昨夜半、婚約した。
出会いはいつも唐突。
そして、落雷→電撃→撃沈
「きみにはかなわないよ…」
正直、勝負を降りた男には勝ち負けを論ずることすら身の程知らず甚だしいのだろう。
そもそも勝負を挑んでいない。
ただ、かなわないと云う感覚が五体を支配する感覚。
まさしく屈服。
蹂躙する権限すら明け渡してしまうような…
相手は僕の33コ下。
「20年待つよ」
彼女の愛くるしいまんまるお目目には何が映ったのだろう。
多分、仕事疲れでしなびたオッサンが映っていただろう。。w
ネグラ・モデロと頬を撫でる夜風
土曜日の夜、久しぶりに地元へ帰った。
地元と云っても育ちの地元。足立の僻地。
木曜日の夜、請求書未到達のクライアントに直接、手渡しで持って行った。
事務所から1コ離れた駅前にある居酒屋。
i think about
2月24日(金)大阪へ行った。
アカシックレコードなるインディーズ・バンドのライブ。ライブ会場へ行くのに、かなり手こずるも無事到着。
2、3曲目で不覚にも不覚をとる。
歌い手のしゃがれた声が胸に突き刺さった。
寂しいときには「寂しい」と云う。
悲しいときには「悲しい」と云う。
そんな当たり前のことがうまくできない。
多分、理由もなく頬を伝う液体が今の俺を表しているのだろう。
『かなり病んでるな…』
サングラスをしていて良かった、と苦笑した。
潮流
より多くのものを求めるから、疎外感や喪失感、或いは、寂寥感や孤独感を抱く。
何事も分相応。
己の身の程と丈を知れば、分かり得ぬ事をも知り得る。求めるばかりではなく、ただ、愚直に、直向きに。
厳格さ、辛辣さに怯むことなく、潔を以って真摯に受け止めよ。
目に見えぬ大きな潮流に呑み込まれることなく。
我が魂の命ずるままに──。