謙虚考 - 寛容と忍耐

実るほどこうべを垂れる稲穂かな


謙虚さを説いた代表的な諺。詠み人知らず。

稲穂は実れば実るほど、重みで穂先を垂れ下げてゆく。それは、丁度、人がお辞儀をしているようにも見える。

学識や徳行が深くなった人ほど謙虚になっていく、と云う意味で、力量が備わり、成功している時にこそ、謙虚に生きていきなさい、と云う戒めを表現した諺である。

踏まえて、独自リリックを刻む。

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脳内段違い平行棒

何故、生きねばならぬのか?
それは、生の惨たらしさを嫌というほど思い知るためである。

本質は至極シンプルだ。

精神世界と現実世界は、驚くほど乖離しているほうが都合が良い。近似値、或いは隣接していると、恐らく壊れてしまうだろう。

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恋愛を長続きさせる方法

恋愛は呆れるほどに長続きする。


相手を神のように崇め、奉ろうとも、え? こんなこともできないの? 知らないの? 分からないの? 等々、何処かで隙やギャップを見出してしまったりする。

或いは、相手に柔順を貫こうとする余り、屈伏や支配などを求めたりもするが、どうしても絶対的な根拠を据えられなかったりする。

つまり、無条件降伏するには至らない、と云うことだ。

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恋の片道切符の効力

「君は今『もう終わりだ』と感じているのかね?」

項垂れた男の傍らに何処からともなく老人が現れた。男は驚いた様子もなく彼を仰ぐと、力なく頷いた。

「そうか。それはそれは」

老人は刻まれた皺を更に顰め、憐憫の眼差しを男に向けた。男は口許に薄笑いを浮かべ、彼を見る共なしに眺めていた。

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長渕剛 - いつかの少年/STAY DREAM

いつかの少年/長渕剛

STAY DREAM/長渕剛

___ spelt by vincent.

有頂天

できるできないで云えば何でもできる。
イメージできることは必ず実現する。

ただ、いつ完成するのか、或いは、いつ完成させるのか、と云うのが争点だ。

今すぐなのか、100年後なのか。

或いは、その完成を見届けるのか、見届けたいのか、見届けるべきなのか。

動機の原点を何処に据えるかに依っても、その稼働率に変化が表れる。

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No special reason

極まったものには、さしたる理由はない。理由を必要としているうちは極まっているとは云い難い。

或いは、理由を追っているうちは成し得ることすら侭ならず、右往左往として雰囲気を楽しんでいるだけだと云える。

つまり、悪足掻き、である。

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