凌駕

「究極の真理」。

森羅万象を司ると呼ばれるその概念を仮に「100」とするならば、必然的に両端である「極」が存在し、それは互いに「1」ずつの領域を確保しつつ、それぞれの極端で孤立し、互いに相対し、屹立している。

その両極の狭間を埋める残り「98」が所謂「どちらでもない」という曖昧な領域であり、凡そがその領域内で終始する。

或る意味、俗人でも捉えることができる「因果律の法則」に支配されている、と云えるだろう。

ただ、個人的にはその領域内には余り魂が響かない。

響きはしないのだが、存在は否めない。その辺りの括りに過ぎない。

──それらを踏まえて…

「100」を俯瞰する。

真の「凌駕」がそこに存在する。
これを「世界征服」と呼ぶ。


…眠れない夜、ふとそんなことを感じた。

*2008.01.31 5:00頃・草稿

___ spelt by vincent.