意味・理由・目的。この3点を物事の成就に据えたとき、動機としては十分相当すると考えられる。
~をする意味。
~をする理由。
~をする目的。
それぞれが明確であれば、その物事が成就する確度は高まる。本気さ・真剣さの度合い、とも云える。
また、この3点は相互補完の関係であるとも云える。
意味があるから理由が立ち、理由があるから目的に繋がる。そして、その目的こそが意味なのだ、と。
或いは、このチェーンは順不同だ。どこを起点としてもグルグルと旋回する。然るに、動機の基軸はこの3点からと云っても過言ではない。
tone of voice
「何を云うか、誰が云うか──」
「?」
「そんなことよりも、どんな声で云うか」
「──」
「それが問題なのさ」
そう云うと、男は笑みを浮かべた。
「なる程、そうかも知れないな」
出し抜けに真理めいたことを聞かされた男の口許も僅かに緩んでいた。
平身低頭
若いうちにカリスマを体現すると、
トシ喰ったときに勘違いしやすい。
平身低頭。
実るほど
呟き
自分の抱えている悩みや問題なりが最上級で、他人の抱えている悩みや問題なりを軽視する。
これって、さもしいことだよなぁ、と思った。
まったく未知なる世界観でもないから、尚タチが悪い。
職務格差云々ではなく、異業種間で精神交遊すべきなんだよなぁ。
人ってのは、自分でも手を出せそうなことだと、餅は餅屋ってことが頭から離れる。
四十年以上生きてきたが、謙虚な人ってのに出会った記憶がない。
手本がないんじゃどーにもイメージつかねえよ…
書籍やらじゃダメなんだ。体感せにゃ骨身に染みない。
ま、テキトーにやり過ごすよ。
そんな感じで♪
そんなで花実が咲くものか
心の花も咲かせましょう
エスカレーター前の花壇の中に刺さっていたプレート文言に引っ掛かる。
何? 咲いてないの前提?
心にも花を咲かせましょう
こちらのほうが角が立たずに華やいだ気持ちになるではないか。
おう、コピーライター。しっかり仕事せい。
そんな感じで♪
不在通知
神様は誰の云うことも利かないが、お願いするのは自由だ。
苦しいときの神頼み。
いい気になって、何度も、何度でもお願いしてみよう。
どんなに無理難題をふっかけても神様だから怒らないはず。
仏の顔も三度まで。
ありゃ? ひょっとして四回目はアカン?
や、神様やし大丈夫か。って、仏様?
ま、両方ともいねえから、まいっか☆ ねー
そんな感じで♪
*2016.10.04・草稿