味や香りの違いが顕著だ。喫茶店でバイトをしていた経緯もあり、よく知った香りのはずなのだが、僕は今まで何を飲んでいたのだろうか、そんなことを再認識させてくれた。

 なにも足さない。なにも引かない。

ウイスキー広告のキャッチコピーにこんなフレーズがあったことを思い出す。ジャックダニエルをロックで飲む僕がコーヒーには砂糖を入れる。なる程、彼の緩やかな指摘は整合面からすると的確なのかも知れない。流石はデバッガーさん。観点が鋭角だ。

彼のイメージ通りに生き仰せられるかには自信がないが、一緒にいるときくらい、なけなしの幻影を追わせてやってもバチは当たるまい。あちらに看破されなければ、こちらの思惑は配慮として空気に溶ける。


サントリー ピュアモルトウイスキー 山崎

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半角英数字記号と全角英数字かなカナ記号一覧

【半角英数字記号】


abcdefghijklmnopqrstuvwxyz
ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ
0123456789
 !"#$%&'()-^\@[;:],./\=~|`{+*}<>?_

【半角英数字記号(昇順)】

・記号のみ

 !"#$%&'()*+,-./:;<=>?@[\]^_`{|}~

・全部


 !"#$%&'()*+,-./0123456789:;<=>?@ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ[\]^_`abcdefghijklmnopqrstuvwxyz{|}~

【全角英数字】


ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ
abcdefghijklmnopqrstuvwxyz
0123456789

【全角かな】


ぁあぃいぅうぇえぉお
かがきぎくぐけげこご
さざしじすずせぜそぞ
ただちぢっつづてでとど
なにぬねの
はばぱひびぴふぶぷへべぺほぼぽ
まみむめも
ゃやゅゆょよ
らりるれろゎわゐゑをん

【全角カナ】


ァアィイゥウェエォオ
カガキギクグケゲコゴ
サザシジスズセゼソゾ
タダチヂッツヅテデトド
ナニヌネノ
ハバパヒビピフブプヘベペホボポ
マミムメモ
ャヤュユョヨ
ラリルレロヮワヰヱヲン
ヴヵヶ

【全角記号】


、。,.・:;?!゛゜´`¨^ ̄_ヽヾゝゞ〃仝々〆〇ー―‐/\~∥|…‥
‘’“”()〔〕[]{}〈〉《》「」『』【】+-±×÷=≠<>≦≧∞∴
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全角スペース「 」
タブ「 」
イコール系「≒=≠≦≧」

【半角カナ】


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___ spelt by vincent.