「下書き」を「上書き保存」ってスゴイな。。
ケータイメールの下書きを上書き保存していて、ふと感じたこと。
まぁ、僕は普段感じたことを、何かっちゃあ、都度、書き留めているのだけれども、余りにも既出感満載で、と云おうか、、脳内で既に枯れ果てた、と云おうか、、
平たく、新鮮味に欠けるから、取り立ててオモテに出す必要もないかな、と。
まぁま、そんな残骸が結構ある訳ですよ、ケータイん中に。
機会があれば、ピックアップしてブラッシュアップするつもりだけれども、今は気分じゃないし、時期でもないと思う訳。
やぁ、最近、ここんちに何も上げてへんなぁ、と。
12.12.12のキリ番的な☆ 12のゾロ目だぜぃ、やったね☆
そんな感じで♪
嗜虐と被虐
こだわりとは、自身が自身に課した枷に対して、嗜虐と被虐とを以て愛で慈しむ独りSMである。
自分のためだけにお金を遣いなさい・急
Sは老紳士Mの到着を待っていた。相変わらず、札束を凝視したままだ。額から大粒の汗が流れ落ちる。背中にも無数の虫が走った。
「…何やってんだ、俺は! この暑い中、部屋の窓、閉めっ切りじゃねえか…」
テーブルの上にあったリモコンをひったくり、エアコンのスイッチを入れた。せき切ったように冷風が吹き出す。額の汗を手で拭うと、頭の中で警報音がフェイドインして来た。
ワーニング! ワーニング! エマージェンシー! エマージェンシー! 分かってるよ、そんなことは! うるさい、大人しく待ってろ!
彼は煮えたぎった頭をなだめようと必死だった。
発信器だと? まだ、話してないことって何だ? 一体、俺は何に巻き込まれたんだ? 何か悪いことしたか?
まぁ、多少、思い当たる節がない訳じゃねえが… それにしても異常事態には変わりねえ… 何なんだよ、一体…
彼は謎の老紳士Mに冷静に、と云われたが、それどころではなかった。エアコンの冷気が頭を冷やしてくれるのを待つしかなかった。
まぁ、ジタバタしても始まらねえ。よし、彼が来たら問い詰めてやろう。俺に非はねえ。洗いざらい白状させてやる…
彼は腹をくくると、ソファから立ち上がり、冷蔵庫から缶ビールを取り出した。プルタブを倒し、ひと口呷り、ひと呼吸。札束の前に缶ビールを置いた。
部屋の温度も徐々に下がり、何とか平静さを取り戻した。
自分のためだけにお金を遣いなさい・破
歩きながら尻のポケットから定期券を取り出し、自動改札機の読み取りにかざした。改札を抜けると目の前に階段がある。Sはいつも通り4番線ホームへと向かった。
ホームへ向かう階段は乗車用と降車用に分かれている。そして、どういう訳か降車用が優先された作りになっていたりする。乗車用は右端に、それこそ人ひとりが通れるくらいのスペースしか設けられていない。金属パイプの手摺で区切られ、1対9くらいの割合で降車用が優先されているのだ。
朝の通勤ラッシュと夕方の帰宅ラッシュ、時間帯に応じて乗車用と降車用を入れ替えても良さそうなものだが、ルールというものは大抵が杓子定規だ。
Sは右端の乗車用をのぼった。いつもそうしているからなのだが、確たる理由があってそうしている訳でもない。刷り込まれた自然は行為に溶ける。
階段の踊り場で金属パイプの手摺も途切れる。Sがそこに差し掛かったとき、突然、降車用のスペースから男が割り込んで来た。下から駆け上がって来たのだろうが、咄嗟に身をかわし衝突を免れた。危ねえな、この野郎… Sの眉間には皺が刻まれたが、彼は詫びるどころか、振り向きもせずそのまま行ってしまった。
『感じ悪いなぁ…』
いつもだったら呼び止めて説教のひとつでも垂れているところだろうが、今日のSはいつもと違っていた。
『あの野郎、俺が百万抱いてんの知ってやがるのか…?』
そう。彼の懐には謎の老紳士Mから貰った百万円があったのだ。
自分のためだけにお金を遣いなさい・序
駅前に張り巡らされた歩道橋を降りると、Sは真っ直ぐに喫煙コーナーへ向かった。歩き煙草は見た目にも格好良いものではないが、喫煙者にとって肩身の狭い世の中になって久しい。
喫煙コーナーは害虫駆除でもやっている勢いで煙がもうもうと立ち込めている。背中を丸めた仕事帰りのサラリーマンなどをすり抜け、設置灰皿の前に陣取った。
徐に煙草を一本取り出し咥えた。向かいのビルの屋上に設置された電光掲示板を仰ぎながら、オイルライターで点火した。
『この時間で30℃だって? そりゃ暑い訳だ…』
一服喫い込み、ゆっくりと煙を吐き出した。
【YouTube】世界一激しく踊るロボット LOVE&JOY 踊ってみた
これは衝撃的。。w
及第と特異 - 心電舞踊
人は平均台の上で跳ねたがる。
平らなのだから真っ直ぐ黙って渡れば良いものを、中途で飛んだり跳ねたりして目立とうとする。
これは、一般の中に溶け込み、尚かつ、特別扱いを望む、と云う心の動きがあるからに他ならない。
何とも矛盾していて滑稽だが愉快だ。
やみのしじまにうかべるゆめ
四十路を過ぎて見る夢と
あの頃描いた将来の夢と
一体、何が違うのだろう
無謀を友とし冒険を抱き
根拠のない自信に満ちた
迸る情熱に滾った血潮魂
時系列的には今が「将来」
嗚呼、隙間が埋まらない