絶対と四字造語

絶対と云う価値観を追わないからこそ得られる絶対。

輪世色境(りんぜしっきょう)
郭界彩界(かっかいさいかい)
滲歪混溶(しんわいこんよう)

覚え書きとして。


言葉に意味はない。
だからこそ重ねるのかも知れない。


【追記】

2006年06月27日06:26 vincent.

完全なる個人主義から博愛主義へと昇華すると、世界平和を願う心すら意味を失う。

ただただ、ひたすらに存在している、という事実だけを認識できれば、価値観の相違についての討論は生まれず、陳腐な比較論に身を費やす愚かさを思い知るのみ。

絶対。対を絶した孤高の価値観。
すべては矛盾で構成されていると括りつつも、唯一無二にして君臨する思考の頂点。

真骨頂──。
有頂天とは似て非なる魂の振動。

「絶対」の対義語は国語的に捉えると「相対」だが、数学で捉えるところの「素数」に近い感覚。唯一無二ではあるのだが無限に存在する──ということ。

絶対。
「死」しか当て嵌まらないと感じていたが、その後、様々な絶対を知り、また新たに定義が書き加えられる。

流動的で澱みない価値観の潮流。

願わくば、変化するものと変化しないものの眼力を。
変わって善いものと変わって悪いもの。
変わるべきことと変わらざるべきもの。

輪世色境。
滲歪混溶とする郭界彩界に活きるための術として。

我が魂の命ずるままに──。

2006年06月27日10:15 vincent.

そすう 2 【素数】
1 と自分自身以外には約数をもたない正の整数。1 は素数の中に含ませない。素数は 2 、3 、5 、7 、11、13 ...など無限にあることがギリシャ時代から知られている。
⇔合成数
ごうせい-すう がふ─3 【合成数】
1 と自分自身以外の約数をもつ整数。二つ以上の素数の積。非素数。

2006年06月27日10:18 vincent.

ぜったい 0 【絶対】
(名・形動)
[文]ナリ
[一]
  1. 他に並ぶものがないこと。何物にも比較されないこと。比較や対立を絶した存在であること。また、そのさま。
    「─の真理」
  2. 一切他によって関与・制限されないこと。無条件。
    「上官の命令は─だ」「─の権力をもつ」
  3. 〔哲〕「絶対者」に同じ。
    「唯一─の神」
    ⇔相対
    〔absolute の訳語。明治期には「絶待」とも書かれた〕
[二]
(副詞的に用いる。「に」を伴うこともある)どうしても。なにがなんでも。必ず。決して。
「─間違いない」「─行かない」「─に反対する」

2006年06月27日10:19 vincent.

そうたい さう─0 【相対】
(名)
スル
  1. 向かい合っていること。あい対していること。また、対立すること。
  2. 〔relativity〕互いに他との関係をもち合って成立・存在すること。
⇔絶対
「慰藉といふ事は...何物にか─するものなり/文学史骨(透谷)」
〔明治期には「相待」とも書かれた〕

2006年06月27日10:22 vincent.

position: absolute;

2006年06月27日10:27 vincent.

しんこっちょう ─こつちやう 3 【真骨頂】
そのものの本来の姿。真面目(しんめんもく)。
「─を発揮する」
うちょう-てん ─ちやう─2 0 【有頂天】
(名)
〔仏〕 無色界(むしきかい)の最上天である非想非非想天のこと。色界の最上位の天、色究竟天(しきくきようてん)をいうこともある。
(名・形動)
  1. 喜びで気分が舞い上がっている・こと(さま)。
    「ほめられて─になる」
  2. あることに熱中し他を顧みない・こと(さま)。
    「忠兵衛気も─/浄瑠璃・冥途の飛脚(中)」

2006年06月27日10:36 vincent.

ひそう-ひひそうてん ─さうひひさう─6 【非想非非想天】
〔仏〕 無色界(むしきかい)の第四天で、三界の諸天のうち最高位。わずかに煩悩が残るが、無想に近い境地。有頂天。非想天。非想非非想処。
___ spelt by vincent.