*2019.01.13 facebook投稿より転載
]]>*2016.12.21 草稿
]]>律令制──なかなかに唸る言葉だ。
]]> 続きを読む ]]>*2009.01.23・草稿
]]>
あなたは恥ずかしがり屋さんですか?
それとも寂しがり屋さんですか?
10月16日、夕刻。
都営三田線電車内での1コマ。
車輌の一番隅にあるシルバーシート。四人掛けの対面タイプ。地下鉄では割と珍しいタイプだろう。僕は密かに「旅行モード」などと呼んでいる。
隣りの車輌に背を向けた側は窓付き。対する対面には窓はない。
3席空席だったのだが、気になったので立っていた。窓なし通路側にご老人が坐っていたからだ。
僕から見ると、丁度、背中を向けた格好だ。グレーのフェルト・ハットが似合っていた。
冒頭の疑問に、ふと思考を巡らせる。
10月7日、3連休の中日。
ひとしきり脳内会議も議題が嗄れて来た頃、21:06、ケータイに着信。
液晶には、と或る女の子の名前。
静かに通話ボタンを押す。
破壊に対する抵抗性を高めた硝子。針金を斜交いに抱き、パンプマッピングされた摺り硝子で両面サンド。ちょうど、キャンバス地のような凹凸の表面。
]]> 続きを読む ]]>
土曜日の夜、久しぶりに地元へ帰った。
地元と云っても育ちの地元。足立の僻地。
木曜日の夜、請求書未到達のクライアントに直接、手渡しで持って行った。
事務所から1コ離れた駅前にある居酒屋。
2月24日(金)大阪へ行った。
アカシックレコードなるインディーズ・バンドのライブ。ライブ会場へ行くのに、かなり手こずるも無事到着。
2、3曲目で不覚にも不覚をとる。
歌い手のしゃがれた声が胸に突き刺さった。
寂しいときには「寂しい」と云う。
悲しいときには「悲しい」と云う。
そんな当たり前のことがうまくできない。
多分、理由もなく頬を伝う液体が今の俺を表しているのだろう。
『かなり病んでるな…』
サングラスをしていて良かった、と苦笑した。
俺の愛しい人 俺だけの愛しい人
愛してる
楽観的にも 悲観的にも
すべて ひっくるめて
愛してる
のろけ話 ご容赦。。照
一挙手一投足に 一喜一憂し
一挙手一投足に 一喜一憂させる
互いに傷付け合い 互いに傷を舐め合う
世界中に どんなに嘲笑されても
世界中に どんなに侮蔑されても
ふたりの世界は 揺るがない
ふたりだけの世界
拘束のない拘束に 拘束される
束縛のない束縛に 束縛される
「愛し合う」とは そういうこと
俺は そんな風に思う
___ 女神棟にて
]]> 続きを読む ]]>
気怠い時間が 流れてゆく
ゆっくりと まとわりつくように
雌猫の鳴き声が 赤ん坊の泣き声のように
雄猫の発情を 煽る
気怠い時間が 流れてゆく
ゆっくりと まとわりつくように
古い雑居ビルが 犇めき合うように 居並ぶ
オレンジ色の灯りが 窓ガラスを
薄ぼんやりと 滲ます
傷口を覆った ガーゼのように
気怠い時間が 流れてゆく
ゆっくりと 絡みつくように──