声にならない 悲痛な叫びが
脳裏を 駆け巡る
様々な ベクトルが 交錯し
様々な 思惑が 飛び交う
精神と肉体の均衡が
激しく振動したとき
今まで 培ってきたものが
音を立てて 崩壊する
どこかで ブレーキを踏まねば
どこかで 軌道修正せねば
声にならない 悲痛な叫びが
脳裏を 駆け巡る
その絶叫が 五体を侵す前に
その絶叫が 五体を蝕む前に
どこかで ブレーキを踏まねば
どこかで 軌道修正せねば
PASSION PLAY
サーチライトに照らし出されたものが捜索しているものとは限らない。時には見たくないものまでも暴いてしまう。
暗闇の中を闇雲に彷徨うのも危険だが、サーチライトに依存する心のほうがより危険だ。
携えるのではなく棄てることで見えるものもある。
通らないで済む道に、敢えて突き進む必要はない。
ただ、通ってしまった以上、受動的にではなく能動的であるべきだ。
不要・無用・無意味・無駄。
それらの中から「美徳」を見出す。
絶頂の末に待つ求道を噛み締める。
気分が良いか、悪いか
組み敷こうとするから軋轢が生じる。
独占しようとするから嫉妬心が芽生える。
理解できないことを大義名分に乗せて理由付けしてしまうから、相手のベクトルと自分のベクトルの差分を許容できない。
ちょっとお尋ねしますが
ミーティングを兼ねた気分悪い昼食を終え、某電化製品量販店へ向かいエアコンを物色。
最安値価格のものを選択し、工事日を設定。
カード精算し、レシートを受け取り、領収書を切るために何たらカウンターへ。
魂のバイブレーション
切なさと 悔しさの 渦巻く中
感じ合える者同志の 言の葉が絡み合う
キラキラと 星屑のように
輝きながら 軌跡を残しながら
どんなに装飾を施された
イルミネーションよりも 美しい
オリジナルストーリー
他人のサクセスストーリーは実にくだらんが
他人のオリジナルストーリーは実に愉快だ
いろんな人のオリジナルストーリーを聴いてみたい
菩薩
何かが 少しずつ 変化しようとしている
氷が ゆっくりと 溶け出すように
メルト・ダウン 一歩手前のような
何かが 少しずつ 変化しようとしている
否 変化ではない
元々 宿っていたものが
本来の 在るべき姿が
少しずつ 顔を 出し始めているのだろう
気長に 氷解を 愉しみたい