vin.spell | the spiritual ruler's monologue tag:spell.vincent.in,2016-02-19://2 2024-01-19T01:17:04Z ここは言の端の集積所 時に移ろい 時に動じる 水面に漂う 木の葉のように 路傍に荒ぶ 芥のように── Movable Type Pro 4.28-ja 対の概念考 - 二元論にて tag:spell.vincent.in,2024://2.2845 2024-01-15T02:49:55Z 2024-01-19T01:17:04Z あらゆる「対の概念」について二元論にて考察したい。 対とは、正負、善悪、陰陽など対義語で表現されている概念だ。 対を成す両者はどこまで行っても決して交わることなく常に並行を保っている。 二元論とは、乱暴にいえば「両者の主張を肯定して論ずる」ということだ。 平たく、正義の味方には正義の味方の是があり、悪者には悪者の是がある。 それらを善悪の分岐で振り分けることなく(差別せずに)、双方の言い分を肯定する、ということだ。 ま、大抵は一元論(自身の好都合)で論ずるのが人間の性だと思うが。 それでは論理的思考はでき... vincent. あらゆる「対の概念」について二元論にて考察したい。

対とは、正負、善悪、陰陽など対義語で表現されている概念だ。
対を成す両者はどこまで行っても決して交わることなく常に並行を保っている。

二元論とは、乱暴にいえば「両者の主張を肯定して論ずる」ということだ。
平たく、正義の味方には正義の味方の是があり、悪者には悪者の是がある。
それらを善悪の分岐で振り分けることなく(差別せずに)、双方の言い分を肯定する、ということだ。

ま、大抵は一元論(自身の好都合)で論ずるのが人間の性だと思うが。
それでは論理的思考はできないのだよ、日常に埋没しておる凡庸な輩共よ。←はい、コンプラw

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人間 tag:spell.vincent.in,2023://2.2843 2023-12-04T08:14:39Z 2024-02-22T08:31:42Z 人間とは、抽象を象った具現物である。 例えば、「頑張れ」という言葉を聞いたら、何について頑張るのかはさておき、「はい、頑張ります!」と返答する。 頑張る、にポジティブ要素がふんだんに含まれているだろうことは想像に難くなく、否定されるケースというのは高確率でないと云える。 だが、頑張る、に具体性は欠片もない。 更に、そうすることによって得られるであろう何得なのか誰得なのかも一切明かされていない。 にも関わらず、先の返答がなされるのは何故か? ... vincent. 人間とは、抽象を象った具現物である。

例えば、「頑張れ」という言葉を聞いたら、何について頑張るのかはさておき、「はい、頑張ります!」と返答する。

頑張る、にポジティブ要素がふんだんに含まれているだろうことは想像に難くなく、否定されるケースというのは高確率でないと云える。

だが、頑張る、に具体性は欠片もない。
更に、そうすることによって得られるであろう何得なのか誰得なのかも一切明かされていない。

にも関わらず、先の返答がなされるのは何故か?

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平等と公平 tag:spell.vincent.in,2023://2.2840 2023-05-28T04:38:31Z 2023-12-26T00:00:42Z 始まりと終わりは平等。プロセスは公平。 例えば、「人生」で当て嵌めてみる。 始まり=平等 「生まれる」ということに格差はない。大抵がおとやんおかやんの営みによって生を授かる。 終わり=平等 「死ぬ」ということに格差はない。富豪だろうが乞食だろうが、イケメンだろうがブサメンだろうが等しく死ぬ。 プロセス=公平 平等に生まれ平等に死ぬ訳だが、プロセスには「自身の意志」が介在する。 例えば、「生まれたのも死ぬのも平等で、真ん中は公平だ」等と「考えている奴」と「考えていない奴」が「平等」のはずがない。これは善悪や... vincent. 始まりと終わりは平等。プロセスは公平。

例えば、「人生」で当て嵌めてみる。

始まり=平等
「生まれる」ということに格差はない。大抵がおとやんおかやんの営みによって生を授かる。

終わり=平等
「死ぬ」ということに格差はない。富豪だろうが乞食だろうが、イケメンだろうがブサメンだろうが等しく死ぬ。

プロセス=公平
平等に生まれ平等に死ぬ訳だが、プロセスには「自身の意志」が介在する。
例えば、「生まれたのも死ぬのも平等で、真ん中は公平だ」等と「考えている奴」と「考えていない奴」が「平等」のはずがない。これは善悪や優劣の二元論ではなく「違う=等しくない」ということを言っているだけであり他意はない。

ちょうど、日本の税制「累進課税」と同等の価値観だ。

多く稼ぐ者はより多く課税され、少なく稼ぐ者は相応に課税される。
「納税する」ということにおいては「平等」だが、そこに金銭多寡が生じている以上、「公平」と言わざるを得ない。

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全否定は全肯定の裏返し tag:spell.vincent.in,2023://2.2838 2023-05-28T02:39:05Z 2023-06-15T23:19:51Z あからさまな肯定では何も生まれない。 否定があってこそ変化が生まれる。 否定から入るのは耳を傾けさせる方策のひとつ。 他人の話は最後まで聞かないと真意を知れない。 特に日本語は語尾で意味が変わることが少なくない。 否定的な一部分だけを切り取れば、なるほど、感じ悪いだけだ。 ... vincent. あからさまな肯定では何も生まれない。
否定があってこそ変化が生まれる。

否定から入るのは耳を傾けさせる方策のひとつ。
他人の話は最後まで聞かないと真意を知れない。

特に日本語は語尾で意味が変わることが少なくない。
否定的な一部分だけを切り取れば、なるほど、感じ悪いだけだ。

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読書考 tag:spell.vincent.in,2023://2.2834 2023-01-08T02:27:05Z 2023-05-25T04:13:27Z 読書とは、著者の既知のお裾分け。 ──以前、僕が綴ったことだが、突き詰めると、ここに収斂されるな、と改めて感じた。 著者の既知には、知見や持論をはじめ、無論、想像上の創造までもが含まれている。 想像上には、視認性の認められていない妄想や願望の類いから表現し得ぬ雑多なものまでのすべてが内包されている。 想像と既知。一見、相反すると勘違いしがちな並列であるが──例えば、事実と反していようと、科学的根拠がなかろうと、知らねば…著者の思考に及ばねば…何も語られぬ、ということであり、既知と未知とで分岐すれば、やはり... vincent. 読書とは、著者の既知のお裾分け。

──以前、僕が綴ったことだが、突き詰めると、ここに収斂されるな、と改めて感じた。


著者の既知には、知見や持論をはじめ、無論、想像上の創造までもが含まれている。

想像上には、視認性の認められていない妄想や願望の類いから表現し得ぬ雑多なものまでのすべてが内包されている。

想像と既知。一見、相反すると勘違いしがちな並列であるが──例えば、事実と反していようと、科学的根拠がなかろうと、知らねば…著者の思考に及ばねば…何も語られぬ、ということであり、既知と未知とで分岐すれば、やはり、既知の側に寄るのだ。

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恋愛の果ての成果物 tag:spell.vincent.in,2020://2.2832 2020-08-31T01:32:57Z 2020-09-09T01:56:07Z 考えてみれば何ひとつ合っていない。 右といえば左。左といえば右。 大きなことから小さなことまですべてが真逆。 つまり、阿吽の呼吸の対極に立つ。 これが、恋愛関係を長続きさせるための秘訣なのだ、と痛感した。 例えば、仕事から帰って来て、ドカッと腰を降ろして安堵の溜息をひとつ。フィ~、ちかりたなぁ~。こんなとき、テーブルにお茶なりビールなりがスッと出されたとする。 普通なら「お、気が利くねぃ。ありがとう」てなところだろうが、それでは駄目なのだ。 気が利くということは、良くも悪くも結論に至るまでのプロセスが圧倒... vincent. 考えてみれば何ひとつ合っていない。
右といえば左。左といえば右。
大きなことから小さなことまですべてが真逆。

つまり、阿吽の呼吸の対極に立つ。
これが、恋愛関係を長続きさせるための秘訣なのだ、と痛感した。

例えば、仕事から帰って来て、ドカッと腰を降ろして安堵の溜息をひとつ。フィ~、ちかりたなぁ~。こんなとき、テーブルにお茶なりビールなりがスッと出されたとする。

普通なら「お、気が利くねぃ。ありがとう」てなところだろうが、それでは駄目なのだ。

気が利くということは、良くも悪くも結論に至るまでのプロセスが圧倒的に短い。中には早合点、早とちりも含まれているかも知れない。そういった誤解や曲解を解くためにもコミュニケーションや手続きなりが必要なはずなのだが、それらがすべてショートカットされてしまう。

ということは、相手と関わる時間や労力を割く必要が自然となくなってゆく。
詰まるところ、必然、遂には何もなくなってしまうのだ。

お分かり頂けるだろうか?
恋愛とは、極論、無駄を楽しむものだ。

 あーしたい、こーしたい。でも、どーしよう。うまく伝わるかしら。
 こーしようかしら… どーすればいいのかしら…
 ん、あーすればいいわね。やっぱり、こーのほうがいいかも、でも…

非常に鬱陶しい。そして、途轍もなく魂を消費する。
だが、阿吽の呼吸だと、これらの雑事がすべてショートカットされる。

 こーしたい→そーする。以上!

殊更、恋愛に関しては、仕事が出来てはいけないのである。
この超逆説はうまく伝わるだろうか?

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分かり合えない tag:spell.vincent.in,2020://2.2828 2020-02-15T10:42:53Z 2020-02-16T04:23:52Z 天才が云うことは凡人には理解できない。 凡人が云うことは天才には理解できない。 だとすると、双方共に「分かり合えない」ということにおいては等価である。 ... vincent. 天才が云うことは凡人には理解できない。
凡人が云うことは天才には理解できない。

だとすると、双方共に「分かり合えない」ということにおいては等価である。

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銀色の匙 tag:spell.vincent.in,2019://2.2824 2019-07-18T00:38:36Z 2023-05-25T13:27:13Z コーヒーに砂糖を入れていた僕はティースプーンを必要としていたが、今ではブラックだ。 「コーヒーに砂糖入れるんですね。何かイメージと違いました」 とある後輩にそう云われたのを切欠にブラックに転向したのだが、なる程旨い。コーヒー本来の旨さは砂糖を足したのでは決して分からないのだろう。苦味や香りの違いが顕著だ。喫茶店でバイトをしていた経緯もあり、よく知った香りのはずなのだが、僕は今まで何を飲んでいたのだろうか、そんなことを再認識させてくれた。  なにも足さない。なにも引かない。 ウイスキー広告のキャッチコピーに... vincent. コーヒーに砂糖を入れていた僕はティースプーンを必要としていたが、今ではブラックだ。

「コーヒーに砂糖入れるんですね。何かイメージと違いました」

とある後輩にそう云われたのを切欠にブラックに転向したのだが、なる程旨い。コーヒー本来の旨さは砂糖を足したのでは決して分からないのだろう。苦味や香りの違いが顕著だ。喫茶店でバイトをしていた経緯もあり、よく知った香りのはずなのだが、僕は今まで何を飲んでいたのだろうか、そんなことを再認識させてくれた。

 なにも足さない。なにも引かない。

ウイスキー広告のキャッチコピーにこんなフレーズがあったことを思い出す。ジャックダニエルをロックで飲む僕がコーヒーには砂糖を入れる。なる程、彼の緩やかな指摘は整合面からすると的確なのかも知れない。流石はデバッガーさん。観点が鋭角だ。

彼のイメージ通りに生き仰せられるかには自信がないが、一緒にいるときくらい、なけなしの幻影を追わせてやってもバチは当たるまい。あちらに看破されなければ、こちらの思惑は配慮として空気に溶ける。


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信と疑 tag:spell.vincent.in,2019://2.2821 2019-01-25T10:46:55Z 2019-01-28T01:02:22Z 信・不信・無信 疑・不疑・無疑 これら定義の似て非なる差異が分からぬが故に、人は誤解を育み、決して分かり合えない。 願わくば達観せよ。 信じるのは各々の自由であって、それが正義であるとは限らない。 信じていることが動機だったとしても、それを他人が理解していると過信してはならない。 或いは、正義がすべて陽の要素であるという根拠もない。 破壊を望む者の正義は、客観的には受け入れられないものとして、最大の陰の要素であると推測されるからだ。 「信じる」とは、飽くまでも主観的な能動であって、本当に信じているならば「... vincent. 信・不信・無信
疑・不疑・無疑

これら定義の似て非なる差異が分からぬが故に、人は誤解を育み、決して分かり合えない。

願わくば達観せよ。

信じるのは各々の自由であって、それが正義であるとは限らない。
信じていることが動機だったとしても、それを他人が理解していると過信してはならない。

或いは、正義がすべて陽の要素であるという根拠もない。
破壊を望む者の正義は、客観的には受け入れられないものとして、最大の陰の要素であると推測されるからだ。

「信じる」とは、飽くまでも主観的な能動であって、本当に信じているならば「裏切られた」等という、受動的な被害意識を持つことはない。

もし、そう感じたとするならば、それは信じている自身の心が折れただけであり、客観的な事象なりには何の責任もない。

信疑の真偽は常に主観的いち情緒に過ぎない。
それが客観的決定的な正義となる根拠は極めて薄い。

通念上の正義は時代の風潮でいかようにも変容する。
例えば、喫煙の概念等がそうだろう。非常に分かりやすい。


…等と、換気扇の下で紫煙を燻らせながら、
我思う故に我あり

*2019.01.13 facebook投稿より転載

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能動的に愛するという奇跡 tag:spell.vincent.in,2018://2.2819 2018-11-16T15:00:28Z 2019-01-02T00:03:44Z 他人というのは驚くほど自分のことを考えてくれない生き物だ。 踏まえて、他人に愛されるということが、どれほど奇跡であるのか、ということを思い知らされる。 これは被害妄想的な意味合いではなく、お互いにそうなのだから致し方ない。斟酌や忖度が空想上の幻獣らと何ら変わらないことを知り至る。 同時に、独善的に他人を思い遣るということが、どれほど恣意に基づいているのか、ということも知り得る。以前、差別の元凶として説いたが、恐らく大外しはしていない。 差別、特別、区別、分別、等々。 幾らボキャブラリーを変えたところで「別... vincent. 他人というのは驚くほど自分のことを考えてくれない生き物だ。
踏まえて、他人に愛されるということが、どれほど奇跡であるのか、ということを思い知らされる。

これは被害妄想的な意味合いではなく、お互いにそうなのだから致し方ない。斟酌や忖度が空想上の幻獣らと何ら変わらないことを知り至る。

同時に、独善的に他人を思い遣るということが、どれほど恣意に基づいているのか、ということも知り得る。以前、差別の元凶として説いたが、恐らく大外しはしていない。

差別、特別、区別、分別、等々。
幾らボキャブラリーを変えたところで「別」という言葉が入る以上、同じではないということを事更に主張しているだけだ。

差別扱いは良くないが特別扱いは良い。

この思想そのものが差別がなくならないことを示唆している。

或いは、特別扱いという差別扱いに気付かない、気付いていない、という自分本位を如実にしているだけかも知れない。

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余命宣告なしの計画 tag:spell.vincent.in,2018://2.2818 2018-11-15T16:19:04Z 2019-10-27T12:28:14Z 何故、明日も生きているという前提で計画を立てられるのか。 何が起こるか分からない、といった理もあるが、まるっきり盲目的な訳ではない。ある程度、年嵩も増せば、経験則上の予測なりが立ち、近い将来のことも見通せるようになる。 ただし、冒頭の前提においては、何処にその根拠を置いているのだろうか。穿って考えれば、自分本位で好都合な前提だ。 健康に自信がない者や、その他の思い当たる節がある者を除き、殆どが自身の死を前提にした悲観的な予測なりを立てないのでは、と感じている。 確約や保証が欲しい訳ではない。生とは自身の権... vincent. 何故、明日も生きているという前提で計画を立てられるのか。

何が起こるか分からない、といった理もあるが、まるっきり盲目的な訳ではない。ある程度、年嵩も増せば、経験則上の予測なりが立ち、近い将来のことも見通せるようになる。

ただし、冒頭の前提においては、何処にその根拠を置いているのだろうか。穿って考えれば、自分本位で好都合な前提だ。

健康に自信がない者や、その他の思い当たる節がある者を除き、殆どが自身の死を前提にした悲観的な予測なりを立てないのでは、と感じている。

確約や保証が欲しい訳ではない。生とは自身の権利であり、尽きるまで全うすべし、ということを潜在的に刷り込まれているだけなのだから。

そもそもが自分本位な前提で成り立っている。

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善行と悪行 tag:spell.vincent.in,2018://2.2817 2018-09-29T04:22:04Z 2018-09-30T02:14:07Z 善行であれ悪行であれ、一番恐ろしいことは「何故、それがそうで、そのような結果をもたらしているのか?」という仕組みが分からないことだ。 善行であればそれほど執着されないが、悪行の場合、非常に困ることとなる。 何故なら、どのようにすれば止まるのかが分からないからだ。 つまり、訳も分からず「動けば良し」という思想には、このような弊害が付きまとうのだ。 如何にして動かすか──。 そこに美徳を見出だせないような環境は、垂れ流しとなるのが関の山である。 願わくば美しく垂れ流したい。 ... vincent. 善行であれ悪行であれ、一番恐ろしいことは「何故、それがそうで、そのような結果をもたらしているのか?」という仕組みが分からないことだ。

善行であればそれほど執着されないが、悪行の場合、非常に困ることとなる。

何故なら、どのようにすれば止まるのかが分からないからだ。

つまり、訳も分からず「動けば良し」という思想には、このような弊害が付きまとうのだ。

如何にして動かすか──。

そこに美徳を見出だせないような環境は、垂れ流しとなるのが関の山である。

願わくば美しく垂れ流したい。

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運命のダイス tag:spell.vincent.in,2018://2.2816 2018-07-30T01:03:35Z 2018-12-22T00:58:50Z 20世紀が生んだ、かの大天才アインシュタインは「神はダイスを振らない」と曰い、不確定性原理を否定した。 八丈島に台風が直撃、三十年に一度といわれる奇異なコースであるという高確率を引き当てた現状、不意に彼の言葉が想起された。 そこから思考を巡らせるとひとつの想いに突き当たる。 生か死か──この二者分岐。 なるほど、2通りの解があるのでその確率は2分の1、50%と錯覚しがちだが、生あるものは必ず滅する、という事実を踏まえると、この分岐は成立しない。100%死ぬ。 では、何故生きているのか? ... vincent. 20世紀が生んだ、かの大天才アインシュタインは「神はダイスを振らない」と曰い、不確定性原理を否定した。

八丈島に台風が直撃、三十年に一度といわれる奇異なコースであるという高確率を引き当てた現状、不意に彼の言葉が想起された。

そこから思考を巡らせるとひとつの想いに突き当たる。

生か死か──この二者分岐。

なるほど、2通りの解があるのでその確率は2分の1、50%と錯覚しがちだが、生あるものは必ず滅する、という事実を踏まえると、この分岐は成立しない。100%死ぬ。

では、何故生きているのか?

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猛暑にて紫煙を燻らす tag:spell.vincent.in,2018://2.2815 2018-07-16T02:38:04Z 2018-07-16T15:19:13Z 空前絶後の猛暑の中、ふと脳裡をよぎる。 自身の女性遍歴を辿ると、今までには居なかったパターンだな、と。相手のことを自分事として捉えていない訳ではないが、飽くまでも他人ということをしっかりと認識できている。それが子まで設けた経緯なのかな、と自分なりに解釈している。 僕は僕で常に新鮮味を感じているのだが、彼女にはそれがないそうだ。済みませんね、と。 これだけ人生を共有しているのだから、他人行儀な間柄ではないつもりだが、新鮮味とは別次元に居るものだ、と。僕はそう捉えている。 ... vincent. 空前絶後の猛暑の中、ふと脳裡をよぎる。

自身の女性遍歴を辿ると、今までには居なかったパターンだな、と。相手のことを自分事として捉えていない訳ではないが、飽くまでも他人ということをしっかりと認識できている。それが子まで設けた経緯なのかな、と自分なりに解釈している。

僕は僕で常に新鮮味を感じているのだが、彼女にはそれがないそうだ。済みませんね、と。

これだけ人生を共有しているのだから、他人行儀な間柄ではないつもりだが、新鮮味とは別次元に居るものだ、と。僕はそう捉えている。

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我慢と辛抱 tag:spell.vincent.in,2018://2.2813 2018-04-16T00:25:21Z 2018-04-16T00:38:15Z 我慢と辛抱の違い。 「我慢したほうが良い」や「我慢は良くない」などで分岐するが、我慢の定義によってそれぞれに取捨選択されるよなぁ、と感じた。 僕が感じるところの「我慢」とは、「そうしておけば後に自身の望むことが実現する」的に捉えている。云わば、「努力の賜物」といったところとして捉えている訳だが、損得勘定を抜きにしても、我慢することのメリット──つまり、後に控えた自身の好都合なりが見出だせなければ、僕は我慢する必要性を一切感じない。 ... vincent. 我慢と辛抱の違い。

「我慢したほうが良い」や「我慢は良くない」などで分岐するが、我慢の定義によってそれぞれに取捨選択されるよなぁ、と感じた。

僕が感じるところの「我慢」とは、「そうしておけば後に自身の望むことが実現する」的に捉えている。云わば、「努力の賜物」といったところとして捉えている訳だが、損得勘定を抜きにしても、我慢することのメリット──つまり、後に控えた自身の好都合なりが見出だせなければ、僕は我慢する必要性を一切感じない。

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世界の存在 tag:spell.vincent.in,2017://2.2810 2017-12-08T15:20:02Z 2017-12-08T15:28:04Z 絶対の定義に当て嵌まるものを新たに拾得した。 それは「世界の存在」である。 世界の存在を説明するためには、非世界の存在が必要だが、世界以外のものは、定義上、何もないとされている。 何故なら、世界とは存在するものすべてを含有しているだからだ。 唯一無二。対を絶した存在──。 よって、世界の存在は「絶対」である。 ... vincent. 絶対の定義に当て嵌まるものを新たに拾得した。

それは「世界の存在」である。

世界の存在を説明するためには、非世界の存在が必要だが、世界以外のものは、定義上、何もないとされている。
何故なら、世界とは存在するものすべてを含有しているだからだ。

唯一無二。対を絶した存在──。
よって、世界の存在は「絶対」である。

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無知の特権 tag:spell.vincent.in,2017://2.2806 2017-10-22T23:24:35Z 2017-11-10T08:41:53Z 無知の特権としては、幸福すら定義できないことにあるが、そうでない者の云う「無知は幸福」とでは些か主旨が違う。 幸福とは、無知でない者の云う無知とは違った領域で──例えば、経験則なりで得た邪魔くさい知見なりを、すべて跳ね除けるだけの破壊力を備えているからだ。 無知≒情報弱者だとすると、情報弱者が幸福なのか、という問いと同等であると考えられるからだ。 要するに、無知は幸福ではない、ということ。 知らなかったがために、享受でき得た待遇なり境遇なり機会なりをみすみす逃してしまう、といったケースは十分にあり得る。 ... vincent. 無知の特権としては、幸福すら定義できないことにあるが、そうでない者の云う「無知は幸福」とでは些か主旨が違う。

幸福とは、無知でない者の云う無知とは違った領域で──例えば、経験則なりで得た邪魔くさい知見なりを、すべて跳ね除けるだけの破壊力を備えているからだ。

無知≒情報弱者だとすると、情報弱者が幸福なのか、という問いと同等であると考えられるからだ。

要するに、無知は幸福ではない、ということ。

知らなかったがために、享受でき得た待遇なり境遇なり機会なりをみすみす逃してしまう、といったケースは十分にあり得る。

「無知は罪」という言葉もあるくらいだ。私見としては、罪ではなく「罰」のような気がしてならないが、さておき…

知的好奇心の剥離は、知的生産活動の大いなる妨げとなる。無論、対象の興味にも左右されるだろうが、その有無に依存した言及ではない。

知的好奇心そのものをなくしてしまっては、知的生産活動の前に生命活動を維持できないだろう、と云っているだけだ。

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義務と権利考 tag:spell.vincent.in,2017://2.2805 2017-09-15T00:17:35Z 2017-09-15T00:25:29Z 義務と権利について、精神衛生上の基盤として的確に配置すると、重く垂れ込めた暗雲が一気に晴れ渡るような爽快感を味わえることがある。 「義務と権利考」──である。 「義務」というと、「義務感に駆られて」などが思い浮かび、鬱々としてしまうものだ。 一方、「権利」というと、特に主張することもないのに使わないと何だか勿体ないような錯覚さえ起こしたりする。 法律的には「義務を怠る者は権利を主張できず、権利を主張するなら義務を果たせ」との相互補完を説かれる。 そこで、権利、権利といい気になって浮かれていた部分が諫められ... vincent. 義務と権利について、精神衛生上の基盤として的確に配置すると、重く垂れ込めた暗雲が一気に晴れ渡るような爽快感を味わえることがある。

「義務と権利考」──である。

「義務」というと、「義務感に駆られて」などが思い浮かび、鬱々としてしまうものだ。

一方、「権利」というと、特に主張することもないのに使わないと何だか勿体ないような錯覚さえ起こしたりする。

法律的には「義務を怠る者は権利を主張できず、権利を主張するなら義務を果たせ」との相互補完を説かれる。

そこで、権利、権利といい気になって浮かれていた部分が諫められ、自身の義務行使についての審議が始まる。やぁ、ゆーほどやってへんかも… 今回は引っ込んどくか…

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頬を伝う温かさは何を語るのか tag:spell.vincent.in,2017://2.2800 2017-08-23T08:54:49Z 2017-08-25T00:10:57Z 駅のホームへ滑り込んできた電車に乗ろうと、僕は足早に妻と子を追い抜いた。 子は電車好きなのだが、どういう訳だか乗車前に愚図ることがままある。大抵、大した理由もなくそうなるのだが、僕はうんざりした表情を浮かべると、妻が宥めているのを尻目に彼らを置き去りにしたのだった。 ちょうど、車輌が変わるくらいの距離で振り返る。何とか聞き分けて乗車するようだったが、ホームの柱が邪魔で視界が遮られていた。僕は電車を指差し、乗れる? と合図を送った。妻も子も乗るか乗らないか、何とも判断に迷う曖昧な挙動をしていた。 見兼ねて飛... vincent. 駅のホームへ滑り込んできた電車に乗ろうと、僕は足早に妻と子を追い抜いた。
子は電車好きなのだが、どういう訳だか乗車前に愚図ることがままある。大抵、大した理由もなくそうなるのだが、僕はうんざりした表情を浮かべると、妻が宥めているのを尻目に彼らを置き去りにしたのだった。

ちょうど、車輌が変わるくらいの距離で振り返る。何とか聞き分けて乗車するようだったが、ホームの柱が邪魔で視界が遮られていた。僕は電車を指差し、乗れる? と合図を送った。妻も子も乗るか乗らないか、何とも判断に迷う曖昧な挙動をしていた。

見兼ねて飛び乗った。ドアが閉まる。スルスルと電車が走り出すと、ホームには妻と子の姿が──。何だよ、乗ってねえのかよ… 僕の心の声が届いたのかどうなのか、電車は音もなく停車した。

虚を衝かれたように車内を見渡した。僕以外に乗客はいない。僕が乗った車輌は先頭車輌ではなかったはずなのに前方が見渡せた。何だ、これは…

硝子越しに子の姿が浮かんだ。

「パパ、僕たちは先に行ってるからね。待ってるよ」

そう云うと、スライドの電源が落ちたかのように硝子スクリーンからフェイドアウトした。僕は眼を瞠った。嫌な予感が全身を駆け抜けたからだ。

先に行く? 電車に乗ってないのに? どう考えても可笑しいだろ… それに何だ、あの哀しげな笑顔は… ガキができる表情じゃねえぞ。そう云えば、妻が後ろで膝を折って坐り込んでいたな… ひょっとして──?

僕の忌まわしい思考を掻き消すかのように、誰かが喚いているのが耳に飛び込んできた。我を取り戻すと、駅員と思しき眼鏡を掛けた女性が何事かを伝えてきた。

「大丈夫ですか? 今、緊急停車しましたがお怪我はありませんか?」

多少は揺れたが、そこまで大袈裟なものか? 僕は大丈夫ですよ、と応えた。

「そんなことより、僕の妻と子供を知りませんか? さっきまでホームに居たはずなんですが…」

そう訊くや否や、女性駅員の顔色が曇り僕から視線を背けた。

「それが… 我々も手を尽くしたのですが…」

再び瞠目した。僕の嫌な予感は外れることのほうが少ない。堰切ったようにその場から駆け出した。先程まではわんさといたであろう周囲に人影はない。多分、心情的なものがそうさせているのだろうと高を括り、全身を襲う嫌な予感と格闘していた。

轢死──僕は彼らの死を予感していたのだ。

何処だ、何処に居るんだ、一体…

線路沿いの柵伝いを並走した。乗り越えられそうな、なるべく低い場所を探しながら。途中、腐って落ちそうな柵に当たった。片手で乗り越えようとしたとき、

「そんなところから入っちゃダメですよー」

と声がした。半分、躰が宙に浮いた状態で声のした方向に視線を向けると、僕の子がケタケタと愉快そうに笑っていた。そのまま、ガラガラと崩れ落ちた。

彼らは駅長室と思しき部屋で保護されていた。僕から彼らとの距離は数10メートルといったところか。ゴムボールか何かを蹴って遊んでいる。崩れ落ちたままの僕の目頭には熱いものが込み上げてきた。生きてた。良かった…


──と、ここで目が覚めた。時間にして5分、10分だろうか、否、2、3分かも知れない。最近の睡眠不足が祟ったか、いきなり落ちたのだった。


久しぶりに頬を伝う液体の温かさを感じた。
夢で良かった、本当に──。

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世界征服 tag:spell.vincent.in,2017://2.2786 2017-02-15T04:39:05Z 2017-02-19T02:39:07Z 世界が自分中心に廻っていた頃と今は何が違うのか? 単純に視野の問題だろう、と即答できる。 近視眼的視野だと世界征服は容易い。 世界とは地理的な世界ではなく、云わずもがな「自身の知見の及ぶ範疇の世界」ということだ。 自己顕示欲を度外視すれば、人は自身の幸福や成功などを他人に知らしめる必要はない。 ... vincent. 世界が自分中心に廻っていた頃と今は何が違うのか? 単純に視野の問題だろう、と即答できる。

近視眼的視野だと世界征服は容易い。

世界とは地理的な世界ではなく、云わずもがな「自身の知見の及ぶ範疇の世界」ということだ。

自己顕示欲を度外視すれば、人は自身の幸福や成功などを他人に知らしめる必要はない。

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無自覚に対する評価 tag:spell.vincent.in,2017://2.2781 2017-01-22T08:31:24Z 2017-02-15T22:43:30Z 無自覚に対する評価とは、端的に云うと、当人にその自覚がないにも関わらず、他人がそうだと勝手に思って(決め付けて)いる、ということだ。 その他人の観点からすると、その当人を見る基準──つまり、前提ということになる。 色眼鏡という語彙に準えれば、フィルターとも換言できるだろう。 人を色眼鏡で見てはいけない、という禁則事項を知りつつも、人は独自のメソッドでフィルタリングしてソートする。 ... vincent. 無自覚に対する評価とは、端的に云うと、当人にその自覚がないにも関わらず、他人がそうだと勝手に思って(決め付けて)いる、ということだ。

その他人の観点からすると、その当人を見る基準──つまり、前提ということになる。

色眼鏡という語彙に準えれば、フィルターとも換言できるだろう。

人を色眼鏡で見てはいけない、という禁則事項を知りつつも、人は独自のメソッドでフィルタリングしてソートする。

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健忘の彼方へ tag:spell.vincent.in,2017://2.2779 2017-01-13T17:12:32Z 2017-02-15T22:49:10Z 泣くとすべて忘れる。 嬉し涙。悔し涙。感動の涙。失恋の涙──。 記憶に残っているのは泣いたという「事実」だけ。 何故、泣いたのか、どういうシチュエーションで泣いたのか、どうして泣いたのか… 不思議と悉く何も残らない。 泣くとすべて忘れる。 泣くという行為は、健忘という自己防衛本能のひとつなのかも知れない。 最近、とんと涙に縁がない。 記憶は鮮明だが、取り立ててピックアップする事柄もない。 それはそれで悲しい。 よし、泣こう。 あ… そんな感じで♪ *2016.12.21 草稿 ... vincent. 泣くとすべて忘れる。

嬉し涙。悔し涙。感動の涙。失恋の涙──。
記憶に残っているのは泣いたという「事実」だけ。

何故、泣いたのか、どういうシチュエーションで泣いたのか、どうして泣いたのか…
不思議と悉く何も残らない。

泣くとすべて忘れる。

泣くという行為は、健忘という自己防衛本能のひとつなのかも知れない。


最近、とんと涙に縁がない。
記憶は鮮明だが、取り立ててピックアップする事柄もない。

それはそれで悲しい。
よし、泣こう。

あ…

そんな感じで♪

*2016.12.21 草稿

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当たり前の基準 tag:spell.vincent.in,2016://2.2776 2016-12-28T15:47:09Z 2016-12-28T15:48:48Z 腹が減ったらどうする? 眠くなったらどうする? そんな当たり前のことすらできない。 だから、泣き叫ぶ。 子を持って初めて気付くこと。 自分の当たり前は自分だけしか通用しない。 食べる方法も眠る方法も何も知らない。 だから、泣き叫ぶ。 大人の流す涙がどれほど汚いのか──。 思い当たる節々に見事に突き刺さる。 そんな善人ぶった綺麗事を余所に、 苦笑を浮かべながらアルコールで喉を灼く。 良いお年を。 ... vincent. 腹が減ったらどうする?
眠くなったらどうする?

そんな当たり前のことすらできない。
だから、泣き叫ぶ。

子を持って初めて気付くこと。
自分の当たり前は自分だけしか通用しない。

食べる方法も眠る方法も何も知らない。
だから、泣き叫ぶ。

大人の流す涙がどれほど汚いのか──。
思い当たる節々に見事に突き刺さる。

そんな善人ぶった綺麗事を余所に、
苦笑を浮かべながらアルコールで喉を灼く。

良いお年を。

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ゼロ距離考 tag:spell.vincent.in,2016://2.2768 2016-09-16T16:43:30Z 2016-12-11T09:57:06Z 親しき仲にも礼儀あり、と云われ訓示として立っている。 額面通りに解釈すれば、あるかないかのブーリアン分岐の一方を示しただけの言葉だ。 それに準えれば、単に「ある」と云っているだけで、それを用いてどうすべきか、という具体的なことまでには言及されていない。 ただし、言外には「あるのだから尽くしなさい」ということが示唆されている。解釈の違いを生む要因は「礼儀」。この辺りに潜んでいそうだ。 「ゼロ距離考」──である。 ... vincent. 親しき仲にも礼儀あり、と云われ訓示として立っている。
額面通りに解釈すれば、あるかないかのブーリアン分岐の一方を示しただけの言葉だ。

それに準えれば、単に「ある」と云っているだけで、それを用いてどうすべきか、という具体的なことまでには言及されていない。

ただし、言外には「あるのだから尽くしなさい」ということが示唆されている。解釈の違いを生む要因は「礼儀」。この辺りに潜んでいそうだ。

「ゼロ距離考」──である。

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性格が歪むほどの大金 tag:spell.vincent.in,2016://2.2763 2016-06-08T14:45:55Z 2017-12-08T15:53:59Z 以前、性格が歪むほどの大金掴ませろや、と思っていた時期があったのだが、元々、歪んでいたら、どうなるのだろうか? 歪んでいたものが矯正されて美しくなる? それは、どーだかw さておき… 大金を掴んだときのメリットとしては、選択肢が増える、という一点に絞り込まれるだけではないだろうか? 資本主義ベースで考えれば、綺麗事抜きで否が応にもそこに落ち着くはずだ。 で、冒頭のロジックでいくと、選択肢が増えたにも関わらず性格が歪んでしまう、と。 どーゆーこと? ... vincent. 以前、性格が歪むほどの大金掴ませろや、と思っていた時期があったのだが、元々、歪んでいたら、どうなるのだろうか?

歪んでいたものが矯正されて美しくなる?

それは、どーだかw
さておき…

大金を掴んだときのメリットとしては、選択肢が増える、という一点に絞り込まれるだけではないだろうか?

資本主義ベースで考えれば、綺麗事抜きで否が応にもそこに落ち着くはずだ。

で、冒頭のロジックでいくと、選択肢が増えたにも関わらず性格が歪んでしまう、と。

どーゆーこと?

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呪文返し tag:spell.vincent.in,2016://2.2754 2016-02-29T14:09:36Z 2016-02-29T14:12:47Z お待たせいたしまして申し訳ありません お待ちいただき、ありがとうございます 両者共にこちらの挙動は変わらないものの、後者のほうが好印象だと感じるのは、日本社会に負の文化が蔓延しているからだろうか。 ... vincent. お待たせいたしまして申し訳ありません
お待ちいただき、ありがとうございます

両者共にこちらの挙動は変わらないものの、後者のほうが好印象だと感じるのは、日本社会に負の文化が蔓延しているからだろうか。

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社会的社会性 - 最大公約数と云う括り tag:spell.vincent.in,2015://2.2742 2015-10-26T12:10:00Z 2016-04-29T02:20:37Z 漫然と抱き続けていたつまらなさの原因が、ようやく紐解けたような気がする。 それは「社会的」というキーワードに集約される。 例えば、「いいトシをしてみっともない。少しはトシを考えなさい」などの年令に関係した制約の類い。これは「社会的」というキーワードで説明が付く。 「社会的に見てあなたはそれほど若くない。にも関わらず、子供のような振る舞いや態度はみっともない」スライドして→「トシを考えろ」──ここに落ち着く。 つまらん。トシなんぞ考えて何が面白いんや? 誕生日が来れば、毎年プラス1されるもんにどれだけ価値が... vincent. 漫然と抱き続けていたつまらなさの原因が、ようやく紐解けたような気がする。
それは「社会的」というキーワードに集約される。

例えば、「いいトシをしてみっともない。少しはトシを考えなさい」などの年令に関係した制約の類い。これは「社会的」というキーワードで説明が付く。

「社会的に見てあなたはそれほど若くない。にも関わらず、子供のような振る舞いや態度はみっともない」スライドして→「トシを考えろ」──ここに落ち着く。

つまらん。トシなんぞ考えて何が面白いんや?
誕生日が来れば、毎年プラス1されるもんにどれだけ価値があるってゆーんや?
生きてりゃ誰でも実現可能。何の造作もない。

で、それに準じた制約って何よ? 酒も煙草もとうに解禁されたトシやで? 年令に縛られる制約ってまだ何かあるんかい。

それらの能書きが「社会的」というキーワードで丸め込まれる。

「大人なんだから」

閉塞感に拍車が掛かる。

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中生と生中の差異 tag:spell.vincent.in,2015://2.2741 2015-10-04T03:12:10Z 2015-10-04T03:20:40Z 「中生(ちゅうなま)ください」 「はい。生中(なまちゅう)ですね?」 「や、中生だよ」 「……」 居酒屋でのワンシーン。 店員が注文を復唱するとき、僕は必ずといっていいほど、この問答をする。 これは、お客様の注文した通りに復唱せい、という輩気質(やからきしつ)から生じるものではなく、省略形を使うなら正しい省略形を遣え、という憂慮から生じるものだ。 ... vincent. 中生ちゅうなまください」
「はい。生中なまちゅうですね?」
「や、中生だよ」
「……」

居酒屋でのワンシーン。
店員が注文を復唱するとき、僕は必ずといっていいほど、この問答をする。

これは、お客様の注文した通りに復唱せい、という輩気質やからきしつから生じるものではなく、省略形を使うなら正しい省略形を遣え、という憂慮から生じるものだ。

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精神論 tag:spell.vincent.in,2015://2.2739 2015-09-11T13:48:58Z 2020-01-26T22:46:21Z 死んだ気になれば何でもできる、といった類いの精神論には何の根拠もない。 この手のテーゼを自身に課すのは一向構わないが、他に向けた激励の常套句として乱用するのは頂けない。 死んだら終わり。何もできない。故に、その気になっても何もできない。これが先の精神論の正解である。 この正解は、ある程度、思考が回転する者ならば大抵が知っている。知りながら放たれる先の精神論が、それほど他人に刺さる筈がない。 それでも尚且つ敢えて綴ろう。塗り染めよう。  死んだ気になれば何でもできる──。 一度も経験したことのないことを誰が... vincent. 死んだ気になれば何でもできる、といった類いの精神論には何の根拠もない。

この手のテーゼを自身に課すのは一向構わないが、他に向けた激励の常套句として乱用するのは頂けない。

死んだら終わり。何もできない。故に、その気になっても何もできない。これが先の精神論の正解である。

この正解は、ある程度、思考が回転する者ならば大抵が知っている。知りながら放たれる先の精神論が、それほど他人に刺さる筈がない。

それでも尚且つ敢えて綴ろう。塗り染めよう。

 死んだ気になれば何でもできる──。

一度も経験したことのないことを誰が否定できようか? 可能性の芽は摘んだ時点で死に体だ。──ほら、もう死んでしまった。

可能性の芽を摘む行為が、既に死んだ気にさせてくれるとは… 可能性がないのに何でもできるのか?

いやはや…

やはり、精神論はパラドックスに満ちている。脳内撹拌は生きている内にしかできない贅沢である。

 生きてるうちにやりたいことをやれ。

そんな感じで♪

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敬意と慈愛 tag:spell.vincent.in,2015://2.2738 2015-09-05T16:07:51Z 2018-04-24T00:23:42Z 相手に対する敬意がなければ優位性は保持されない。 つまり、人間関係における上下関係と云うものは、下の敬意によって確立されている、と云うことだ。 上を自負する諸氏は下の抱く類い稀なる慈愛を感じなければならない。それがなければ上では居られないのだから。 そうなると、どちらが上でどちらが下なのか… 何とも怪しげな枠組みの稀薄な境界線が透けて見えてくる。 ふと、そんなことを感じた。 ... vincent. 相手に対する敬意がなければ優位性は保持されない。

つまり、人間関係における上下関係と云うものは、下の敬意によって確立されている、と云うことだ。

上を自負する諸氏は下の抱く類い稀なる慈愛を感じなければならない。それがなければ上では居られないのだから。

そうなると、どちらが上でどちらが下なのか… 何とも怪しげな枠組みの稀薄な境界線が透けて見えてくる。

ふと、そんなことを感じた。

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かわいげと生意気さ tag:spell.vincent.in,2015://2.2729 2015-03-24T04:52:16Z 2015-03-24T07:46:46Z 常々、かわいげと生意気さについて、ヒエラルキー云々を考慮に含んでいたのだが、何てことはない、これらの観点も優位性によって左右されることに今更ながら気付いた。 と同時に、対等を望む無意味さを痛感した。 対等では何も生まれない。高低差がなければ何も生まれないのだ。 何が高きで、何が低きかは、相対する当事者間によって変化する。 物事が動くときには、圧倒的なトップダウン、或いは、強烈な下克上が発生するのだ。 そして、その契機は、冒頭の心理状態から繰り出されることが少なくない。 ふと、そんなことを思った。 ... vincent. 常々、かわいげと生意気さについて、ヒエラルキー云々を考慮に含んでいたのだが、何てことはない、これらの観点も優位性によって左右されることに今更ながら気付いた。

と同時に、対等を望む無意味さを痛感した。

対等では何も生まれない。高低差がなければ何も生まれないのだ。
何が高きで、何が低きかは、相対する当事者間によって変化する。

物事が動くときには、圧倒的なトップダウン、或いは、強烈な下克上が発生するのだ。
そして、その契機は、冒頭の心理状態から繰り出されることが少なくない。

ふと、そんなことを思った。

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生きてゆくことと煙草を吸うことの関係 tag:spell.vincent.in,2015://2.2709 2015-02-22T08:15:28Z 2020-01-26T07:12:34Z 生きてゆくことと煙草を吸うことはよく似ている。 生きてゆくことを大仰に捉えたフレーズなりはそこかしこで見聞されるが、生まれたということが既に結果であって、生きてゆくこと自体にそれほど深い意味はない。終わるまで全うするだけだ。 百害あって一理なし、といわれる煙草もまた、火を点けた時点で吸い終わるまで吸うだけであり、ニコチン中毒以外にそれほど深い意味はない。 煙草吸いの多くがそれを感じているはずだ。100円ライターだろうがオイルライターだろうが、ガスライターだろうがマッチだろうが、煙草に火をつけた時点である程... vincent. 生きてゆくことと煙草を吸うことはよく似ている。


生きてゆくことを大仰に捉えたフレーズなりはそこかしこで見聞されるが、生まれたということが既に結果であって、生きてゆくこと自体にそれほど深い意味はない。終わるまで全うするだけだ。

百害あって一理なし、といわれる煙草もまた、火を点けた時点で吸い終わるまで吸うだけであり、ニコチン中毒以外にそれほど深い意味はない。

煙草吸いの多くがそれを感じているはずだ。100円ライターだろうがオイルライターだろうが、ガスライターだろうがマッチだろうが、煙草に火をつけた時点である程度の満足感を得ていたりすることを。

或いは、習慣化した一連の動作に特別な思い入れを込めるほうがよっぽどどうかしているだろう。

──にも関わらず、両者には必ずといっていいほど過度な干渉ベクトルがつきまとう。


生きてゆくことと煙草を吸うことはよく似ている。

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最凶考 tag:spell.vincent.in,2015://2.2708 2015-02-17T06:21:22Z 2016-06-24T15:49:58Z 「最強」は最も強い、という意味。 「最悪」は最も悪い、という意味。 これらを並べると「最強最悪」という、悪役レスラーや、暴走族のキャッチコピーのようなフレーズができあがるが、更にもじって「最凶最悪」とするとどうだろう。 禍々しさを誇張したいことは伝わるが、当て字としては些か穏やかでない。 このまま放置しておくのも、球体バブルス収集委員会会長としては流石に忍びないので、暇さ加減にかこつけて少し掘り下げてみたい。 「最凶考」──である。 ... vincent. 「最強」は最も強い、という意味。
「最悪」は最も悪い、という意味。

これらを並べると「最強最悪」という、悪役レスラーや、暴走族のキャッチコピーのようなフレーズができあがるが、更にもじって「最凶最悪」とするとどうだろう。

禍々しさを誇張したいことは伝わるが、当て字としては些か穏やかでない。

このまま放置しておくのも、球体バブルス収集委員会会長としては流石に忍びないので、暇さ加減にかこつけて少し掘り下げてみたい。

「最凶考」──である。

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掃き溜めに鶴 tag:spell.vincent.in,2014://2.2604 2014-11-22T09:21:01Z 2019-10-28T00:36:15Z さて、煙草吸いが隅に追いやられて早幾星霜。いくせいそう 街角から切り取られた喫... vincent. さて、煙草吸いが隅に追いやられて早幾星霜いくせいそう
街角から切り取られた喫煙スペースはお世辞にも美しいとは云えず、煙草の空き箱や空き缶などが不様に散乱しており、大抵が吹き溜まりと化している。

閉鎖的で排他的なその空間では、皆一様に押し黙ったまま噴煙を撒き散らし、虚空を捉える視線の先には夢や希望と云った類いはすっかりなりを潜めている。

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禁則を掲げるネガティブ思考考 tag:spell.vincent.in,2013://2.2620 2013-03-03T03:28:56Z 2016-10-30T09:31:43Z Web業界からモバイル業界へ転身して約半年余り。 技術の変遷、選択にはさほど躊... vincent. Web業界からモバイル業界へ転身して約半年余り。
技術の変遷、選択にはさほど躊躇なく滑り込めるが、その業界体質、雰囲気に些かの違和感を覚える瞬間がある。

『禁則を掲げるネガティブ思考考』──である。

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くぐもった生き方 tag:spell.vincent.in,2012://2.2626 2012-08-02T15:37:27Z 2019-10-28T02:52:53Z 避難口を塞がぬこと 禁則を謳った張り紙に目が留まる。 しばらくして、ああ、そう... vincent. 避難口を塞がぬこと


禁則を謳った張り紙に目が留まる。しばらくして、ああ、そう云うことか、と感じた。

マンションの門扉もんぴに貼られていたのだが、開閉の邪魔にならないよう住人らに促すためだろう。通りに面した門扉の前にゴミなどが置かれていたら、地震や火災のときに避難経路を塞ぐことになる。

なるほど、ご尤もだ。

表面的にはその辺りが主旨なのだろうが、そこから枝が伸びた。

『くぐもった生き方』──である。

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及第と特異 - 心電舞踊 tag:spell.vincent.in,2012://2.2628 2012-06-05T14:16:01Z 2019-10-28T05:31:48Z 人は平均台の上で跳ねたがる。 平らなのだから真っ直ぐ黙って渡れば良いものを 中... vincent. 人は平均台の上で跳ねたがる。

平らなのだから真っ直ぐ黙って渡れば良いものを、中途で飛んだり跳ねたりして目立とうとする。

これは、一般の中に溶け込み、尚かつ、特別扱いを望む、と云う心の動きがあるからに他ならない。

何とも矛盾していて滑稽だが愉快だ。

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折衷案と妥協案と代替案について tag:spell.vincent.in,2012://2.2635 2012-02-22T14:06:58Z 2016-04-29T01:27:07Z 例えは、何でもよいのだが、 結果的に、A案とB案と云うふたつの案が立つ、 と云... vincent. 例えは何でもよいのだが、結果的にA案とB案と云うふたつの案が立つ、と云うことを仮定する。

そして、それらをどのように着地させるか、と云うプロセスをシミュレートしてみる。

──折衷案と妥協案と代替案について、である。

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恋愛を長続きさせる方法 tag:spell.vincent.in,2011://2.2641 2011-10-16T02:36:28Z 2016-10-30T23:49:31Z 恋愛は、呆れるほどに長続きする。 相手を神のように崇め、奉ろうとも、 「え? ... vincent. 恋愛は呆れるほどに長続きする。


相手を神のように崇め、奉ろうとも、え? こんなこともできないの? 知らないの? 分からないの? 等々、何処かで隙やギャップを見出してしまったりする。

或いは、相手に柔順を貫こうとする余り、屈伏や支配などを求めたりもするが、どうしても絶対的な根拠を据えられなかったりする。

つまり、無条件降伏するには至らない、と云うことだ。

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No special reason tag:spell.vincent.in,2011://2.2646 2011-08-24T12:41:03Z 2016-10-31T11:39:48Z 極まったものには、さしたる理由はない。 理由を必要としているうちは極まっている... vincent. 極まったものには、さしたる理由はない。理由を必要としているうちは極まっているとは云い難い。

或いは、理由を追っているうちは成し得ることすら侭ならず、右往左往として雰囲気を楽しんでいるだけだと云える。

つまり、悪足掻き、である。

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疑問考 - 未知と既知の境界線 ダークマターの存在 tag:spell.vincent.in,2011://2.2653 2011-06-25T14:55:17Z 2016-10-31T13:22:10Z 通念上、俄に湧き立つ疑問などどうでも良い。 それらは、某かの制度によって生じた... vincent. 通念上、俄に湧き立つ疑問などどうでも良い。

それらは某かの制度によって生じた、或いは、環境──つまり、条件を必要とする「後付けの疑問」だからだ。

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記憶 - メタルミルフィーユ tag:spell.vincent.in,2011://2.2654 2011-06-04T14:59:38Z 2016-11-01T04:13:51Z 幅約1センチ、長さ約3センチ程度の矩形。 柔軟性が高く、指先で難なくしなる。 ... vincent. 幅約1センチ、長さ約3センチ程度の矩形。柔軟性が高く、指先で難なくしなる。

あの金属片は何だったのだろう。名前が出てこない。

遡ること小学生時分、理科の実験で使った記憶だけがぼんやりとある。

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時間考 tag:spell.vincent.in,2011://2.2658 2011-03-13T12:59:08Z 2017-12-01T00:26:58Z 一度にすべてのことが同時に起こらないために時間はただ存在する。 アインシュタイ... vincent. 一度にすべてのことが同時に起こらないために時間はただ存在する。

アインシュタインの言葉。和訳されているので正確な語彙は分からないが、一見、極々平易な言葉だ。

ともすると、うん、そーだね。だから何? くらいの印象しか受けないはずなのだが、そこは流石に世紀の大天才が宣う言葉だ。何かないはずがない、と云う後光フィルターが掛かる。

「時間考」──である。

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考課考 tag:spell.vincent.in,2011://2.2661 2011-02-05T05:28:16Z 2016-10-31T23:17:05Z 考課──無学な故、初めて聞いた言葉だった。 早速、辞書を引いてみる。 こう‐か... vincent. 考課──無学な故、初めて聞いた言葉だった。早速、辞書を引いてみる。

こう‐か〔カウクワ〕【考課】
  1. 公務員・会社員などの勤務成績を調査して優劣を定めること。「人事─」
  2. 銀行・会社などの営業成績を調査・報告すること。
  3. 律令制における官吏の勤務評定。
(Yahoo!辞書 大辞泉 【考課】

律令制──なかなかに唸る言葉だ。

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高次元での一致と底辺での一致 tag:spell.vincent.in,2011://2.2662 2011-01-30T05:36:14Z 2016-11-01T00:00:53Z 相互理解について思考を深めると、 紆余曲折があるものの、ひとつの解に到達する。... vincent. 相互理解について思考を深めると、紆余曲折があるものの、ひとつの解に到達する。

それは、高次元での一致と底辺での一致、である。

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大器晩成と兎と亀の話 tag:spell.vincent.in,2010://2.2668 2010-12-21T12:41:26Z 2016-11-01T00:46:19Z 大器晩成と聞くと、兎と亀の話を想起する。 最初、ノロマな亀を嗤っていい気になっていた兎が、 最後は、そのノロマな亀に負けてしまう、と云う寓話。 慢心を諫め、努力の尊さを説いた説法だ。 ... vincent. 大器晩成と聞くと、兎と亀の話を想起する。

最初、ノロマな亀を嗤っていい気になっていた兎が最後はそのノロマな亀に負けてしまう、と云う寓話。慢心を諫め、努力の尊さを説いた説法だ。

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折り返し地点 tag:spell.vincent.in,2010://2.2673 2010-09-25T14:46:42Z 2016-11-01T01:03:17Z 享年65歳。 その半分。32、3歳。 そう考えると、僕はとうに折り返し地点を通過している、ということとなる。 折り返して一体何処へ行くのか? ブーメランのように元居た場所へ? 否、それはない。 生の... vincent. 享年65歳。その半分。32、3歳。

そう考えると、僕はとうに折り返し地点を通過している、ということとなる。

折り返して一体何処へ行くのか?
ブーメランのように元居た場所へ?

否、それはない。生の分岐点を折り返しても生まれる前には戻れない。

非可逆。

故に、人生に折り返し地点などない。死へと続く一本道をただ進んでゆくだけだ。

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優しさの奥に潜む優位性 tag:spell.vincent.in,2010://2.2676 2010-07-11T02:24:43Z 2017-02-15T14:24:00Z 人は他人の中に僅かな優位性を見出したとき、はじめて他人に優しく在れる。 平たく云うと、優しい人は上から目線である、と云うことだ。 ... vincent. 人は他人の中に僅かな優位性を見出したとき、はじめて他人に優しく在れる。平たく云うと、優しい人は上から目線である、と云うことだ。

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観点考 tag:spell.vincent.in,2010://2.2677 2010-07-04T15:54:42Z 2016-11-01T03:08:28Z 主観→客観→傍観→俯瞰。 このスライドで殆どが網羅できる。 そうして、やがて、達観に至る。 ... vincent. 主観→客観→傍観→俯瞰。
このスライドで殆どが網羅できる。

そうして、やがて、達観に至る。

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経年劣化と剥き出しの本来 tag:spell.vincent.in,2010://2.2678 2010-06-08T09:03:20Z 2016-11-01T03:16:34Z 「どっしり構えてて欲しい」 と云われた意味が分かったような気がした。 ... vincent. 「どっしり構えてて欲しい」と云われた意味が分かったような気がした。

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悪食の定義 - 美食家と悪食家より tag:spell.vincent.in,2010://2.2698 2010-04-27T07:38:26Z 2017-04-30T11:26:59Z 先に起こした「美食家と悪食家」の解説がてら、 脳内浮遊する球体バブルス共…要するに、蛇足なり…を綴ってみる。 ──「悪食の定義」である。 ... vincent. 先に起こした「美食家と悪食家」の解説がてら、脳内浮遊する球体バブルス共…要するに蛇足なり…を綴ってみる。

──「悪食の定義」である。

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愛の方程式 tag:spell.vincent.in,2010://2.2700 2010-04-19T01:16:47Z 2016-11-01T23:09:10Z 「わたしは誰も愛してない」 と、その娘は云った。 愛すると云うことがどう云うことだか分からない、と。 あなたには分かりますか? と。 その質問には答えられなかった。 都合が悪いからではない。 答えが... vincent. 「わたしは誰も愛してない」と、その娘は云った。愛すると云うことがどう云うことだか分からない、と。

あなたには分かりますか? と。その質問には答えられなかった。

都合が悪いからではない。答えがないから答えることができないだけだ。

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言葉のサラダ - 派生 tag:spell.vincent.in,2009://2.1848 2009-10-26T20:56:26Z 2016-11-02T14:06:55Z 「言葉のサラダ」冒頭の論旨を踏まえると、 一般的に「頭がいい」と云われる人らは、 論理的固形物の編纂能力に長けている、と云えるだろう。 要するに、他人の理解を促す能力に長けている、と。 つまりは「高... vincent. 言葉のサラダ」冒頭の論旨を踏まえると、一般的に「頭がいい」と云われる人らは、論理的固形物の編纂へんさん能力に長けている、と云えるだろう。要するに、他人の理解を促す能力に長けている、と。

つまりは「高尚な併せ打ち」である。

成る程。論理破綻していなければ、大抵の人が渋々ながらでも納得する。

所謂「正論」のことを差しているのだが、正論は何処まで行っても正論だ。そこに「正論」の強さ、残酷さ、恣意的、独善的などが見え隠れするが、さておき…

僕は非論理的断片を多く内包している「潜在的クレバーエレメント」に惹かれる傾向にある。要するに、しどろもどろI want youばっちこいや、と云うことだ。

「分かるよ。対外的にうまく表現できないから浸透しないだけであって、僕にはものすごくよく伝わる。君の云うことは正解だね」などと。

知ったかシンクロ率が高ければ大抵が心を開く。

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勢力関係考 tag:spell.vincent.in,2009://2.1853 2009-10-06T16:31:56Z 2016-11-03T10:15:34Z 人は、それぞれのテーゼに基づき、 己の掲げる「理想」へ至ろうと欲する。 「理想」の定義はさておき… 理想とは、どんな綺麗事を並べようが、極論、私利私欲。 自己中心的でない人間など、この世に存在しない... vincent. 人は、それぞれのテーゼに基づき、己の掲げる「理想」へ至ろうと欲する。

「理想」の定義はさておき… 理想とはどんな綺麗事を並べようが、極論、私利私欲。

自己中心的でない人間などこの世に存在しない。本来、自分さえ良ければ他人はどうでも良いのだ。

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高きから低きへ tag:spell.vincent.in,2009://2.1857 2009-09-20T06:51:34Z 2023-11-27T23:39:26Z 「水は高きから低きへ」──。 純粋な自然現象のひとつ。 これを自問自答の命題として捉えてみる。 高低差が低ければ「河」。 高低差が高ければ「滝」。 それぞれがイメージされ、 自身の内面世界と符合する... vincent. 水は高きから低きへ──。

純粋な自然現象のひとつ。
これを自問自答の命題として捉えてみる。

高低差が低ければ「河」。
高低差が高ければ「滝」。

それぞれがイメージされ、自身の内面世界と符合する。

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undefined tag:spell.vincent.in,2009://2.1858 2009-09-14T22:52:19Z 2016-11-03T16:18:09Z 例えば、 禁欲と云うマスターベーションを据えた時点で ストイックと云う定義から外れる。 ストイシズムを貫きたい、満足させたいと云う 新たな「欲」が既に芽生えているからだ。 一事が万事。 定義を敷けば... vincent. 例えば、禁欲と云うマスターベーションを据えた時点でストイックと云う定義から外れる。

ストイシズムを貫きたい、満足させたい、と云う新たな「欲」が既に芽生えているからだ。

一事が万事。定義を敷けば敷くほどその定義から遠離る、と云う矛盾。

論理的整合性など、パラドックスの前では為す術もなく、悉く駆逐されるのだ。

つまりは「全滅」と云うことである。

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vincentonic love - 前世の記憶を紡ぐ tag:spell.vincent.in,2009://2.1859 2009-09-04T20:47:22Z 2016-11-03T16:21:17Z 記憶から想起までの過程は以下の通りである。  記銘(きめい)→保持(ほじ)→再生(さいせい)→想起(そうき) ステップ毎の詳細について。 記銘とは、 記憶の第一段階。 経験内容を覚えこみ、定着させる... vincent. 記憶から想起までの過程は以下の通りである。

記銘(きめい)→保持(ほじ)→再生(さいせい)→想起(そうき)

ステップ毎の詳細について。

記銘とは、記憶の第一段階。経験内容を覚えこみ、定着させる。銘記(めいき)。

保持とは、記憶の第二段階。記銘された経験内容が量的には減少し、質的には変容しながらも残存・維持される過程。把持(はじ)。

再生とは、記憶の第三段階。記銘され保持された経験内容を再現する。

──このような段階を経て、人は「想起」する。

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言葉のサラダ tag:spell.vincent.in,2009://2.1862 2009-08-22T18:15:19Z 2016-11-03T21:57:35Z 思考とは、 非論理的断片を論理的固形物へと編纂する脳内作業である。 その固形物を以て、他人の評価のご機嫌伺いをする。 コミュニケーションとは、 浮遊球体の成れの果てを自慢し合う品評会である。 ... vincent. 思考とは、非論理的断片を論理的固形物へと編纂へんさんする脳内作業である。

その固形物を以て、他人の評価のご機嫌伺いをする。

コミュニケーションとは、浮遊球体の成れの果てを自慢し合う品評会である。

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漢字の不思議 tag:spell.vincent.in,2009://2.1869 2009-08-09T02:29:18Z 2017-05-14T22:15:58Z 僕は「漢字で喋る」と云われたことがあるのだが、 それでも誤解なりが生まれ易いと感じる。 例えば「かんきん」と云う韻。 この韻からは、二通りの解釈を生む。 ... vincent. 僕は「漢字で喋る」と云われたことがあるのだが、それでも誤解なりが生まれ易いと感じる。

例えば「かんきん」と云う韻。この韻からは二通りの解釈を生む。

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徒然雑感 tag:spell.vincent.in,2009://2.1870 2009-08-08T10:22:20Z 2016-11-03T23:52:02Z ぼんやりと世相について。 日本国内を取り巻く「不況」を考えると、 対極の「バブル」と呼ばれた時代を想起する。 懐古主義はさておき、崩壊後の立て直しに 未だ、その尾を引いている感を否めない。 かれこれ... vincent. ぼんやりと世相について。

日本国内を取り巻く不況を考えると、対極のバブルと呼ばれた時代を想起する。

懐古主義はさておき、崩壊後の立て直しに未だその尾を引いている感を否めない。

かれこれ20年余は経過したのだろうか。

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超越マーヴェリック tag:spell.vincent.in,2009://2.1871 2009-08-07T15:53:49Z 2016-11-04T00:04:55Z 耳を澄まさねば何も見えない。 眼を瞑らねば何も聴こえない。 五感の機能を度外視すると、 越えることに刺激はなくなる。  超越覚醒──。 薬物不要のヘルシー・ジャンキーは、 合法的に非合法な裏側を堪能... vincent. 耳を澄まさねば何も見えない。
眼を瞑らねば何も聴こえない。

五感の機能を度外視すると、越えることに刺激はなくなる。

超越覚醒──。

薬物不要のヘルシー・ジャンキーは合法的に非合法な裏側を堪能する。

背徳の蜜、である。

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役割分担 tag:spell.vincent.in,2009://2.1873 2009-08-05T01:12:07Z 2016-11-04T00:09:09Z 神は非常に不器用だ。 神道の教えから、「八百万(やおよろず)の神」と云う概念。 一神教・多神教のカテゴリに囚われることなく思考を深めてゆくと、 冒頭のフレーズに辿り着く。 綺麗に役割分担されている、... vincent. 神は非常に不器用だ。

神道の教えから、「八百万(やおよろず)の神」と云う概念。一神教・多神教のカテゴリに囚われることなく思考を深めてゆくと、冒頭のフレーズに辿り着く。

綺麗に役割分担されている、と。

オールマイティ・ルーラー(全能の神)などと云う概念は、やはり、不備・不足分余りある人間にしか捏造できない概念である。

有り得ないからこそ縋るのだ、と。そして、有り得ないものにすら縋れるほど優雅なのだ、と。

──そんなことを、ふと感じた。


さ。役割をささっとこなそう☆(´∀`*)ノ

そんな感じで♪

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何もない tag:spell.vincent.in,2009://2.1875 2009-08-02T04:31:42Z 2017-05-12T10:00:00Z 愛とは、始まりも終わりもない精神世界でのピリオド。 精神世界。意識の集合体。 如何様にも虚像を捏造し、また、実在するかのような錯覚を覚える。  妄想──。 極論を云えば、全て妄想である。 ... vincent. 愛とは始まりも終わりもない精神世界でのピリオド。


精神世界。意識の集合体。
如何様にも虚像を捏造し、また、実在するかのような錯覚を覚える。

妄想──。

極論を云えば、全て妄想である。

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一回転半のススメ tag:spell.vincent.in,2009://2.1876 2009-07-30T10:56:29Z 2016-11-04T03:47:40Z 燕雀(えんじゃく)安(いずく)んぞ 鴻鵠(こうこく)の志(こころざし)を知らんや  白文:燕雀安知鴻鵠之志哉 僕の好きな言葉のひとつ。 史記「陳渉世家」出典。陳勝の言葉。 この陳勝と云う人物は、 陳... vincent. 燕雀えんじゃくいずくんぞ鴻鵠こうこくこころざしを知らんや

 白文:燕雀安知鴻鵠之志哉

僕の好きな言葉のひとつ。
史記「陳渉世家」出典。陳勝の言葉。


この陳勝と云う人物は陳勝・呉広の乱で知られることとなった人物であるが、若い時分、彼は日雇い農夫をしていた。

仲間に対して大きなことを吹いては揶揄されていたのだが、そのとき放った言葉が冒頭のフレーズだ。

ツバメやスズメのような小さな鳥にどうしてオオトリやクグイのような大きな鳥の志が分かるだろうか。小人物には、大人物の大きな志は分からない──と。

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10のこと - 戯れ言を徒然なるままに tag:spell.vincent.in,2009://2.1877 2009-07-28T20:37:09Z 2016-11-04T07:36:35Z ***01 難しく話せば難しく考え、 簡単に話せば簡単に考える。 簡単に済ませたいときは簡単に話せばいい。 それでも分かってもらえなかったら、 相手にしなければいい。 厄介ごとは厄介だ。 ***02... vincent. ***01

難しく話せば難しく考え、簡単に話せば簡単に考える。
簡単に済ませたいときは簡単に話せばいい。
それでも分かってもらえなかったら相手にしなければいい。

厄介ごとは厄介だ。


***02

こちらに注意を惹き付けたいときは相手に考えさせればいい。
答えを知ってしまうと人は考えない。

その代わり、引っ掛け問題はなしだぜ?
後で自分が引っ掛かる。

悪い可能性の芽は事前に摘み取ったほうがいい。

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青の本質 tag:spell.vincent.in,2009://2.1886 2009-07-15T18:34:38Z 2016-11-04T09:52:38Z 静 -silent shout- 以前、つらつらと綴ったもの。 ここから派生して、再び脳内愉悦ランデヴーしてみた。 ──「青の本質」である。 ... vincent. 静 - silent shout

以前、つらつらと綴ったもの。ここから派生して、再び脳内愉悦ランデヴーしてみた。

──「青の本質」である。

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餌食考 tag:spell.vincent.in,2009://2.1890 2009-07-12T19:16:36Z 2017-02-15T23:16:29Z 或る向きからすれば眉を潜める下手物。 或る向きからすれば垂涎の大好物。 美食家と悪食家の相互補完関係。 糧を貪ることに綺麗事は通用しない。 糧を摂らねば生きてゆけない。 ... vincent. 或る向きからすれば眉を潜める下手物。
或る向きからすれば垂涎の大好物。

美食家と悪食家の相互補完関係。

糧を貪ることに綺麗事は通用しない。
糧を摂らねば生きてゆけない。

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拘束と束縛の違い tag:spell.vincent.in,2009://2.1896 2009-07-02T15:39:20Z 2017-02-15T23:23:57Z 拘束と束縛の違いって何だと思いますか? 僕の小悪魔ちゃんからの出題。 今現在、何となく音信不通で疎遠になってしまっているが、 過去の草稿(2008/06/22)を元に改めて紐解いてみる。 ... vincent. 拘束と束縛の違いって何だと思いますか?

僕の小悪魔ちゃんからの出題。今現在、何となく音信不通で疎遠になってしまっているが、過去の草稿(2008.06.22)を元に改めて紐解いてみる。

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点の位置 - 読破せよ tag:spell.vincent.in,2009://2.1897 2009-06-30T20:24:45Z 2016-11-04T13:38:56Z 誤解・曲解が生まれる原因。 それは定義の差異からである。 そんな偉そうな講釈を垂れた記憶があるが、 少し下って考えてみた。 点の位置でも勘違いするよなぁ、と。 ... vincent. 誤解・曲解が生まれる原因。
それは定義の差異からである。

と、そんな仰々しい講釈を垂れた記憶があるが、少し下って考えてみた。

点の位置でも勘違いするよなぁ、と。

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アイロニー考 tag:spell.vincent.in,2009://2.1904 2009-06-14T14:19:18Z 2016-11-04T15:14:59Z 「強烈な二面性」とは、或る種の「#irony">アイロニー」である訳だが、 全体を網羅、俯瞰する能力に長けていないと、そのまま額面通り被弾してしまう。 平たく「温室育ち」と言い換えれば良いのだろうか... vincent. 「強烈な二面性」とは、或る種の「アイロニー」である訳だが、全体を網羅、俯瞰する能力に欠けていると、そのまま額面通り被弾してしまう。

平たく「温室育ち」と言い換えれば良いのだろうか…

いずれにしても「受動型思考の典型」であると考えられる。

或いは、平たく「指示待ち人間」等々、自身で判断する、と云う最も原始的な部分ですら他に依存してしまう。

厄介なことに当人にその自覚がない。無意識でそれを行ってしまうのだから何とも咎めることも出来ず…

「氷山の一角」で全貌としてしまう早計さ。
それを「直感」だとして疑わない愚かさ。

しかも「受動的思考」であるにも関わらず、不都合な指示には従わない、と云う…

──僕は「濃度の違い」と云うことで括る。

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対等考 tag:spell.vincent.in,2009://2.1906 2009-06-13T16:23:15Z 2016-11-05T01:17:50Z 「対等」に「上から目線」などと云う「受動」はない。 受動であることを認識できないが故に「劣等感」なりを抱く。 結果、一段下がってしまうのだ。 無意識に一段降りてしまうのだ。 必然的に相手の目線は自分... vincent. 対等に上から目線などと云う受動はない。受動であることを認識できないが故に劣等感なりを抱く。

結果、一段下がってしまうのだ。
無意識に一段降りてしまうのだ。

必然的に相手の目線は自分の目線よりも上がる。自分から降りておいて上も下もあったものではない。

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家族との食事 tag:spell.vincent.in,2009://2.1907 2009-06-12T16:07:48Z 2016-11-05T01:33:24Z 2009年6月12日(金)17:30 実妹と父親と僕の三人で夕食を頂いた。 彼女に会うのは去年の誕生日以来だ。 数日前、町中で父親とばったり出くわし、 そのことを彼女に話したそうだ。 僕のことを非道... vincent. 2009年6月12日(金)17:30
実妹と父親と僕の三人で夕食を頂いた。

彼女に会うのは去年の誕生日以来だ。

数日前、町中で父親とばったり出くわし、そのことを彼女に話したそうだ。

僕のことを非道く心配しているとのことで、その旨、妹からメールをもらい、食事しよう、と云うことになった。

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神の寿命 tag:spell.vincent.in,2009://2.1909 2009-06-11T06:08:27Z 2016-11-05T05:37:16Z 神は死ぬ。 そして、都度、再生する。 何度死んでも蘇る。 現世に居ながらにして輪廻転生を繰り返す。 神に寿命はない。 ... vincent. 神は死ぬ。
そして、都度、再生する。

何度死んでも蘇る。
現世に居ながらにして輪廻転生を繰り返す。

神に寿命はない。

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強烈な二面性 tag:spell.vincent.in,2009://2.1910 2009-06-11T04:03:12Z 2016-11-05T05:46:36Z 強烈な二面性──二律背反する特異性。 これを受け止めるだけの容積は何処にもない。 それは、僕自身、 知っていることのひとつ。 骨の髄まで──。 ... vincent.
強烈な二面性──二律背反する特異性。これを受け止めるだけの容積は何処にもない。

それは僕自身が知っていることのひとつ、骨の髄まで──。

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究極の嫌がらせ tag:spell.vincent.in,2009://2.1911 2009-06-10T19:55:43Z 2016-11-05T15:29:14Z 僕は猛毒だ。 一度含んだら二度と解けない。 思考繊維に滲み渡り、決して浄化されない。 常に、何処かで思考の片隅に忍び込む。 究極の嫌がらせとは、こう云うこと。 ... vincent. 僕は猛毒だ。
一度含んだら二度と解けない。

思考繊維に滲み渡り、決して浄化されない。
常に、何処かで思考の片隅に忍び込む。

究極の嫌がらせとは、こう云うこと。

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キーワード・リトマス試験紙 tag:spell.vincent.in,2009://2.1917 2009-06-03T00:48:23Z 2016-11-05T20:04:59Z 僕は試されるのが嫌いだ。 それは、及第点・落第点を取るのが怖い訳ではなく、 こちらの据えた定義ではない定義で、 一緒くたに塗り固められることに我慢できないからだ。 要するに「平均」を嫌う傾向にある、... vincent. 僕は試されるのが嫌いだ。

それは、及第点・落第点を取るのが怖い訳ではなく、こちらの据えた定義ではない定義で一緒くたに塗り固められることに我慢できないからだ。

要するに「平均」を嫌う傾向にある、と云うこと。

僕は僕が嫌うことを極力他人に投げない。
お為可笑しい綺麗事からではなく、こちらの据えた定義ではそれが「当然」。

そんな風に感じているからだ。

…とは云え、やはり「完璧」ではない。
僕は試されるのが嫌いなクセに他人を試す。

──「キーワード・リトマス試験紙」である。

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自問自答の行く末 tag:spell.vincent.in,2009://2.1919 2009-05-31T11:36:44Z 2016-11-05T20:16:18Z 絶対服従の命令を呑ませる話術 -形勢逆転の秘術- 自問自答の行く末を上記の戯曲の解説を踏まえ考察してみる。 ... vincent. 絶対服従の命令を呑ませる話術 - 形勢逆転の秘術

自問自答の行く末を上記の戯曲の解説を踏まえ考察してみる。

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ナルシズム考 tag:spell.vincent.in,2009://2.1923 2009-05-24T18:14:53Z 2016-11-06T09:47:24Z ナルシズムは、突き詰めると必然的に孤立する。  故に、他我と交わると云うことは、  救い難い自我との闘争を稀釈しているだけに過ぎない。 現実と非現実 -破-の一節が滲みる。 ... vincent. ナルシズムは突き詰めると必然的に孤立する。

故に、他我と交わると云うことは、救い難い自我との闘争を稀釈しているだけに過ぎない。

現実と非現実・破の一節が滲みる。

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屈服考 tag:spell.vincent.in,2009://2.1926 2009-05-17T11:56:03Z 2017-05-21T21:58:57Z 5月15日(金)21:00〜 西武新宿線中井駅附近にあるバー。 1号店、2号店、次いで3号店、と。 目下、破竹の勢いで連勝街道まっしぐらの石川家。 この日は、3号店オープンのお祝いも兼ね、 兄弟分の... vincent. 5月15日(金)21:00〜
西武新宿線中井駅附近にあるバー。

1号店、2号店、次いで3号店、と。目下、破竹の勢いで連勝街道まっしぐらの石川家。

この日は、3号店オープンのお祝いも兼ね、兄弟分の待つ、この店へ出向いた。

彼と会うのは半年振りくらいになるのだろうか。ひと目会っただけで氷解。挨拶。前置き。前略。冠省。時空を飛び越え変わらないもの──が滲み渡る。

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数字の単位 tag:spell.vincent.in,2009://2.1928 2009-05-16T13:07:02Z 2017-02-12T08:38:31Z 「刹那」からの派生的に「数字の単位」を調べてみた。 機会と覇気 の一節。  分からないことを 分からない儘で済ますと   知る機会と 知ろうとする覇気を失う── ──にある心の動きがあるからに他なら... vincent. 「刹那」からの派生的に「数字の単位」を調べてみた。

機会と覇気

の一節。

分からないことを分からない儘で済ますと
知る機会と知ろうとする覇気を失う──

──にある心の動きがあるからに他ならない。

普段、余りお目に掛かれない数字の単位の中には「仏教用語」が含まれており、なかなか趣が深い。

と云うより、東洋における「命数」とは、普段、特別に意識していないが、れっきとした仏教用語なのだ。

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刹那主義のススメ tag:spell.vincent.in,2009://2.1930 2009-05-15T06:21:21Z 2016-11-08T07:22:20Z 柔らかさ考に引き続き、麗しい女の子との愉悦の時間を堪能した訳なのだが、 そのときの話題に「刹那主義」と云うものがあったので少し掘り下げてみたい。 ──「刹那主義のススメ」である。 ... vincent. 柔らかさ考に引き続き、麗しい女の子との愉悦の時間を堪能した訳なのだが、そのときの話題に「刹那主義」と云うものがあったので少し掘り下げてみたい。

──「刹那主義のススメ」である。

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柔らかさ考 tag:spell.vincent.in,2009://2.1934 2009-05-08T18:04:02Z 2017-02-15T23:39:21Z 或る女の子のメインテーマとも云えるエレメント。 「柔らかさ」について考えてみる。 … vincent. 或る女の子のメインテーマとも云えるエレメント「柔らかさ」について考えてみる。

僕はキャパシティ(許容範囲)のことだと感じた。

人当たりが柔らかいと云うことは相手を包み込んでしまう、と云うことだ。そこには「優しさ」なども顔を出す。

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二人称考 tag:spell.vincent.in,2009://2.1946 2009-04-06T00:15:05Z 2017-02-16T00:30:29Z 「ご機嫌いかが?」 「あなたは?」 「宜しくないね」 「どうして?」 「君に逢えないからさ」 「君は何人いるの?」 「僕は独りだよ、いつでも──」 この会話から揺れ動く機微を汲み取れるだろうか? ──「二人称考」である。 … vincent. 「ご機嫌いかが?」
「あなたは?」
「宜しくないね」
「どうして?」
「君に逢えないからさ」
「君は何人いるの?」
「僕は独りだよ、いつでも──」

この会話から揺れ動く機微を汲み取れるだろうか?

──「二人称考」である。

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漣(さざなみ)- 池袋マクドナルドにて tag:spell.vincent.in,2009://2.1951 2009-03-24T00:00:48Z 2017-01-03T07:37:19Z 僕は孤独を確認するために喧噪に紛れ込む。 大爆音とは行かないまでも陳腐なノイズが耳を掠める。 とても耳障りだ。 それでもそこに身を置こうとするのは、僕が余程のMなのだろう。 自虐的なのもここまで来ると、逆に清々しい。 … vincent. 僕は孤独を確認するために喧噪に紛れ込む。大爆音とは行かないまでも陳腐なノイズが耳を掠める。

とても耳障りだ。

それでもそこに身を置こうとするのは、僕が余程のMなのだろう。自虐的なのもここまで来ると逆に清々しい。

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温故知新考 tag:spell.vincent.in,2009://2.1965 2009-02-17T17:43:53Z 2016-11-10T12:13:35Z 是正案や改革案よりも代替案ありき。 ──こちらに注力すべきだろう。 是非や正義を問う前に、 改めるポイントを論ずる前に、 まずは、オルタネイト──。 そんな風に感じる。 … vincent. 是正案や改革案よりも代替案ありき。

──こちらに注力すべきだろう。

是非や正義を問う前に、
改めるポイントを論ずる前に、
まずは、オルタネイト──。

そんな風に感じる。

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Life Plan Gourmet tag:spell.vincent.in,2009://2.1969 2009-01-24T10:23:12Z 2017-02-16T03:32:07Z 自の人生とは、他のライフプランレビューの糧である。 … vincent. 自の人生とは、他のライフプランレビューの糧である。

 ライフプラングルメ随時募集中
 美食家、悪食家不問──

我々は食物連鎖の頂点に居ながらにして既に「餌食」である。

*2009.01.23・草稿

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究極のM・至高のS tag:spell.vincent.in,2009://2.1971 2009-01-24T09:50:59Z 2020-01-23T01:07:44Z 難しく話せば難しく捉え、 簡単に話せば簡単に捉える。 痺れた脳細胞で正しい判断など… 甚だ滑稽だ。 … vincent. 難しく話せば難しく捉え、
簡単に話せば簡単に捉える。

痺れた脳細胞で正しい判断など…

甚だ滑稽だ。

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球体バブルス tag:spell.vincent.in,2009://2.1973 2009-01-22T01:30:50Z 2017-02-16T03:43:38Z 脳裡に浮かぶ球体バブルス共は、 あちこちで湧き立ち、あちこちで潰れゆく──。 … vincent. 脳裡に浮かぶ球体バブルス共は、
あちこちで湧き立ち、
あちこちで潰れゆく──。

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記号の羅列に埋もれた「粋」 tag:spell.vincent.in,2009://2.1974 2009-01-18T17:59:30Z 2016-11-10T16:09:57Z 言葉は記号だ。 ただ、某かのエッセンスを含ませることで、 伝わるニュアンスがそれぞれ微妙に変化する。 耳慣れないフレーズにときめいたりするのは、 多分、そんな所為だ。 … vincent. 言葉は記号だ。

ただ、某かのエッセンスを含ませることで、伝わるニュアンスがそれぞれ微妙に変化する。

耳慣れないフレーズにときめいたりするのは、多分、そんな所為だ。

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極右思想 tag:spell.vincent.in,2008://2.1980 2008-12-27T05:57:06Z 2016-11-10T16:45:27Z 博愛主義とテロリズムは同等ベクトルである。 … vincent. 博愛主義とテロリズムは同等ベクトルである。

違いは角度。
肉体的に殺すか、精神的に殺すか──。
*論旨 現実と非現実 - 破

「無差別」と云うキーワードは差別がなくならないことを静かに諭し、不平等たる所以と必然性をも物語る。

このような論旨を「思考の過激派」と呼ぶ。

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狡猾な罠 - guileful trap tag:spell.vincent.in,2008://2.1982 2008-12-13T09:36:52Z 2017-02-16T06:23:40Z 「好きでいさせて」とは、一見、塩らしく感じるかも知れないが、 その実、「幻滅させるな」と云う恣意的命令の裏返しである。 … vincent. 「好きでいさせて」とは、一見、塩らしく感じるかも知れないが、その実、「幻滅させるな」と云う恣意的命令の裏返しなのである。

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独断と偏見 tag:spell.vincent.in,2008://2.1994 2008-11-11T08:58:30Z 2016-11-10T23:55:58Z 辛さ苦しさが深い分、感動もまた深い。 「接客業が好きな理由」の読後、 自身の言霊を再認識した。 言葉に意味はなくとも、言霊は確かに宿る。 僕は、僕の感じたままの言葉を紡ごう。 そのときには無意味でも、 きっと何かに変化するはず。 願わくば… vincent. 辛さ苦しさが深い分、感動もまた深い。

「接客業が好きな理由」の読後、自身の言霊を再認識した。

言葉に意味はなくとも、言霊は確かに宿る。
僕は、僕の感じたままの言葉を紡ごう。

そのときには無意味でも、きっと何かに変化するはず。


願わくば、高尚な独断と偏見に溺れ給え。

理解不要。
零れる笑顔が何よりも確かな答え。

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硝子細工 tag:spell.vincent.in,2008://2.1998 2008-10-17T16:33:06Z 2017-05-13T04:54:07Z 硝子のような人──。 或る人から、そう称された。 それも肉厚の硝子ではなく、 クリスタル硝子のように薄いのだ、と。 言い得て妙だと感じた。 … vincent. 硝子のような人──。

或る人から、そう称された。
それも肉厚の硝子ではなく、クリスタル硝子のように薄いのだ、と。

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望郷の念 tag:spell.vincent.in,2008://2.1999 2008-10-17T16:27:08Z 2020-01-23T00:38:41Z 望郷の念──。 人は何処に帰りたがっているのだろう。 安息、休息──。 息つく間もない日常に世界が霞む。 色褪せた美しい季節が、 順番を無視してカットインする。 … vincent. 望郷の念──。

人は何処に帰りたがっているのだろう。

安息、休息。

息つく間もない日常に世界が霞む。
色褪せた美しい季節が順番を無視してカットインする。

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星の子供たち tag:spell.vincent.in,2008://2.2013 2008-08-27T18:43:26Z 2020-01-22T15:32:30Z アインシュタインの一般相対性理論が正しければ、宇宙は約150億年前に、 密度無限大の「ビッグ・バン特異点」と云う小さな点から始まったことになる。 ビッグ・バンから10のマイナス35乗秒後には、宇宙は豆粒ほどの大きさになり、 絶対温度と云う... vincent. アインシュタインの一般相対性理論が正しければ、宇宙は約150億年前に、密度無限大の「ビッグ・バン特異点」と云う小さな点から始まったことになる。

ビッグ・バンから10-35秒後には宇宙は豆粒ほどの大きさになり、絶対温度と云う超高温状態にあったらしい。

それは1/100秒後に10兆度まで上がり、宇宙は今の太陽系ほどの大きさになった。

ビッグ・バンから30万年後には水素やヘリウムなどの原子ができ始めて、それまで不透明だった宇宙が透明になる「宇宙の晴れ上がり」が起きたと云う──。

宇宙が光と熱から始まったとするならば、無論、我々人間もその中から生まれたと云うことになる。

故に、我々人間は皆、光の欠片──星の子供たちなのだ。

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外見考 tag:spell.vincent.in,2008://2.2015 2008-08-26T06:07:35Z 2016-11-12T06:56:32Z 外見──。 人が表層に絡め取られ易いと云うことは周知の事実だが、 目鼻立ちや背格好などの造作物・構成要素以外── つまり、目に見えない要素「オーラ」なりも外見に含まれている、 と云う点を割りと見落としがちだ。 … vincent. 外見──。

人が表層に絡め取られ易いと云うことは周知の事実だが、目鼻立ちや背格好などの造作物・構成要素以外──つまり、目に見えない要素「オーラ」なりも外見に含まれている、と云う点を割りと見落としがちだ。

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特記事項なし tag:spell.vincent.in,2008://2.2016 2008-08-26T06:02:34Z 2016-11-12T07:26:38Z 虚しさばかりが募る。 情熱の空転感。 矛先のない焦燥感──。 虚無は手強い敵。 相手にとって不足はない。 美しく褪めた過去に縋る、 完結した現在の蜃気楼。 閉ざされた未来の糧を さめざめと愛おしむ。 何も見えない。 否、見えているが、手を… vincent. 虚しさばかりが募る。

情熱の空転感。
矛先のない焦燥感──。

虚無は手強い敵。
相手にとって不足はない。

美しく褪めた過去に縋る
完結した現在の蜃気楼。
閉ざされた未来の糧を
さめざめと愛おしむ。

何も見えない。

否、見えているが、手を出せないだけだ。

理由も既知。
故に、虚しさが募るのだ。

冷静沈着な乱気流を
なけなしの愉悦に代えて──。

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何故、両翼を纏うのか? tag:spell.vincent.in,2008://2.2019 2008-08-26T05:48:03Z 2016-11-12T08:04:33Z 望まぬ非実在が実在化したときにそれを呑めないのは、 可能性の欠片の認識不足──拒絶しているだけであり、 現状把握能力の乏しい、虚弱で臆病な精神回路である。 … vincent. 望まぬ非実在が実在化したときにそれを呑めないのは、可能性の欠片の認識不足──拒絶しているだけであり、現状把握能力の乏しい、虚弱で臆病な精神回路である。

迎合と自己欺瞞、妥協と覇気の喪失は、紙一重の僅差である。

常識とは、流動であるにも関わらず、安定を望む呉越同舟の世界観である。

故に、両翼を纏う──。

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No meaning, No reason tag:spell.vincent.in,2008://2.2020 2008-08-26T05:42:09Z 2016-11-12T08:12:20Z 人生に意味なんてない。 人生に理由なんてない。 生まれたと云うことが既に結果なんだ。 泣こうが喚こうが何も変わらない。 … vincent. 人生に意味なんてない。
人生に理由なんてない。

生まれたと云うことが既に結果なんだ。
泣こうが喚こうが何も変わらない。

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剥き出しの感受性 tag:spell.vincent.in,2008://2.2025 2008-07-28T09:18:56Z 2016-12-11T08:14:52Z 時々、感じることがある。 君が感じていた閉塞感や重圧感は、 無意識へ埋没してしまうことへの不安だったのではなかろうか、と。 … vincent. 時々、感じることがある。

君が感じていた閉塞感や重圧感は無意識へ埋没してしまうことへの不安だったのではなかろうか、と。

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精神的な支え tag:spell.vincent.in,2008://2.2028 2008-07-28T08:55:20Z 2016-12-11T08:19:01Z 精神的な支え──。 それは多分、実体を伴わないもののほうが都合が良いだろう。 「非現実」として、実生活から切り離して置くほうが良い。 「神格化」や「宗教心」にも通ずる観念──。 それが、自身を支える精神宇宙の根幹だと感じる。… vincent. 精神的な支え──。

それは多分、実体を伴わないもののほうが都合が良いだろう。「非現実」として実生活から切り離して置くほうが良い。

「神格化」や「宗教心」にも通ずる観念──。

それが自身を支える精神宇宙の根幹だと感じる。

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愛は二律背反 tag:spell.vincent.in,2008://2.2030 2008-07-25T03:57:08Z 2016-12-11T08:21:12Z 愛は二律背反。 背中合わせでぴったりと寄り添っている。 … vincent. 愛は二律背反。
背中合わせでぴったりと寄り添っている。

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tag:spell.vincent.in,2008://2.2033 2008-07-22T04:19:33Z 2016-12-11T08:23:12Z 夢は見るものではなく叶えるものだ──。 アンチテーゼを挙げる。 … vincent. 夢は見るものではなく叶えるものだ──。

アンチテーゼを挙げる。

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歪な教育 tag:spell.vincent.in,2008://2.2040 2008-07-17T03:43:40Z 2016-12-11T08:34:09Z 例えば、喫茶店の壁にかけられた額が水平垂直を保っておらず、 みっともなくヒン曲がっていたとしても誰も気に留めない。 … vincent. 例えば、喫茶店の壁にかけられた額が水平垂直を保っておらず、みっともなくヒン曲がっていたとしても誰も気に留めない。

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距離考 tag:spell.vincent.in,2008://2.2044 2008-05-27T14:31:51Z 2016-11-12T17:23:51Z 新宿中井に居る兄弟との共通項に「距離」と云うものがある。 そんなことをぼんやりと考えていたら、 奇しくも、同じワードを綴っていた某ブログを見掛けたので、 少し掘り下げたい。 … vincent. 新宿中井に居る兄弟との共通項に「距離」と云うものがある。

そんなことをぼんやりと考えていたら、奇しくも、同じワードを綴っていた某ブログを見掛けたので少し掘り下げたい。

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苦笑考 tag:spell.vincent.in,2008://2.2045 2008-05-26T17:05:16Z 2016-11-13T01:13:41Z つい今し方の出来事、 コンビニで弁当を買って来たのだが、 レジ前でのひとコマを見て、 「ああ。このことを云っているのだな…」 と思った。 … vincent. つい今し方の出来事。コンビニで弁当を買って来たのだが、レジ前でのひとコマを見て、「ああ。このことを云っているのだな…」と思った。

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都道府県考 tag:spell.vincent.in,2008://2.2047 2008-05-20T02:42:25Z 2019-02-05T22:55:08Z 都道府県。 一般的には「1都1道2府43県」などと云われるが、 ちょと疑問符が浮かんだので掘り下げてみる。 そもそもの考察の発端はと云うと、、 「二兎を追う者一兎をも得ず」から派生したのだが、、 そーいや「1都1道2府…… 何県や!?」と… vincent. 都道府県。

一般的には「1都1道2府43県」などと云われるが、ちょと疑問符が浮かんだので掘り下げてみる。

そもそもの考察の発端はと云うと「二兎を追う者一兎をも得ず」から派生したのだが、、

そーいや「1都1道2府…… 何県や!?」と…照
「僕、日本人のクセしてそんなも知らんのかい」と、独りSM入った訳で…(´∀`*)

まぁま、閑話休題。

調べてみると、なかなかに面白いことが分かった。

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醜形恐怖考 tag:spell.vincent.in,2008://2.2058 2008-04-26T09:15:29Z 2016-11-15T10:13:52Z 醜形恐怖、と云う概念がある。 *しゅうけいきょうふ、と読む 詳細定義はさておき、僕が認識している部分について、 少し潜ってみたい。 … vincent. 醜形恐怖しゅうけいきょうふ、と云う概念がある。

詳細定義はさておき、僕が認識している部分について少し潜ってみたい。

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バーボンウィスキー考 tag:spell.vincent.in,2008://2.2062 2008-04-17T07:11:11Z 2017-05-01T03:36:10Z 僕は、バーボンウィスキーが好きだ。 メリケン嫌いの僕にとって、 数少ない米国産出物のひとつだ。 国内のウィスキー好きは、 大別すると、ふたつの派閥に分断される。 スコッチ派とバーボン派。 バーボン党から云わせると、スコッチは薬臭く、 スコ… vincent. 僕はバーボンウィスキーが好きだ。

メリケン嫌いの僕にとって数少ない米国産出物のひとつだ。

国内のウィスキー好きは大別すると、ふたつの派閥に分断される。

スコッチ派とバーボン派。

バーボン党から云わせるとスコッチは薬臭く、スコッチ党から云わせるとバーボンは薬臭く、と。丁度、コーラ好きのコカ・コーラとペプシ・コーラの関係とよく似ている。

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「涙する」と云う「然」 tag:spell.vincent.in,2008://2.2065 2008-04-13T16:22:34Z 2016-11-16T01:23:05Z 喉笛を通過できない慟哭が、 内面宇宙にフィードバックして潜り、 心のドアをノックする。… vincent. 喉笛を通過できない慟哭が内面宇宙にフィードバックして潜り、心のドアをノックする。

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食と教育考 tag:spell.vincent.in,2008://2.2068 2008-04-12T08:27:42Z 2016-11-16T01:52:17Z 僕の食に対する感覚の問題と云うのは、 心療内科系で括ると「摂食障害」と云うことになる。 多分、綴っている本人が一番自覚しているのだが、 恐らく、僕からは「食」と云うイメージがないと思われる。 圧倒的に「飲」のほう。そちらのイメージのほうが… vincent. 僕の食に対する感覚の問題と云うのは、心療内科系で括ると「摂食障害」と云うことになる。

多分、綴っている本人が一番自覚しているのだが、恐らく、僕からは「食」と云うイメージがないと思われる。圧倒的に「飲」のほう。そちらのイメージのほうが鮮烈だ。

「vin.さんはいつもグラス片手なイメージがある」
こんなことはよく云われるので、正直、何とも思わない。

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生涯現役 tag:spell.vincent.in,2008://2.2071 2008-04-09T16:54:43Z 2016-11-16T22:35:06Z ふとそんな言葉が浮かんだ。 意味合いはともかく、、 こう感じられることって素晴らしいことだと感じた。 … vincent. 生涯現役。

ふとそんな言葉が浮かんだ。

意味合いはともかく、こう感じられることって素晴らしいことだと感じた。

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バランス tag:spell.vincent.in,2008://2.2079 2008-03-18T00:19:30Z 2016-11-17T00:01:21Z 「心身」と云う括りがあるが、 一般的には「バランス」などと云う言葉で補われたりする。 これは、殊更に「心身」だけに留まらず、 或る意味、あらゆることに用いられたりする。 汎用的な「逃げ口上」だと感じる。 僕は「傾ぐシーソーで楽しむ」と云う… vincent. 「心身」と云う括りがあるが、一般的には「バランス」と云う言葉で補われたりする。

この言葉は殊更に心身だけに留まらず、あらゆることに用いられたりする汎用的な「逃げ口上」だと感じる。

僕は「傾ぐシーソーで楽しむ」と云う苦し紛れな気休めで、都度、降り掛かる不都合の類いを楽しもうとする。

シーソーと云うのはバランスが良いと都合が悪い。云わずもがな、シーソー遊戯としての機能を果たせないからだ。

アップダウンの激しいシーソーに振り落とされる可能性があるのは否めない。

ただ、シーソーですら楽しめないのならば、他の遊戯で楽しむことは難しいだろう。

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刺激と耐性考 tag:spell.vincent.in,2008://2.2084 2008-03-11T23:34:18Z 2016-11-17T00:43:59Z 「生きることに飽いている」 以前にも、こんなフレーズを綴ったな、と。 何となく、ぐぐってみた。 [ポエトリリック]透明な闇 反芻して、我ながら唸る。 … vincent. 「生きることに飽いている」

以前にも、こんなフレーズを綴ったな、と。
何となく、ぐぐってみた。

[ポエトリリック]透明な闇

反芻して、我ながら唸る。

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一元物の輪郭 - あとがき tag:spell.vincent.in,2008://2.2086 2008-03-02T01:25:11Z 2016-11-17T01:03:52Z 人は自己判断のみで生を垂れ流す。 自己判断とは、 自分にとって好都合なことだけを抽出し、 好都合に解釈し、受け入れ、 それを「自己のものである」と云う確信に 押し上げることだ。 逆に、不都合なことは、例え正論と云えども、 浸透せず、受け入… vincent. 人は自己判断のみで生を垂れ流す。

自己判断とは、自分にとって好都合なことだけを抽出し、好都合に解釈し、受け入れ、それを「自己のものである」と云う確信に押し上げることだ。

逆に、不都合なことは例え正論と云えども浸透せず、受け入れない。

好都合・不都合の篩に掛け、取捨選択を行う。それは要・不要でも同じこと。

いずれにおいても自分中心軸はブレない。しかも、それを我が物顔で振る舞う。

何とも身勝手な生き物だ。

「客観的な自己判断」と云うものもあるが、それも飽くまで、自身の判断による「客観視」だ。どうしても「主観寄り」になることは否めない。

自分は常に自分の味方をする。

「自己中心的でない人間などこの世に居ない」──こう云わしめた所以だ。

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whole truth go straight tag:spell.vincent.in,2008://2.2094 2008-02-26T21:45:32Z 2016-11-17T03:33:33Z 物事を難しくするのは、呆れ返るほど簡単だ。 … vincent. 物事を難しくするのは呆れ返るほど簡単だ。

一事が万事。

難しいことは何処までも難しく、簡単なことは果てしなく簡単だ。

「有りの儘」とは、そう云うこと。

Simple is best.──その裏側が見えた気がするのは気の所為だろうか。

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特別 tag:spell.vincent.in,2008://2.2095 2008-02-26T21:12:48Z 2016-11-17T03:55:13Z 自分を特別な人間だと思い込んでいる人は、 自分と異なる特別な人間を煙たがる。 「両雄相並ばず」と云う言葉が浮かぶ。 … vincent. 自分を特別な人間だと思い込んでいる人間は自分と異なる特別な人間を煙たがる。

「両雄相並ばず」と云う言葉が浮かぶ。

「対等」を成就させるには「並列」よりも「敬意」に重きを置くこと。

敬意とは、極論、自己犠牲を厭わない「潔」と「殉情」である。

そんなことを、ぼんやりと感じた。

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表現考 tag:spell.vincent.in,2008://2.2101 2008-02-20T12:12:23Z 2016-11-17T15:07:51Z 表現──。 例えば、黒板に爪を立て、引っ掻く。 何とも不快な不協和音が響く。 文字だけでも、そのイメージを想起させる。 強烈に厭な印象しか残らないこんな表現。 「印象づける」と云うことが、 理屈ではないことが窺える一例だ。 … vincent. 表現──。

例えば、黒板に爪を立て、引っ掻く。
何とも不快な不協和音が響く。

文字だけでも、そのイメージを想起させる。

強烈に厭な印象しか残らないこんな表現。

「印象づける」と云うことが理屈ではないことが窺える一例だ。

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凌駕 tag:spell.vincent.in,2008://2.2105 2008-01-31T15:13:24Z 2017-02-16T06:28:00Z 「究極の真理」。 森羅万象を司ると呼ばれるその概念を、 仮に「100」とするならば、 必然的に両端である「極」が存在し、 それは互いに「1」ずつの領域を確保しつつ、 それぞれの極端で孤立し、互いに相対し、屹立している。 その両極の狭間を埋… vincent. 「究極の真理」。

森羅万象を司ると呼ばれるその概念を仮に「100」とするならば、必然的に両端である「極」が存在し、それは互いに「1」ずつの領域を確保しつつ、それぞれの極端で孤立し、互いに相対し、屹立している。

その両極の狭間を埋める残り「98」が所謂「どちらでもない」という曖昧な領域であり、凡そがその領域内で終始する。

或る意味、俗人でも捉えることができる「因果律の法則」に支配されている、と云えるだろう。

ただ、個人的にはその領域内には余り魂が響かない。

響きはしないのだが、存在は否めない。その辺りの括りに過ぎない。

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天下人 tag:spell.vincent.in,2008://2.2106 2008-01-31T15:02:07Z 2019-11-05T00:02:44Z 天は、人の上に人を作らず、人の下に人を作らず。 …だそうだが、 人は、人の上に人を作りたがり、人の下に人を作りたがる。 … vincent. 天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず。

…だそうだが、

人は人の上に人を作りたがり、人の下に人を作りたがる。

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釈放 tag:spell.vincent.in,2008://2.2111 2008-01-10T23:01:25Z 2016-11-18T00:31:35Z 手作りの紙巻き煙草。 紙をボールペンに巻き、 紙の端をペロッと舐めて糊付け。 スッとずらして筒状にする。 指先で揉み解した葉を、 筒の中に落とし込む。 時折、トントンと葉を詰め、 細い棒で念入りに詰め込む。 そんな一連の作業を 筒が満たさ… vincent. 手作りの紙巻き煙草。

紙をボールペンに巻き、紙の端をペロッと舐めて糊付け。スッとずらして筒状にする。

指先で揉み解した葉を筒の中に落とし込む。

時折、トントンと葉を詰め、細い棒で念入りに詰め込む。

そんな一連の作業を筒の中が満たされるまで繰り返す。

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過分と不足 tag:spell.vincent.in,2007://2.2123 2007-12-03T02:27:19Z 2016-11-18T03:03:49Z あと少し… もう少し…… 足りない何か。 埋まらないもの。 埋められないものを 足りない何かで埋め合わせ、 やがて飽和する。  過分と不足──。 いずれに傾いでも、 何も埋まらない──。 … vincent. あと少し… もう少し……

足りない何か。埋まらないもの。

埋められないものを
足りない何かで埋め合わせ、
やがて飽和する。


 過分と不足──。


いずれに傾いでも、何も埋まらない──。

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大人の永遠 大人の絶対 tag:spell.vincent.in,2007://2.2124 2007-12-03T02:22:19Z 2016-11-18T03:10:16Z 大人の「永遠」は、「すごく長い時間」と云う意味だ。 大人の「絶対」は、代替えを見つければ、そちらに揺らぐ。 … vincent. 「大人の永遠」は「すごく長い時間」と云う意味だ。
「大人の絶対」は代替えを見つければ、そちらに揺らぐ。

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Dark pleasure tag:spell.vincent.in,2007://2.2125 2007-12-03T02:08:33Z 2016-11-18T03:16:07Z 闇──。 我が闇は誰にも照らし出せない。 ただ、ひとりを除いて──。 … vincent. 闇──。

我が闇は誰にも照らし出せない。
ただ、ひとりを除いて──。

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狼煙(のろし) tag:spell.vincent.in,2007://2.2126 2007-12-03T01:57:13Z 2016-11-18T03:24:06Z 頭(こうべ)を垂れて反逆の狼煙を。 瞼を伏して逆賊の焔(ほむら)を──。 … vincent. こうべを垂れて反逆の狼煙を。
瞼を伏して逆賊のほむらを──。

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理不尽の頂点 tag:spell.vincent.in,2007://2.2127 2007-12-03T01:48:25Z 2016-11-18T03:29:11Z 「愛」とは理不尽の頂点。 … vincent. 「愛」とは理不尽の頂点。

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思考の句読点 tag:spell.vincent.in,2007://2.2128 2007-12-03T01:41:50Z 2016-11-18T03:35:34Z 「健忘」と云う自衛本能は、 そのときの「本当」を悉く奪い去る。 … vincent. 健忘と云う自衛本能は、そのときの本当を悉く奪い去る。

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等身大 tag:spell.vincent.in,2007://2.2134 2007-11-17T05:58:28Z 2016-11-18T04:22:42Z 「宙に浮いている」と云われた。 「先が見えない」とも。 それは「イメージの肥大化」が原因だと感じた。 僕のイメージは独り歩きする。 それは、制御不能な独り歩き。 「難しい」と云われた。 「当然だ」と感じた。 「理解力」に絡め取られる向きは… vincent. 「宙に浮いている」と云われた。
「先が見えない」とも。

それは「イメージの肥大化」が原因だと感じた。

僕のイメージは独り歩きする。
それは制御不能な独り歩き。

「難しい」と云われた。
「当然だ」と感じた。

「理解力」に絡め取られる向きは「感受性」の言葉に耳を貸さない。

「意味」や「理由」を追い求め、それに到達しなかった場合、「継続の覇気」を失い、過去に放った言霊の欠片が色を失う。

それらは白々と空々しく「無責任」に散ってゆく。

 虚しい…

金属質な悲鳴が内面宇宙を包む。

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Shy or Alone? tag:spell.vincent.in,2007://2.2142 2007-10-17T21:37:02Z 2016-07-10T23:17:57Z あなたは恥ずかしがり屋さんですか? それとも寂しがり屋さんですか? 10月16日、夕刻。 都営三田線電車内での1コマ。 車輌の一番隅にあるシルバーシート。 四人掛けの対面タイプ。 地下鉄では割と珍しいタイプだろう。 僕は密かに「旅行モード… vincent. k375686498.jpg

あなたは恥ずかしがり屋さんですか?
それとも寂しがり屋さんですか?

10月16日、夕刻。
都営三田線電車内での1コマ。

車輌の一番隅にあるシルバーシート。四人掛けの対面タイプ。地下鉄では割と珍しいタイプだろう。僕は密かに「旅行モード」などと呼んでいる。

隣りの車輌に背を向けた側は窓付き。対する対面には窓はない。

3席空席だったのだが、気になったので立っていた。窓なし通路側にご老人が坐っていたからだ。

僕から見ると、丁度、背中を向けた格好だ。グレーのフェルト・ハットが似合っていた。

冒頭の疑問に、ふと思考を巡らせる。

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ふたつの苗字 tag:spell.vincent.in,2007://2.2146 2007-10-09T12:43:08Z 2016-11-18T10:22:18Z 10月7日、3連休の中日。 ひとしきり、脳内会議も議題が嗄れて来た頃、 21:06、ケータイに着信。 液晶には、と或る女の子の名前。 静かに通話ボタンを押す。 … vincent. face.png

10月7日、3連休の中日。
ひとしきり脳内会議も議題が嗄れて来た頃、21:06、ケータイに着信。
液晶には、と或る女の子の名前。
静かに通話ボタンを押す。

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徒然なるままに tag:spell.vincent.in,2007://2.2156 2007-09-15T21:50:20Z 2016-07-09T02:01:46Z 内面の闘争は幾ばくかを晒すことで昇華する。 プロテクトされた硬質な行間から魂が滲む。 誰からも、何も求めない頑な気持ちが、 たったひとつの拠り所。 何も与えてくれはしない。決して。 自らで紡ぎ出すしか手立てはない。 … vincent. 内面の闘争は幾ばくかを晒すことで昇華する。
プロテクトされた硬質な行間から魂が滲む。

誰からも、何も求めない頑な気持ちが、
たったひとつの拠り所。

何も与えてくれはしない。決して。
自らで紡ぎ出すしか手立てはない。

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静寂の咆哮 tag:spell.vincent.in,2007://2.2157 2007-09-10T18:38:56Z 2016-07-09T01:54:12Z やはり、何も解決しない。 病んだ時間では何も解決しない。 流れるのではなく、積み重なってゆく。 ギリギリと、締め上げるように、ギリギリと… 凝縮された、濃度の高い、重油にも似た、 忌まわしくも、呪わしくも… 重々しい枷が、蔦のように絡みつ… vincent. やはり、何も解決しない。
病んだ時間では何も解決しない。

流れるのではなく、積み重なってゆく。
ギリギリと、締め上げるように、ギリギリと…

凝縮された、濃度の高い、重油にも似た、
忌まわしくも、呪わしくも…

重々しい枷が蔦のように絡みついてくる。
ドロドロとした粘液に溶かされるように…

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自己解析 - 4つの窓 tag:spell.vincent.in,2007://2.2159 2007-09-05T20:50:20Z 2016-11-21T11:33:39Z 「4つの窓」について、 以前、綴ったものを転載してみる。 … vincent. 「4つの窓」について、以前、綴ったものを転載してみる。

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ルックス重視 tag:spell.vincent.in,2007://2.2170 2007-08-25T20:35:46Z 2016-11-21T23:08:09Z ルックス重視、と云う言葉。 吉祥寺の、とあるマスターの呟きだ。 ちょっと以前、アルバイトを募集していたのだが、 なかなかに深い言葉だと感じた。 冒頭のフレーズ。 一般的には余り好印象を持たれるフレーズではない。 「人を見掛けで判断するな」… vincent. ルックス重視、と云う言葉。

吉祥寺の、とあるマスターの呟きだ。
ちょっと以前、アルバイトを募集していたのだが、なかなかに深い言葉だと感じた。

冒頭のフレーズ。
一般的には余り好印象を持たれるフレーズではない。「人を見掛けで判断するな」と云う教えの対極だからだ。

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夏の想い出 tag:spell.vincent.in,2007://2.2182 2007-08-13T22:53:41Z 2016-11-22T10:43:48Z 少し浸ってみる。 僕は、想い出は要らない、と云って憚らない。 それは、ひねくれの感情からではなく、 美しい想い出の変貌が哀しいからだ。 それらは経年に依って、悉く変貌する。 そのまま凍り付いてしまえば良いのだが、 時の刻みは無情にも経過す… vincent. 少し浸ってみる。

僕は想い出は要らない、と云って憚らない。

それはひねくれの感情からではなく、美しい想い出の変貌が哀しいからだ。

それらは経年に依って悉く変貌する。

そのまま凍り付いてしまえば良いのだが、時の刻みは無情にも経過するものであり、進む針を止めることは誰にもできない。

そのとき抱いた感情や交叉するベクトルなりが、あたかも初めから何もなかったかのように──。

薄っぺらな欠片たちがこちらを見て嗤う。

「君、理解力低いね?」

殊更に言い返す気にもならない。

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快適な独房 tag:spell.vincent.in,2007://2.2224 2007-07-01T10:59:00Z 2016-11-23T15:23:14Z 快適な独房──。 僕は、今の自宅をそう呼ぶ。 「独房」と云うセグメントは、一般杓子で表すと、 罪人が刑罰を償うために隔離される場所である。 なぜ、冒頭のように呼ぶかと云うと、、 と、草稿段階ではづらづらと綴ったのだが、、 他人が聞いても共… vincent. 快適な独房──。

僕は今の自宅をそう呼ぶ。

「独房」と云うフレーズを一般杓子で括ると、罪人が刑罰を償うために隔離される場所である。

なぜ、冒頭のように呼ぶかと云うと…

と、草稿段階ではづらづらと綴ったのだが、他人が聞いても共感できるものが少ないと思われるので割愛した。

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掛け替え tag:spell.vincent.in,2007://2.2225 2007-06-30T03:09:00Z 2016-11-23T15:28:27Z 代替えはない。 代用品もない。 「代」と云う文字の、 ゲシュタルト崩壊にも似た感覚に苛まれる。 「代」って何──? 「伐採」の「伐」の字が浮かぶ。 1画足されるだけで意義、根底が覆る。 漢字は面白い。 「代表」と云う言葉が浮かぶ。 何のオ… vincent. 代替えはない。
代用品もない。

「代」と云う文字のゲシュタルト崩壊にも似た感覚に苛まれる。

「代」って何──?
「伐採」の「伐」の字が浮かぶ。

1画足されるだけで意義根底が覆る。
漢字は面白い。


「代表」と云う言葉が浮かぶ。

何のオモテ──?
「代」のオモテさ。
「代」って何──?

メビウスチェーンリングが浮かぶ。


僕は掛け替えのない僕の代表だ。

我が魂の命ずるままに──。

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tag cloud tag:spell.vincent.in,2007://2.2226 2007-06-27T01:48:00Z 2016-11-23T15:43:24Z 天を仰ぎ、流れる雲に憧憬を抱く。 彼らは、どんな変わったフォルム、 どんな曖昧な輪郭を晒そうが、 誰からも何も干渉されず、 また、お咎めも一切ない。 そんな雲に憧憬を抱く、と云うことは、 その雲を凌駕する“雲の上”に想いを馳せ、 自身との… vincent. 天を仰ぎ、流れる雲に憧憬を抱く。

彼らは、どんな変わったフォルム、どんな曖昧な輪郭を晒そうが、誰からも何も干渉されず、お咎めも一切ない。

そんな雲に憧憬を抱くと云うことは、その雲を凌駕する“雲の上”に想いを馳せ、自身とのギャップに圧倒的ブランクを感じ、それを埋められない自身を呪っているのだろう。


「天下の」「一流の」と云う冠群に冷ややかな笑みを浮かべる。同時に「尾張の大うつけ」と云う言葉がリンクする。

乾いた脳内比較演算処理。

自虐的に自身を苛み、貶め、
自慰的に自身を宥め、賺し…

喩えようもなく愚かで陳腐で滑稽だ。

形骸化・形式化された自身の空洞化した空虚な魂の器をみっともなく引き摺る。


ソリッドとリキッドの狭間。固体でも液体でもない──“状態”。「現状」と云う気体のような存在。

真の「心地好さ」を感じられる「状態」「気」「アトモスフィア」──。

そんな“自然”とは空想の世界だけに実存する概念なのだろう。麒麟や鵺、ドラゴンやユニコーン──それら幻獣の類いと何ら変わらない。

何処にも実体はないが、amebicと云う言葉がチラ付く。アメーバ状、ゲル状──。

認識と云うセグメントがそれらを抽出し、無いものの輪郭を「有る」と促しているだけだ。

意識世界と云う色は、何色でも、自由に、器用に、何でも塗り染める。


乾いた風が通り過ぎてゆく。
天を仰ぎ、流れる雲に憧憬を抱く。

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純粋 tag:spell.vincent.in,2007://2.2238 2007-06-03T05:39:00Z 2016-11-24T13:23:53Z デジタル・データの良いところ。 それは「追記・推敲・編集」が容易にできること。 自らが噛み締めるために、ヴィジュアル化、 或いは、文章化して顕示化する。 自らで反芻の材料を蓄積することができる、 と云う点だ。 僕が「コンピュータで絵を描き... vincent. デジタル・データの良いところ──それは「追記・推敲・編集」が容易にできること。

自らが噛み締めるために、ヴィジュアル化、或いは、文章化して顕示化する。

自らで反芻の材料を蓄積することができる、と云う点だ。


僕が「コンピュータで絵を描きたい」と思ったのは、この「追記・推敲・編集」に集約されるのかも知れない。

アナログでの制作は常に一発勝負。自分の意に反して絵の具が落下しただけでもすべてが台無しになることもある。

「修正」はない。その「やり直し」すら許されない。

アナログとはそう云う世界。

見た目の補修や取り繕いを施すことは出来ようが、醜い「修正痕」を残す。

例えるなら、楽器演奏のときのアレである。「あ。今、間違えた…」

だが、それすら「作風・風合い」に高めることが出来たなら、Nobody's perfectを立証し、且つ、高尚な「激励」に昇華する。

「完璧」なんて有り得ない。ただ、それを目指すベクトルが美しいのだ、と。


僕がヴィンセント・ヴァン・ゴッホを尊敬するのは、彼の作風・画風なりを注視しているからではない。

彼の「生き方」──それに大いに惹かれるからだ。

彼は現代医学では「メニエル」と云う病名で知られることとなった病理に苛まれていた。

だが、当時は未解明だったため、現代よりも不当な隔絶感を味わったことだろう。

専門家でもないので詳細は言及できないが、症状として常に船の上に居るような状態。酔っ払って地面がグラグラする、例のアレ。

そんな状態が彼の「日常」だったのだ。普通の人と「普通」が違うのは「当然」だと云えよう。

少し脱線するが…
そこで僕は「お互い様」と云うことを感じたりする。

大多数が抱いている「普通」、平たく「常識」と呼ばれるものは大多数が抱いているだけであり、すべてを網羅するものではない。

少数派も確実に実存する。

故に「常識論者」とは単純にそれを異端視し、排斥したいだけの思考だ、と。

僕はそこに民主主義の限界と破綻を見る。

そして、信じ難いことにこの民主主義の根幹は、一部の少数派のために機能している。そのことに疑いを抱かないのが多数なだけなのだ。

故に、「そもそも疑わない」と云う「気休め」が、まことしやかに感じられてしまうのだろう。

僕は侍は好きだが日本国家は嫌いだ。マッカーサーが降り立ったその日からアメリカの属国となった売国奴に興味はない。

国家が国を売ったのだ。そんなアホに興味はない。

閑話休題。

メニエル疾患者だった彼の作風・画風。あの独特のうねりのある強烈なタッチ。あれはその症状のひとつだったと云われる。

彼は単純に「写生」しただけなのだ。

小学生時分、写生大会なるものがあった。「見た通りに描いてご覧なさい」と図工の先生が云った。

僕は木の葉を真っ赤に塗ったくった。それを見た先生が、

「ふざけちゃダメ。見た通りに──」

と、眉を顰めたのを記憶している。

僕は、

「僕にはこう見えるんだ。木の葉が血を流している」

と答えた。先生は呆れたような顔をしていた。

写生大会の場所は環七に面したしょうぶ沼公園。菖蒲の美しさが取り沙汰されている公園だが、周りはトラックなどの往来が激しく、排気ガスが充満していた。

僕の答えは当時の僕に見えたもののひとつだろうと感じる。ただ、それが「見えない者」には「理解」に至らないのだ。

仕方ないのでアヒル小屋のアヒルを描いた。

写真で云えば絶好のシャッターチャンスと云ったところだろうか… アヒルが羽を広げているシーン。

背景には菖蒲を連ね、幾つか架かった橋も描いた。画面一番奥には綾瀬・北綾瀬区間をゆく電車も描いた。

所謂「遠近法」だ。

小学校3年のときに描いたその絵は足立区内のコンクールで金賞を頂いた。

ただ、自分の中では「写生」ではなく、「想像図」であったことを今でも覚えている。


また、脱線したようだ、、苦笑
ゴッホの話。

彼は、日本の版画家、棟方志功に絶大な影響を与えた。
棟方志功

あのうねりのある強烈なタッチを彼は彼なりに解釈したのだろう。

僕の好きな版画家のひとりだが、彼とゴッホとの違いは、彼は生前に自分の版画が売れた、と云うことだろう。

生前のゴッホはパンも買えないほど極貧だったそうだ。現在、どこぞのオークションで何億と云うカネで自分の画が売買されている様子を彼は全く知らない。彼の末裔が潤っているだけだ。


少し広げ過ぎたので、ここらでまとめると…

ゴッホは病の症状に基づく「写生」をし、自分の見たものを見たまま通りに描き続けた。

例えば、「耳のない自画像」などが有名だが、彼は同性愛者であったとも云われる。

当時、同居していた恋人に、

「この自画像、どうかな?」

と問い、

「んー…耳がちょっとねぇ…」

と云われたことを切欠に、自ら耳を切断したとされている。

何度、描き直しても描き直しても同じことを云われ続けたのだ。やむにやまれず…

驚くほどに「真っ直ぐ」だ。

ただ、これはメニエルの症状の一環でもあるらしい。
メニエル疾患者は常に船酔い状態だ。と云うことは、平衡感覚を司る三半規管。つまり、耳に違和感を覚えるのだ。

「だあああぁぁぁーーー邪魔臭いっっ!!!」

となっても何も不思議ではない。彼だけでなく、多くの症例がそれを示している。

ただ、やはり切断の痛みを想像したら、通常の人間ならば躊躇する。

「ええーーいいじゃん耳くらい…ちょとオマケしてよー」

と、恋人に「妥協」を迫るだろう。

だが、僕はそこに美しさを感じない。
ゴッホは愚かだが美しいと感じる。


どーでも良いならどーでも良い。
何でも良いなら何でも良い。

こんなシニカルな思考が巡り、挙げ句…

生きていても死んでいても、どちらでも構わない。

と云う「極論」に発展する。


僕は、彼はそれを「地」で行った、と感じている。一個の人間として。

彼の行動を社会的動物として捉えたとき、とても「愚か」だ。ただ、彼としては「彼」を全うしただけに過ぎない。

そこに「気高さ」を感じてしまうのだ。


民主主義と云う言葉が出たので、資本主義と云う言葉も出してみる。

僕は両方とも理解しているが好きではない。平たく「邪魔臭い」。

本当は一個の人間として…何の背景も考慮せず…腹を割って接することができるのならば、何の軋轢も圧迫も衝突も生まれないはずなのだ。

「みんながそー云ってるから…」

なんぞ、どーでも宜しい。

「お前はどーなんや?」

と、問いたい。

「お前は『みんなの代表』か?」と。

他人の顔色を窺うことを余儀なくされる思想。それが「民主主義」だ。

それを「教育」によって刷り込まれているから、何の躊躇もなく、不思議や疑問もすべて封殺されているだけだ。

「協調性」とは、こう云うことではない。お互いの「自我」を「尊重し合う」と云うことだ。

故に、アンチテーゼとして「魂で来いや」と吠える。


「乞食の説法は誰も耳を貸さない」と云われるように、ゼニがないだけの理由で、それを蔑み、貶め、愚弄する。資本主義が「人間愛」とは無縁であることの証明である。

故に、泥を食んでいない綺麗事には辟易とする。




僕は「純粋」で在りたい。
様々な価値観ベクトルが糾っていようが、僕は「純粋」で在りたい。


「生きる」と云うアナログの世界。
本来、やり直しは一切きかない。

「いつでもやり直しはできるよ☆」
それはアホの気休めに過ぎない。

僕はゴッホほど純粋ではないから、デジタルの世界で幾ばくかの自身を投影させよう。

デジタルの世界には「アンドゥー」がある。スペックと環境の許す限り、無限に「やり直し」が利く。

独自の「温さ」を感じはするが…

そこで資本主義の糧を得るなりして、自身の自由意志に基づく自身をなけなし「デザイン」しよう。

そんな風に思う。

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関係 tag:spell.vincent.in,2007://2.2240 2007-06-02T03:29:00Z 2016-11-24T14:20:07Z 「あなたと彼女はどう云う関係なんですか?」 高田馬場の事務所から電話を掛けていた。 生憎、時間も時間だったため、終電はなかった。 間の悪いことに持ち合わせも底をついていた。 駆け付けられなかった。 ... vincent. 「あなたと彼女はどう云う関係なんですか?」

高田馬場の事務所から電話を掛けていた。

生憎、時間も時間だったため終電はなかった。間の悪いことに持ち合わせも底をついており、駆け付けられなかった。

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城の鍵と重い首枷 tag:spell.vincent.in,2007://2.2241 2007-06-01T13:17:00Z 2016-11-24T14:39:40Z 今朝、不動産事務所へ家賃を納めに行った。 今時、銀行振込でないほうが珍しいだろうが、 僕にとってはこちらのほうが好都合だ。 ... vincent. 今朝、不動産事務所へ家賃を納めに行った。

今時、銀行振込でないほうが珍しいだろうが、僕にとってはこちらのほうが好都合だ。

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動機なし tag:spell.vincent.in,2007://2.2245 2007-05-25T06:28:00Z 2019-11-08T06:57:14Z 「理由なき反抗」と云う言葉がふと浮んだ。 ひと目盛り深海へ潜水。 多くの場合、理由や動機を求める。 そして、 対外的には、それを知ろうと努める。 だが、なかなかに釈然に至らないものだから、 深い濃霧の中を彷徨うことになったりもする。 その... vincent. 「理由なき反抗」と云う言葉がふと浮んだ。

ひと目盛り深海へ潜水。

多くの場合、理由や動機を求める。そして、対外的にはそれを知ろうと努める。

だが、なかなかに釈然に至らないものだから、深い濃霧の中を彷徨うことになったりもする。

その根幹原因である「理由や動機」──それらがなくとも某かの「結果」を導き出す。

「原因」がなく「結果」が生じる。
「自然」と云う言葉が浮上する。

やはり、一番尊く気高く、何よりも美しい。


そんな比較論を土壌に据えると「自然は美しい」と云うことが事もなく氷解する。

そして、同時に「結果が美しければ」と云う「暗黙の条件」も浮上する。


理由は要らない。動機も不要。
「生きる」と云うことに特別な理由はない。

生きるとは無為の極致。

「僕は○○のために…」などと、お為可笑しい勘違いをブラ提げて死ぬまで謳歌・堪能するが良い…☆

望まなくとも、願わなくとも…
それは確実に訪れる。

我が魂の命ずるままに──。

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Bourbon on the Rocks tag:spell.vincent.in,2007://2.2249 2007-05-15T23:41:00Z 2016-11-24T22:50:28Z 大振りのオールド・ファッションド・グラスの中で 溶けた氷に揺蕩うバーボン・ロック。 それを片手に、僕は喩え話をする。 ... vincent. 大振りのオールド・ファッションド・グラスの中で溶けた氷に揺蕩うバーボン・ロック。

それを片手に僕は喩え話をする。

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心変わり - a change of mind tag:spell.vincent.in,2007://2.2250 2007-05-15T23:11:00Z 2016-11-24T23:04:38Z 心変わり。 自身の半生を顧みて、 苛まれている要因のひとつにこれがある。 僕の中にはない要素のひとつ。 僕は、根底に「不動の根拠」を据える。 平たく「自身が決めたルール」 それに準じようとする「殉情」 それは決して揺るがないものだ、と。 ... vincent. 心変わり──。

自身の半生を顧みて、苛まれている要因のひとつにこれがある。僕の中にはない要素のひとつ。

僕は根底に「不動の根拠」を据える。平たく「自身が決めたルール」。それに準じようとする「殉情」。それは決して揺るがないものだ、と。僕はとても頑固だ。

「頑迷」と云う言葉を当てた先輩も居た。「依怙地」とも。

対極に「心変わり」が挙がる。

「自分で決めたルールを覆す」──僕にはそう感じられてしまう。

そして「怖いもの知らず」と云う言葉が連動する。自分で決めたルールすら覆すのだ。怖いもの知らずで「当然」だ、と。


心変わりしない僕からすれば、心変わりする女の子は自由奔放だ。

それは決して拘束できるものではない。魂の拘束はできるかも知れないが、往々にして、その前段にある「心」がそれを阻む。そして「身体」がそれを拒絶する。

そんなとき、一陣の風が舞う。コミカルな表現で云えば、カラスが鳴く。(´∀`*)


心変わりは醜悪だ。
だが、それをいとも簡単に行える女の子は、

──とても美麗だ。

そんな風に思う。

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だから、背中で刻むのさ… tag:spell.vincent.in,2007://2.2258 2007-05-02T01:26:00Z 2016-11-25T03:50:05Z 昨夜、ケータイに留守電がひとつ。 また、仕事の話かな、などと思って再生。 留守電を聞いたら連絡を。 実の弟からだった。 僕は、彼にケータイ番号を教えていない。 多分、父親か妹か、或いは、母親からか。 いずれにしても、僕は家族との交流を絶っ... vincent. 昨夜、ケータイに留守電がひとつ。また仕事の話かな、などと思って再生。

 留守電を聞いたら連絡を。

実弟からだった。

僕は彼にケータイ番号を教えていない。多分、父親か妹か、或いは母親からか、いずれにしても僕は家族との交流を絶っている。

今年の新年早々、父親から絶縁されたばかりだ。彼の理由は解らない訳でもないが釈然とはしていない。

4月27日、ついこの間のことだが、この日は丁度、彼の誕生日だった。

僕は西武新宿線中井駅付近にある石川家で飲んでいた。

奇しくも、中井で知り合った兄弟分のひとりも父親と同じ日に誕生日だった。そのことは苦笑混じりで彼にも告げた。

26日の晩からカウントダウン宜しく酒席を設けた。

僕は酔いも手伝ったのか、父親のケータイを鳴らした。0時を廻ったばかりで、どうせ寝ているだろうと思ったのだが、3コール目で彼が出た。

少し面食らったが、おめでとう、と。そう告げてケータイを切った。眠気混じりのありがとうが少し滲みた。


閑話休題。


弟と交流を絶ってから割と久しかったが、以前の厭な予感もあり、折り返しを躊躇していた。

 また、俺をあの渦中へ?
 悪党に手を貸すつもりはないぜ?

僕が彼にケータイ番号を教えない理由は彼も何となく感じているだろう。だが、それを越えてでも僕に告げたいことがあるのだ、と。

様々な危惧を払拭し折り返してみた。ワン切り。すぐに折り返してきた。

「ああ。兄貴?」
「留守電聞いたよ。どうした?」
「や、少し前の話なんだけどね…」
「ああ」

聞くと、弟と共通の友人…弟と同い年…のことだった。

その友人は少し以前に難病奇病を患い、それこそ生死を彷徨ったらしかった。

その病気の所為で全身の毛がすっかり抜け落ちてしまったが、今は退院して何とか無事に過ごしているとのこと。

弟は、多分、白血病の類いだと推測したようだが、僕の眉間には皺が刻まれた。

「そうか。大変だったんだな…」
「うん、それでな。(友人の名)が兄貴に会いたがってるんだよ」
「そうか…」
「俺も随分前に言付かってたんだけどな。兄貴と連絡取れなかったから…」
「ああ。それは悪かったな」
「割りと塞いでるみたいなんだよ。で、余り人とも会いたがらないんだけどな」
「だろうな…」
「それでも兄貴には指名入っててよ…」
「そうか…」
「ヒマ見つけて会ってやってくれよ…」
「解った。頭の片隅に入れとく」

そう云ってケータイを切った。追憶が脳裏を巡った。

彼とは弟が切欠で友人になった。小学生時分の話だ。僕の4コ下で、なかなか賢い子だったが、その頃から原因不明の顔面神経痛などに苛まれ、身体は丈夫ではなかったように記憶している。

ただ、共通の趣味で繋がっていた。ノートにマンガを描いてはお互い交換して、あれやこれやとお喋りをしたものだ。

お兄ちゃんは絵がうまい、と云われたことが印象に残る。


そんな彼が僕に会いたがっているとは… 彼の母親も同様、会いたがっているらしい。

彼の母親は僕がバーテンダーだった頃、店に足を運んでくれた。僕が「兄貴」と呼ぶ人が経営する湯島の店にも来てくれた。

 お兄ちゃん、自分を見失わないでね…

そんな言葉が想起される。


僕が逢いたいと望む者からはお声が掛からず、突拍子もないところから指名が入る…

何とも複雑な気持ちだが、僕の刻むものに触れたい者ならば僕は拒まない。

ヒマ作って会いに行くよ…w
待ってろ。兄弟。

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流離いの魂人 tag:spell.vincent.in,2007://2.2264 2007-04-15T19:17:00Z 2016-11-25T05:11:14Z ぽつりぽつりと洩れ出す言葉。 一体、どんな意味があると云うのだろう。 吹けば飛ぶよな、なけなしの語彙。 腹の底に何も響かない、薄っぺらな欠片。 そんなものを幾ら紡いだところで、、 何も埋まらない。 空虚な空洞に、金属質な響きが谺するだけ。... vincent. ぽつりぽつりと洩れ出す言葉。
一体、どんな意味があると云うのだろう。

吹けば飛ぶよな、なけなしの語彙。
腹の底に何も響かない薄っぺらな欠片。

そんなものを幾ら紡いだところで…

何も埋まらない。

空虚な空洞に金属質な響きが谺するだけ。


それでも紡がなくてはならない。
否、意識せずとも紡ぎ出されてゆく。

止め処なく、溢れてくる。

云いたいことを云っているのではない。
云えることを云っているだけ。

やりたいことをやっているのではない。
できることをやっているだけ。


ぽつりぽつりと洩れ出す言葉が
震えるほどに心地好かったら…

ぽつりぽつりと紡がれる言葉が
背筋が凍るほどに背徳感を帯びていたら…

どんなにも美しいだろう。

きっと、身の毛もよだつほど神々しいに違いない。


我、流離いの魂人なり。

未だ見ぬ、新しい輝きを求めて。
何処を彷徨っても、そんなものはないと知りつつも…

大いなる幻想にすべてを賭して──。


我が魂の命ずるままに──。

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棚上げの美学 tag:spell.vincent.in,2007://2.2277 2007-02-18T12:20:00Z 2016-11-26T01:00:31Z 僕は、くすぐるのが好きだ。 某西武新宿線駅前付近にある居酒屋でのこと。 僕は大抵ひとりでぶらりと立ち寄るのだが、 ここのお店の方々には大変お世話になっている。 「あぁ〜vincent.さん来たぁ〜おかえりなさ〜い」 僕はフツーに... vincent. 僕は、くすぐるのが好きだ。

某西武新宿線駅前付近にある居酒屋でのこと。僕は大抵ひとりでぶらりと立ち寄るのだが、ここのお店の方々には大変お世話になっている。

「あぁ〜vincent.さん来たぁ〜おかえりなさ〜い」

僕はフツーに「おかえりなさい」に弱い。自宅を一歩出たら、ハード・プロテクトが体躯を覆う。ちゃらんぽらんに気を抜いているように装ってはいるが、内面のスタンスの在り方が何処にあるのか。僕だけは欺けない。自分に嘘はつけない。

それが瞬殺で崩壊するのだ。眉が八の字になり口許が綻ぶ。

「vincent.さんはカウンター?」
「うん。ひとりやしねぃ」

じゃ、と云ってママンが席を立つ。そこですかさず僕がその席に坐る。

「いやぁ〜僕の為に椅子をあっためてくれたんですね? 美しい気遣いだなぁ〜流石、ママン♪」

と、さらりと云ってのける。自然と笑顔が向けられる。

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僕は何もしていない。 tag:spell.vincent.in,2007://2.2278 2007-02-11T06:50:00Z 2016-06-14T08:13:00Z 僕は何もしていない。 ただ、ポテンシャルの扉を開けただけ。 鍵は、もともと君のものだったのさ。 ただ、それに今まで気付かなかっただけ。 うっかり、しまい込んで忘れていただけ。 その扉を開けてしまったら、 あとは、なるようになる... vincent. 僕は何もしていない。
ただ、ポテンシャルの扉を開けただけ。

鍵は、もともと君のものだったのさ。
ただ、それに今まで気付かなかっただけ。
うっかり、しまい込んで忘れていただけ。


その扉を開けてしまったら、
あとは、なるようになるさ。
や、なるようになるだけさ。

僕は何もしていない…☆

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とある居酒屋にて tag:spell.vincent.in,2007://2.2279 2007-02-09T18:58:00Z 2016-11-26T01:26:48Z だいたいカウンターに坐る。 水槽がある。 中には海老が。 こないだまではいっぱいいたのに今は数匹。 「儚い命なのよぅ〜」 しばらく、彼らの動きをぼんやりと眺めていた。 彼らは生きることに意味を感じていない。 生きるとは、どう... vincent. だいたいカウンターに坐る。

水槽がある。中には海老が。
こないだまではいっぱいいたのに今は数匹。

「儚い命なのよぅ〜」

暫く彼らの動きをぼんやりと眺めていた。


彼らは生きることに特別な理由や意味、目的を見出していない。

ただ、生きている間だけ生きている。

トランスルーレントな筐体の中には驚くべく単純構造な内包物が理路整然と然るべく格納されている。

何だか、ものすごく癒された。

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vin.吐露 tag:spell.vincent.in,2006://2.2305 2006-11-06T21:33:00Z 2016-11-27T15:05:30Z 思ったことを徒然なるままに──。 妹のこと。 彼女は11年一緒に暮らした男と別れを告げた。 彼女の両眼から心の血液が止め処なく溢れていた。 他の人に心を移してしまった。心地好さを感じてしまった。 もう一緒に居ることはできない。ごめんなさい... vincent. 思ったことを徒然なるままに──。


妹のこと。
彼女は11年一緒に暮らした男と別れを告げた。彼女の両眼から心の血液が止め処なく溢れていた。

他の人に心を移してしまった。心地好さを感じてしまった。もう一緒に居ることはできない。ごめんなさい… でも、ありがとうが止まらない…

感謝と罪悪感とが入り交じった悲痛な叫び。僕は兄であるにも関わらず、何もすることができない。

近場で酒をご馳走した。
幾分、和らいだようだったが、まだまだ現実の壁が彼女を責め立てるのだろう。


父親のこと。
そんな彼女が転がり込んで来る。以前、僕も10年来の女と別れを告げ、彼のもとへ転がり込んだ。そのとき、頭をカチ割って生死を彷徨った。

彼は父親らしからぬ父親だと云うことは、誰に諭されることなく自覚している。娘の不憫さや自身の腑甲斐無さに小さな背中が震える。

彼もまた、20数年連れ添った女と別れを告げている。僕の母親だ。


母親のこと。
母性本能に溢れた気性の激しい女。娘の訴えを聞かされたとき、脱力して悲嘆に暮れてしまったと云う。

彼女は僕に会いたいがために妹との酒席に参加した。彼女と会うのは今年初めてだった。もうそろそろ年を越そうと云うにも関わらずだが…

彼女らの会話を客観的に眺めていると、根幹が似通っている、と感じた。遺伝子は抗えない。そして、性別の違いを否めない。

母親である前に彼女は女だ。女性の持つ独特のおぞましさや醜さを内包している。

母親として、女として。双方が入り交じり、骨子がズレてくる。感情論に支配されてしまうと、肝心な建設的な会話が成立しずらくなってしまう。

ただ、名目はやはり妹が主題だ。彼女の話を聞いてやることが今回の主題なのだ。

何とか仲裁風で話を続けたが、毎度のことながら何とも骨の折れる作業だ。




僕が家族との会話を求めないのは、この辺りにある。

僕には儒教的な長男と云う自覚はない。そんなものは単なる「順番」だ。

年功序列神話が崩壊した今となっては、僕の考えが正しいことが立証されたに過ぎない。

価値観が常に流動的なのは社会的動物が棲息するための必然的要素だと感じている。

社会的動物とは、我々人間を原生的生物として捉えた観点ではなく、枠組みに組み込まれた歯車である、と云う観点を差している。そこには暗黙のピラミッドも存在する。

歯車は歯車として、それぞれに与えられた役割をこなせばよいのだ。「私見」を封殺し、役割を全うすることに「甲斐」を見出せばよい。

僕は兄弟間でも会話を求めない。同じ遺伝子の組み合わせであるにも関わらず、何故、こうも違うのか?

それは遺伝子に依るところではなく、自力で切り開いた「社会性」なりが関与して来ると思われる。

彼らは自力で生活をしているが、社会性の部分では閉鎖的だ。平たく「世間が狭い」。

自分の知っている世界観がすべてだと錯覚している。それに気付いていないから生を垂れ流していられるのだ。

そして、「社会的貢献」と云うものに頓着がない。「自分さえ良ければ他人はどうでも良い」。この辺りは彼らだけではなく、一般的に大多数がこう云った考えだろうと推測される。

「知ってから悩みが生まれる」とは、この辺りから生まれた言葉だ。最も幸福なのは「無知」。だが、本当に無知であれば、幸福すらも定義の手段を持たない。

ただ、「世界征服」と云う観点からみれば、彼らはそれを成就していると云えよう。

以前から何度も同じことを綴っているが、世界征服とは地理的・政治的な征服ではなく「自身の持つ価値観・世界観」の征服のことである。「自己完結」とも換言できよう。

平たく「井の中の蛙」と云うことだ。差異はそれぞれの掲げる「井」の違い。この1点。

井戸の領域を拡大すれば、新たな歓喜なりを知ることになるが、同時に侭成らずの悲哀なりが付随する。

常に両極を抱きながら前進するしかなく「矛盾」とは必然の価値観なのだ。その最果てには一体何があるのか?

──何もない。
生物としての価値観の最高峰である「死」が待っているだけだ。


「どうせ死ぬ」

これをハイパーネガティブと呼ぶが、この概念は決して暗い内容ではない。当たり前のことを当たり前に云っているだけだ。

この「どうせ」と云う言い回しを卑屈に捉えるのではなく、割り切る。すると、細かな雑事が…一時的にではあれ…払拭される。

ハイパーネガティブ──。
ネガティブを超越するのだ。ポジティヴすらも通り越し、スーパーポジティヴへと昇華する。

そして、「どうせ死ぬのだから楽しむ」にスライドするのだ。




curious epicurean; vincent.

直訳すると、
「イカれた快楽主義者; vincent.」

犇めき合う様々な価値観や激流のような感情のヴォルテックス。それらを自身が自身で捉え、それらを懸命に制御する。

真の快楽は容易く手に入らない。故に、渇望する。

我が魂の命ずるままに──。

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念う tag:spell.vincent.in,2006://2.2341 2006-08-10T07:07:00Z 2016-11-29T00:27:04Z 文章として書き記すと、 途端に軽く感じてしまうかも知れないが。。 ただただ、案じている。 今しばらくは。。今しばらくは。。 辛さ苦しさが深い分、感動もまた深い。  vincent.語録のひとつ。 ならぬ堪忍、するが誠の堪忍。  オイラの製... vincent. 文章として書き起こすと、途端に軽く感じてしまうかも知れないが…

ただただ、案じている。
今しばらくは。今しばらくは。

辛さ苦しさが深い分、感動もまた深い。
──vincent.語録のひとつ。

ならぬ堪忍、するが誠の堪忍。
──僕の製造元の片割れから聞いた言葉。

ただただ、案じている。
今しばらくは。今しばらくは。


包んでやる。

全部だ。
全部、包んでやる。

ありったけ包んでやる。





行間に魂を込めて──。

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Jazzと煙草と tag:spell.vincent.in,2006://2.2361 2006-06-24T16:55:00Z 2016-11-30T21:41:00Z 人間並みの体温に戻り、少し浮かれていたが、 モニタを見詰めながら、ふと思った。  やはり、俺はひとりが似合っているんだな。。と。 軽快な Swing Jazz を BGM に セブンスターを燻らしながら、 苦笑を浮かべて小休止。  あと、... vincent. 人間並みの体温に戻り、少し浮かれていたが、モニタを見詰めながら、ふと思った。

やはり、俺はひとりが似合っているんだな、と。

軽快な Swing Jazz を BGM にセブンスターを燻らしながら苦笑を浮かべて小休止。

あと、ひと息だな…

心の呟きを文字にしたため、傾いだバランスに酔う──。

アルコールは入れていない。
しばらくはお預けだ。

自分自身に対する褒美くらい、せめて彩りたい。派手な演出は要らない。

ただ、心地好い静寂があれば、それで良い。
静寂が心地好ければ──それだけで良い。


Jazz と煙草と── vincent. is here...

一方的に想いを寄せる孤独を愛でてやる。

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強化硝子 tag:spell.vincent.in,2006://2.2384 2006-04-19T18:45:00Z 2019-11-09T05:18:39Z 破壊に対する抵抗性を高めた硝子。 針金を斜交いに抱き、 パンプマッピングされた摺り硝子で両面サンド。 ちょうど、キャンバス地のように凹凸した表面。 ... vincent. armored_glass.jpg

破壊に対する抵抗性を高めた硝子。針金を斜交いに抱き、パンプマッピングされた摺り硝子で両面サンド。ちょうど、キャンバス地のような凹凸の表面。

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tag:spell.vincent.in,2006://2.2394 2006-04-02T11:50:00Z 2016-12-01T15:51:46Z 雨に打たれている桜を見ていて、ふと思った。 『何も求めていない。ストイックだ──』 1年と云うサイクルを費やして築き上げた成果ですら、 開花から満了時期と云うリミットをもって散りゆく。 「無制限」と云う願望の虚しさを知る。 とても、静かだ... vincent. 雨に打たれている桜を見ていてふと思った。

『何も求めていない。ストイックだ』

1年と云うサイクルを費やして築き上げた成果ですら、開花から満了時期と云うリミットをもって呆気なく手放す。

「無制限」と云う願望の虚しさを知る。

とても静かだ。そして、厳かだ。

やはり美しい。

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兄弟との語らいにて tag:spell.vincent.in,2006://2.2395 2006-03-29T21:15:00Z 2014-12-29T18:12:15Z your pleasure is my pleasure に何の間違いも矛盾もないのだなぁ、 と実感した 少し寂しい夜 俺は俺 変わる必要はひとつもない ... vincent. your pleasure is my pleasure

に何の間違いも矛盾もないのだなぁ、

と実感した

少し寂しい夜

俺は俺

変わる必要はひとつもない

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Have you ever been watching a fairy...? tag:spell.vincent.in,2006://2.2396 2006-03-27T14:07:00Z 2016-12-04T03:37:19Z Have you ever been watching a fairy...? (swf) *作成日:2002/05/30 04:59 「そもそも疑わない」が「信じ過ぎた」に変わるとき、 「絶望」していても「失望」することを知り、 「絶対... vincent. Have you ever been watching a fairy...? (shadowbox)
*作成日:2002/05/30 04:59

「そもそも疑わない」が「信じ過ぎた」に変わるとき、「絶望」していても「失望」することを知り、「絶対」が脆くも崩壊することを教えてくれた恋──。

可愛い嘘つき仔猫ちゃんの嬉しかった嘘から、どうにか何とか立ち直れそうな気がするよ。。苦笑

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大事にするよ tag:spell.vincent.in,2006://2.2401 2006-03-08T07:55:00Z 2016-12-02T01:01:13Z 昨夜半、婚約した。 出会いはいつも唐突。そして、落雷→電撃→撃沈 「きみにはかなわないよ。。」 正直、勝負を降りた男には、勝ち負けを論ずることすら、 身の程知らず甚だしいのだろう。 そもそも、勝負を挑んでいない。  ただ、かなわない と云... vincent. 昨夜半、婚約した。

出会いはいつも唐突。
そして、落雷→電撃→撃沈

「きみにはかなわないよ…」

正直、勝負を降りた男には勝ち負けを論ずることすら身の程知らず甚だしいのだろう。

そもそも勝負を挑んでいない。
ただ、かなわないと云う感覚が五体を支配する感覚。

まさしく屈服。
蹂躙する権限すら明け渡してしまうような…


相手は僕の33コ下。

「20年待つよ」

彼女の愛くるしいまんまるお目目には何が映ったのだろう。
多分、仕事疲れでしなびたオッサンが映っていただろう。。w

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ネグラ・モデロと頬を撫でる夜風 tag:spell.vincent.in,2006://2.2402 2006-03-05T03:09:00Z 2017-02-14T05:06:44Z 土曜日の夜、久しぶりに地元へ帰った。 地元と云っても育ちの地元。足立の僻地。 木曜日の夜、請求書未到達のクライアントに 直接、手渡しで持って行った。 事務所から1コ離れた駅前にある居酒屋。 ... vincent. Negra Modelo

土曜日の夜、久しぶりに地元へ帰った。
地元と云っても育ちの地元。足立の僻地。

木曜日の夜、請求書未到達のクライアントに直接、手渡しで持って行った。
事務所から1コ離れた駅前にある居酒屋。

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i think about tag:spell.vincent.in,2006://2.2403 2006-02-25T19:22:00Z 2016-12-03T03:38:50Z 2月24日(金)大阪へ行った。 アカシックレコードなるインディーズ・バンドのライブ。 ライブ会場へ行くのに、かなり手こずるも無事到着。 2、3曲目で不覚にも不覚をとる。 歌い手のしゃがれた声が胸に突き刺さった。  寂しいときには「寂しい」... vincent.

2月24日(金)大阪へ行った。

アカシックレコードなるインディーズ・バンドのライブ。ライブ会場へ行くのに、かなり手こずるも無事到着。

2、3曲目で不覚にも不覚をとる。
歌い手のしゃがれた声が胸に突き刺さった。

 寂しいときには「寂しい」と云う。
 悲しいときには「悲しい」と云う。

そんな当たり前のことがうまくできない。

多分、理由もなく頬を伝う液体が今の俺を表しているのだろう。

『かなり病んでるな…』

サングラスをしていて良かった、と苦笑した。

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不器用 tag:spell.vincent.in,2006://2.2406 2006-02-12T11:27:00Z 2016-12-03T04:23:07Z 「孤独の人。。」 或るオカマちゃんにそう云われた。 「vincent.は孤高じゃなくて、孤独の人。。」 思わず苦笑した。 ... vincent. 「孤独の人…」

或るオカマちゃんにそう云われた。

「vincent.は孤高じゃなくて孤独の人…」

思わず苦笑した。

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父親 tag:spell.vincent.in,2005://2.2419 2005-11-23T14:26:00Z 2016-12-03T11:28:24Z 何だか、心穏やかで、 娘の帰りを心待ちにしている 父親のような気分だ。 ... vincent. 何だか心穏やかで、娘の帰りを心待ちにしている父親のような気分だ。

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tag:spell.vincent.in,2005://2.2430 2005-09-29T08:10:00Z 2016-12-03T18:18:45Z 「アニキ。昔の眼に戻ったね…」 4コ下の兄弟分よーちゃんが呟いた。 「きっちり見開かれてる。いい眼だ──」 俺は照れ笑いを浮かべながら、ビール・グラスに接吻した。 黄金色の液体がしゅわしゅわと喉を潜り抜け、 胃の腑でふわっとじんわり拡が... vincent. 「アニキ。昔の眼に戻ったね…」

4コ下の兄弟分よーちゃんが呟いた。

「きっちり見開かれてる。いい眼だ──」

俺は照れ笑いを浮かべながら、ビール・グラスに接吻した。黄金色の液体がしゅわしゅわと喉を潜り抜け、胃の腑でふわっとじんわり拡がった──。

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大事な場所 tag:spell.vincent.in,2005://2.2444 2005-07-31T21:09:00Z 2016-12-04T11:45:58Z コンビニの帰り。 いつもの坂道を登り切ると、 いつもの場所に、 いつもの仔猫が、ちょこんと坐っていた。 ... vincent. コンビニの帰り。

いつもの坂道を登り切ると、いつもの場所にいつもの仔猫がちょこんと坐っていた。

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剪定される蔦 tag:spell.vincent.in,2005://2.2451 2005-07-13T03:38:00Z 2016-12-04T13:36:30Z 煙草を買いに外に出た。 トントンと階段を降りると、数人の庭師らが 家の壁面を這うように茂った蔦に剪定鋏を入れていた。 横目でちらりと見てから、自販機へ向かう。 戻って来ると、入口附近でラフな格好の大家さんと スーツを着た男が図面を拡げて立... vincent. 煙草を買いに外に出た。

トントンと階段を降りると、数人の庭師らが家の壁面を這うように茂った蔦に剪定鋏を入れていた。横目でちらりと見てから自販機へ向かう。

戻って来ると、入口附近でラフな格好の大家さんとスーツを着た男が図面を拡げて立ち話をしていた。

「こんにちは。あ… おはようございます」

大家さんが挨拶して来たので、おはようございます、と応えた。

「今日は剪定してるんですよ」

ああ、そうなんですか、と微笑み、階段を昇った。部屋に戻ると、おかえりなさい、と布団の中から姫の声。

「今、外で剪定してるよ」
「センテイ?」
「うん。蔦やら何やら伸び放題やしねぃ」
「え? 伐ってるの?」
「うん。大家さんが職人に指示してたよ」

しばし沈黙する姫。

「ん? どしたぁ?」
「や、トイレの窓の…」

トイレのルーパー窓に絡まった蔦のことを思い出した。

「ああ、絡まった蔦のこと?」
「うん… 伐られちゃうのかなぁ?」
「うん、そーだね。伐られちゃうね…」
「…そっかぁ」

姫の顔色が曇った。

「あたしは別に構わないのに…」
「や。でも、夏になるしねぃ。大家さんトコなんて虫わんさかおるんちゃうかなぁ?」
「可哀想…」

寝る、と云うと、姫は背中を向けて寝入ってしまった。


住居を管理する側である大家さんのベクトル。そこに居住する者のベクトル。そして、双方のベクトルの合致点・共通項として選ばれた物云わぬ植物──。

自然との調和と共存は難しいことなのかも知れない。

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貫く tag:spell.vincent.in,2005://2.2462 2005-05-21T15:00:00Z 2016-12-04T16:38:56Z  your risk is your own risk.  your life is your own life. 兄弟分に宛てた文言を 自身の魂に刻みつけよう みっともなくても かっこ悪くても。。 それでも 俺は 俺。。 他に代替の利か... vincent. your risk is your own risk.
your life is your own life.

兄弟分に宛てた文言を
自身の魂に刻みつけよう

みっともなくても かっこ悪くても
それでも 俺は 俺

他に代替の利かない 魂の器をブラ提げて
自身の信条と 流儀を貫きたい

我が魂の命ずるままに──


俺の愛しい人 俺だけの愛しい人

愛してる

楽観的にも 悲観的にも

すべて ひっくるめて

愛してる


のろけ話 ご容赦。。照

一挙手一投足に 一喜一憂し
一挙手一投足に 一喜一憂させる

互いに傷付け合い 互いに傷を舐め合う

世界中に どんなに嘲笑されても
世界中に どんなに侮蔑されても

 ふたりの世界は 揺るがない
 ふたりだけの世界

 拘束のない拘束に 拘束される
 束縛のない束縛に 束縛される

「愛し合う」とは そういうこと

俺は そんな風に思う

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夜明け前 tag:spell.vincent.in,2005://2.2487 2005-04-09T15:00:00Z 2016-12-05T13:58:23Z 大吟醸 産地:長野 +4(辛口) ... vincent.
夜明け前 大吟醸
大吟醸 産地:長野 +4(辛口)

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阿吽 tag:spell.vincent.in,2005://2.2489 2005-04-01T15:00:00Z 2016-12-05T14:17:55Z 昨夜…と云っても正確には今日の午前3時頃。。 ゆうちゃんから連絡があった 「アニキ 何してるのかなぁ思って。。」 ま フツーは寝てるわなぁ。。 オイラ 起きてたけど。。笑 「最近 連絡なかったから寂しかったんですよぉ。。」 うひゃひゃ コ... vincent. 昨夜… と云っても正確には今日の午前3時頃、ゆうちゃんから連絡があった。

「アニキ、何してるのかなぁ思って」

ま、フツーは寝てるわなぁ。オイラ起きてたけど。笑

「最近、連絡なかったから寂しかったんですよぉ」

うひゃひゃ。コイツ、アホや。

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日常の切り出し - 負の文化 tag:spell.vincent.in,2005://2.2493 2005-03-27T15:00:00Z 2016-12-05T15:27:11Z とあるコンビニでのひとコマ。。 「セブンスター2個下さい」 レジで小銭を出しながらvincent. 「済みません 1個しかありません。。」 煙草をカウンターに置きながらレジの女の子 「あぁ じゃ 1個でえぇよぉ」 「このままでよろしいです... vincent. とあるコンビニでのひとコマ──

「セブンスター2個下さい」

レジで小銭を出しながらvincent.

「済みません。1個しかありません…」

煙草をカウンターに置き、レジの女の子。

「あぁ。じゃ、1個でえぇよぉ」
「このままでよろしいですか?」
「うん」

コンビニでの会計時は、大体、相手の顔を見ずに手元だけを見ていることが多い。

何を思ったかレジの女の子。袋なしでも店外持ち出しOKの目印「サンキューシール」を丁寧に煙草に貼り付けてくれた。

少し「?」な面持ちで女の子の顔を見ると、彼女もキョトンとしている。胸のネームプレートに目を向けると「実習生」の文字。思わず口元が綻んだ。

「煙草にゃシール貼らんほうがえぇよぉ」

小首を傾げる女の子。何を云われているのか分からない様子。vincent.は微笑みながらレジを離れようとした。

「…済みません」

店主らしき年配の男が詫び、実習生の女の子に何事かを教えている。や、と云いながらコンビニを後にしたvincent.は、何故か微笑ましい気持ちでいっぱいになっていた。


サンキューシールが恥ずかしい訳ではない。

ただ、彼女は法律上、喫煙を許されていないのだろう。どのくらいの時間、そのサンキューシールの貼られた煙草をお客さんが持ち続けていなければならないか、そんなことは知らない。

もしくは、通り一辺倒に教えられたことを忠実に守っているのか、或いは缶コーヒーなどと一緒に買ったときに彼女はどうするのだろうか、或いは…

などと、いろいろな推測がvincent.の頭の中を縦横無尽に駆け巡った。

そして、気になったのは店を出たときに「ありがとうございました」の声が聞こえなかったことだ。

高々280円ごときで偉そうな講釈を垂れるつもりはないが「済みません」の前に「ありがとうございます」をキッチリ教えるべきやろぉ? などと感じた。

そして、そこに日本独自の「負の文化」を感じた。


いずれにしても「無知は幸福」とでも云おうか、知ったところで彼女の態勢に何らの影響を及ぼすものでもないが──

汚れを知らぬ純真無垢さや直向きな健気さに触れられたようで清々しい気持ちになった。

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Deep love tag:spell.vincent.in,2005://2.2496 2005-03-16T15:00:00Z 2016-12-05T16:06:38Z 「わたし。。あなたに恋愛感情はないの。。」 彼女の半開きの唇から ぽつりと洩れ出した 普通の男だったら 眩暈を覚えるほどの衝撃を受けるに違いない ... vincent. 「わたし、あなたに恋愛感情はないの…」

彼女の半開きの唇からぽつりと洩れ出した。普通の男だったら、眩暈を覚えるほどの衝撃を受けるに違いない 。

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Sadness tag:spell.vincent.in,2005://2.2497 2005-03-13T15:01:00Z 2016-12-05T16:34:57Z 人は なぜ 泣くのか。。?  原因は 訊かない ... vincent. 人は なぜ 泣くのか?
理由は 訊かない

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美しい者の傍らにて tag:spell.vincent.in,2005://2.2503 2005-03-08T15:00:00Z 2016-12-06T12:44:32Z 大きなこと 小さなこと。。 そのどちらでもない  やりたいことをやる 理由は ひとつ  やりたいから 義務や焦燥は 何処吹く風ぞ。。 一番でも ビリッケツでもない  気高く 美しい 孤高とは  依ることでも 依らせることでもなく  気高く... vincent. 大きなこと 小さなこと
そのどちらでもない

やりたいことをやる

理由は ひとつ

やりたいから

義務や焦燥は 何処吹く風ぞ
一番でも ビリッケツでもない

気高く 美しい


孤高とは
依ることでも 依らせることでもなく
気高く 美しく 存在するだけ

何を見せ 何を聞かせ
何を感じさせるか──

それは自分以外の人格が決める
本人の与り知らない部分で
勝手に ひとり歩きするもの

本人のやることは ひとつ

自身を制御する だけ


大きなこと 小さなこと
そのどちらでもない

やりたいことをやる

理由は ひとつ

やりたいから

義務や焦燥は 何処吹く風ぞ
一番でも ビリッケツでもない

気高く 美しい


ただ ひたすらに
真摯に 愚直に 真っ直ぐに
風の吹くまま 気の向くまま

自身の魂の命ずるまま

我が魂の命ずるまま──

___ 女神棟にて

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Life has no meaning... tag:spell.vincent.in,2005://2.2510 2005-02-12T15:00:00Z 2016-12-06T14:46:25Z 親父に鍋を振る舞った ガード下の居酒屋 「今日 お前の母親の誕生日やな。。」 「あぁ せやねぃ。。」... vincent. 親父に鍋を振る舞った。
ガード下の居酒屋。

「今日、お前の母親の誕生日やな」
「あぁ、せやねぃ」

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「イエスマン」と「オーイエー」の違い tag:spell.vincent.in,2005://2.2518 2005-01-09T15:00:00Z 2016-12-07T00:06:32Z 「イエスマン」と聞いて どんな印象を受けるだろうか? 「あの人は部長のイエスマンやから。。。」 「お前も青いなぁ。。。  イエスマンでえぇやん あーゆー場合は。。。」 等々。。。 正直 好印象は持たれないと感じる 逆にマイナス印象 ... vincent. 「イエスマン」と聞いて、どんな印象を受けるだろうか?

「あの人は部長のイエスマンやから」
「お前も青いなぁ。イエスマンでえぇやん、あーゆー場合は」

等々。

正直、好印象は持たれないと感じる。
逆にマイナス印象。

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ちょっとお尋ねしますが tag:spell.vincent.in,2004://2.2526 2004-11-30T15:00:00Z 2016-12-07T17:03:36Z ミーティングを兼ねた 気分悪い昼食を終え 某電化製品量販店へ向かい エアコンを物色 最安値価格のものを選択し 工事日を設定 カード精算し レシートを受け取り 領収書を切るために 何たらカウンターへ... vincent. ミーティングを兼ねた気分悪い昼食を終え、某電化製品量販店へ向かいエアコンを物色。

最安値価格のものを選択し、工事日を設定。
カード精算し、レシートを受け取り、領収書を切るために何たらカウンターへ。

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魂を抱いてくれ tag:spell.vincent.in,2004://2.2530 2004-11-22T15:00:00Z 2022-01-22T08:32:49Z 社交辞令 美辞麗句 阿諛追従 唯々諾々 上っ面で 幾ら取り繕おうが 何も 響かない ... vincent. 社交辞令 美辞麗句
阿諛追従 唯々諾々

上っ面で取り繕おうが 何も響かない

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流浪する魂 tag:spell.vincent.in,2004://2.2532 2004-11-13T15:00:00Z 2016-05-17T14:50:41Z 流浪する魂  朦朧とした意識の中で 不確かなものが 曖昧なものが  徐々に 鮮明になって行くような 明確なオブジェクトとして 造形を象る  ちょうど 3Dソフトの レンダリングのように  スキャンラインが 何度も同じ場所を 行き交う 流浪... vincent. 流浪する魂
朦朧とした意識の中で

不確かなものが曖昧なものが
徐々に鮮明になって行くような

明確なオブジェクトとして造形を象る

ちょうど3Dソフトのレンダリングのように
スキャンラインが何度も同じ場所を行き交う

流浪する魂
朦朧とした意識の中で

不確かなものが曖昧なものが
徐々に鮮明になって行くような

明確なオブジェクトとして造形を象る


何かを手に入れる予兆なのか?
それとも既に何かを手に入れたのか?


ちょうど3Dソフトのレンダリングのように
スキャンラインが何度も同じ場所を行き交う

何度も何度も

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寂寥感 tag:spell.vincent.in,2004://2.2535 2004-11-08T15:00:00Z 2016-12-07T23:39:51Z 気付いたのは その人の ポテンシャル  元々 宿っていたものを 呼び醒ましただけ 「気付かせてくれて ありがとう」  感謝の気持ちが 妙に 切ない  掌から 指の間から  サラサラと 零れ落ちる 砂のような。。。  駅で 空港で  大切な... vincent. 気付いたのは その人の ポテンシャル
元々 宿っていたものを 呼び醒ましただけ

気付かせてくれて ありがとう
感謝の気持ちが 妙に 切ない


掌から 指の間から
サラサラと 零れ落ちる 砂のような

駅で 空港で
大切な誰かを 見送るような

何とも云えない 寂寥感が 体躯を包む

鼻の奥が
ツーンと酸っぱくなるのを 堪えながら
いつもより 長目に 煙草の煙を 吐く


始まりがあるから 終わりがある

だから 始めたい衝動と
始められないもどかしさが
頭の中で 互い違いに 糾う

俺は 誰よりも 臆病で 卑怯な男


鼻の奥が
ツーンと酸っぱくなるのを 堪えながら
いつもより 長目に 煙草の煙を 吐く

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独白 tag:spell.vincent.in,2004://2.2537 2004-11-02T15:00:00Z 2016-05-17T11:59:14Z 俺の綴ることは いつも 独白 大いなる 独り言 誰に向けられた コトバでもなく 所詮 何もしてやれない 自分自身への 苛立ち 自分自身に 言い聞かせてやってる 子守唄 真っ直ぐに 生きて行くことができない 愚かな自分自身への 自責と自戒の... vincent. 俺の綴ることは いつも 独白
大いなる 独り言

誰に向けられた 言葉でもなく
所詮 何もしてやれない
自分自身への 苛立ち

自分自身に 言い聞かせてる 子守唄

真っ直ぐに 生きて行くことができない
愚かな自分自身への 自責と自戒の念が
どこかで 俺を 衝き動かす

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アンニュイ tag:spell.vincent.in,2004://2.2538 2004-10-31T15:01:00Z 2016-05-17T11:23:40Z 気怠い時間が 流れてゆく ゆっくりと まとわりつくように 雌猫の鳴き声が 赤ん坊の泣き声のように 雄猫の発情を 煽る 気怠い時間が 流れてゆく ゆっくりと まとわりつくように 古い雑居ビルが 犇めき合うように 居並ぶ オレンジ色の灯りが ... vincent. vin.jpg

気怠い時間が 流れてゆく
ゆっくりと まとわりつくように

雌猫の鳴き声が 赤ん坊の泣き声のように
雄猫の発情を 煽る

気怠い時間が 流れてゆく
ゆっくりと まとわりつくように

古い雑居ビルが 犇めき合うように 居並ぶ
オレンジ色の灯りが 窓ガラスを
薄ぼんやりと 滲ます
傷口を覆った ガーゼのように

気怠い時間が 流れてゆく
ゆっくりと 絡みつくように──

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心境の変化 tag:spell.vincent.in,2004://2.2543 2004-10-01T15:00:00Z 2016-12-08T05:10:41Z 無菌室で過ごしている訳ではないので 最低限のプロテクトが必要だ 免疫がない訳ではないが 最低限の自己防衛は必要だ 改めて自分の甘さと ズレを感じた 他人は自分が思っている以上に 醜悪で残酷だ 俺の真意や本意は 何人たりとも 理解不能 来る... vincent. 無菌室で過ごしている訳ではないので最低限のプロテクトが必要だ。

免疫がない訳ではないが、最低限の自己防衛は必要だ。

改めて自身の甘さとズレを感じた。

他人は自身が思っている以上にとても残酷で醜悪だ。

自身の真意や本意は何人たりとも理解不能。

 来る者拒まず 去る者追わず

自身が谷底を這いずり廻っているとき、他人は嘲笑の観点でしか見ないことを再認識し、痛感する。

自身の真意や本意は頑なに覆い隠すべきだ。傷つき、無力さを思い知り、不甲斐なさや遣る瀬なさを感じるのは他人ではなく自分自身なのだ。

魂の器に代替えは利かない。他人の目に映る自分の姿でしか自分は評価されない。

良い評価は望まない。突出するのではなく、闇に紛れるくらいがちょうどいい。

自分は自分が思ってるほど他人からは必要とされていない、ということを顕在的にも潜在的にも思い知るべきだ。

 当て処なく ただ ゆらゆら

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bare finger tag:spell.vincent.in,2004://2.2545 2004-09-28T15:00:00Z 2016-12-08T12:49:56Z ... vincent. <mt:entrytitle /> - left <mt:entrytitle /> - right

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メリットとデメリット tag:spell.vincent.in,2004://2.2548 2004-09-21T15:00:00Z 2016-12-08T13:28:12Z 過去 俺が若かりし頃 齢で云えば 18、9 上野辺りで バーテンダーだった 駆け出しの頃 未成熟な思考と 無謀な思惑を胸に抱き ギラギラとした野望を 瞳に宿していた頃 三十路を過ぎた 今となれば 純粋な恋愛観だったことを ふと思い出す や 今... vincent. 過去、俺が若かりし頃、齢で云えば18、9。

上野辺りでバーテンダーだった駆け出しの頃、未成熟な思考と無謀な思惑を胸に抱き、ギラギラとした野望を瞳に宿していた頃。

三十路を過ぎた今となれば、純粋な恋愛観だったことをふと思い出す。

や、今でも十分、純粋だが…

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虫の音 tag:spell.vincent.in,2004://2.2552 2004-09-05T15:00:00Z 2016-12-08T14:49:54Z 昨夜の21:27 神楽ちんからケータイ 「兄貴ィ しょういちさんのケータイ分かりますかぁ?」 「ん? どしたぁ?」 「あのぉ カギなくてお店開けらんないのぉ」 ... vincent. 昨夜の21:27、神楽ちんからケータイ。

「兄貴ィ。しょういちさんのケータイ分かりますかぁ?」
「ん? どしたぁ?」
「あのぉカギなくてお店開けらんないのぉ」

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Last night tag:spell.vincent.in,2004://2.2554 2004-08-30T15:00:00Z 2016-12-08T15:59:07Z 昨夜、近所のダーツバーに足を運んだ。 12時前の入店は初めてだった。 12時までが前半。12時以降朝5時までが後半。 俺は後半専門。しかも、5時過ぎの入店が殆どだ。 「いらっしゃいま… あれ? 兄貴、今日は早いスねぇ」 ... vincent. 昨夜、近所のダーツバーに足を運んだ。

12時前の入店は初めてだった。12時までが前半。12時以降朝5時までが後半。俺は後半専門。しかも、5時過ぎの入店が殆どだ。

「いらっしゃいま… あれ? 兄貴、今日は早いスねぇ」

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Only God knows... tag:spell.vincent.in,2004://2.2557 2004-08-19T15:00:00Z 2016-12-08T23:46:50Z 怖がっているわけじゃない 信じられないわけじゃない ただ 諦めているだけなのかも知れない ... vincent. 怖がっているわけじゃない。
信じられないわけじゃない。

ただ、諦めているだけなのかも知れない。

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タイミング tag:spell.vincent.in,2004://2.2558 2004-08-17T15:00:00Z 2016-12-08T23:50:34Z 刹那で いいんだよ 深いも 浅いもない 気分が良いか 悪いか それだけで いいんだよ ... vincent. 刹那で いいんだよ
深いも 浅いもない

気分が良いか 悪いか
それだけで いいんだよ

受け止めてやれよ
範疇外の苦悩も苦悩

たった それだけのこと
それだけで いいんだよ

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一寸の虫にも tag:spell.vincent.in,2004://2.2559 2004-08-12T15:00:00Z 2016-12-08T23:56:35Z ビールを買いにコンビニへ行った。 近所には区で保護されているような旧家がある。 樹齢までは分からないが、庭には樹々が鬱そうと生い茂り、 この時期、昼間だとセミの声が鳴りやまない。 ... vincent. ビールを買いにコンビニへ行った。

近所には区で保護されている旧家がある。
樹齢までは分からないが、庭には樹々が鬱そうと生い茂り、この時期、昼間だとセミの声が鳴りやまない。

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会話は要らない tag:spell.vincent.in,2004://2.2560 2004-08-10T15:00:00Z 2016-12-09T03:32:11Z 15時過ぎ、虎ノ門病院へ行った。 今日は10年連れ添った元彼女が手術する日だ。 元彼女の姉は腎臓を患っており、人工透析までしていた。 ... vincent. 15時過ぎ、虎ノ門病院へ行った。

今日は10年連れ添った元彼女が手術する日だ。元彼女の姉は腎臓を患っており、人工透析までしていた。

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現在進行形 tag:spell.vincent.in,2004://2.2561 2004-08-07T15:00:00Z 2016-12-09T03:40:22Z 部屋でひとり 煙草をくゆらす いろんな人の顔が浮かんでは消え 浮かんでは消え。。。 不思議と 悲しい顔は 思い出されない みんな 笑顔だ ... vincent. 部屋でひとり 煙草をくゆらす

いろんな人の顔が
浮かんでは消え 浮かんでは消え

不思議と 悲しい顔は 思い出されない
みんな 笑顔だ

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去りし日の休日 tag:spell.vincent.in,2004://2.2564 2004-08-02T15:00:00Z 2016-12-09T06:43:01Z 俺が昔バーテンダーだった頃 といっても 駆け出しで未熟だった頃 敵情視察 修行 の名目で よく ふらりと ひとりで バーへ出向いた ... vincent. 俺が昔バーテンダーだった頃──といっても駆け出しで未熟だった頃、敵情視察・修行の名目で、ふらりとひとりでバーへ出向いた。

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一過性の狂乱 tag:spell.vincent.in,2004://2.2565 2004-07-31T15:00:00Z 2016-12-09T13:29:21Z 昨夜は渋谷に行った。 金曜日の渋谷は人がごった返していた。 メンツはオイラ、ozone、兄弟分のよーちゃんの3人。 1軒目は沖縄料理屋。 以前、ozoneとふたりで行った店。 ... vincent. 昨夜は渋谷に行った。
金曜日の渋谷は人がごった返していた。

メンツはオイラ、ozone、兄弟分のよーちゃんの3人。

1軒目は沖縄料理屋。
以前、ozoneとふたりで行った店。

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優しさについて tag:spell.vincent.in,2004://2.2567 2004-07-25T15:00:00Z 2016-12-09T14:16:29Z 男に対する優しさは 薄情けをかけてはアカン 同情してはアカン。。。 相手に対して失礼だと感じ 避けてきた そして それを受けることも 極力避けてきたつもりだ ただ 人の優しさに触れると 思わず鼻の奥がすっぱくなる。。。 ... vincent. 男に対する優しさは、薄情けをかけてはアカン、同情してはアカン、相手に対して失礼だと感じ避けてきた。そして、それを受けることも極力避けてきたつもりだ。

ただ、人の優しさに触れると、思わず鼻の奥がすっぱくなる。

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役回り tag:spell.vincent.in,2004://2.2568 2004-07-22T15:00:00Z 2016-12-09T14:39:06Z 人生山あり谷あり 現在 谷にいる自分にとって酷な役回りが巡ってきた 引導を渡す クライアントのリクエストに応えられない 優秀ではない男を切らねばならない ... vincent. 人生山あり谷あり。

現在、グランド・キャニオンと見紛うばかりの険しい谷にいる自分にとって、非常に酷な役回りが巡ってきた。

引導を渡す。

クライアントのリクエストに応えられない、優秀ではない男を切らねばならない。

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再生 tag:spell.vincent.in,2004://2.2570 2004-07-11T16:01:26Z 2016-12-09T15:18:38Z 月並みな言葉だが「人生山あり谷あり」といわれる。 平坦な道は兎にも角にも味気ない。そして、他に何らの影響も及ぼさない。 これまでの自分の半生を顧みたとき、大いに起伏に富んでいた。 ... vincent. 月並みな言葉だが「人生山あり谷あり」といわれる。

平坦な道は兎にも角にも味気ない。そして、他に何らの影響も及ぼさない。
これまでの自分の半生を顧みたとき、大いに起伏に富んでいた。

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まともな人に会いたくて tag:spell.vincent.in,2004://2.2571 2004-07-04T15:00:00Z 2016-12-09T15:34:57Z いつからか これほど寂しがり屋だということを 今まで 気付かずに過ごしてきた ... vincent. いつからか
これほど寂しがり屋だということを
今まで 気付かず 過ごしてきた

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煙草二箱 tag:spell.vincent.in,2004://2.2572 2004-06-30T15:00:00Z 2016-12-09T15:47:33Z 今までの苦労が報われたと感じたのは 正論や言葉では何も伝わらない ということを肌で感じたからだ 些細なことでも 感情が微妙に揺れ動く 「期待通り」の対極に ささやかな幸せが隠れている 歩みは遅くとも 己の義に忠実であれば こちらの思惑は ... vincent. 今までの苦労が報われたと感じたのは、正論や言葉では何も伝わらない、ということを肌で感じたからだ。

些細なことでも感情が微妙に揺れ動く。
「期待通り」の対極にささやかな幸せが隠れている。

歩みは遅くとも己の義に忠実であれば、こちらの思惑は徐々に相手に浸透する。

これを「洗脳」という。


「期待通り」とは、良い意味でも悪い意味でも、両方に使える言葉だ。

良い意味のほうは達成感や成就感が得られ、悪い意味のほうは絶望感や諦めが付きまとう。

「期待」とは、必ずしも良い結果ばかりを待っている状態ではない。悪い結果が、望まない結果が想定できたとしても、悲しいかな、人は、やはり「期待」を抱く。

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判断の基準 tag:spell.vincent.in,2004://2.2575 2004-05-26T19:13:54Z 2016-12-09T16:33:24Z あれやこれやと、もっともらしい理由をつけて一方を選択しているような錯覚を起こすが、 判断の基準とは、実に曖昧で非理論的だ。 ... vincent. あれやこれやと尤もらしい理由をつけて一方を選択しているような錯覚を起こすが、判断の基準とは実に曖昧で非論理的だ。

気分が良いか、悪いか?

このクエスチョンに集約される。刹那の感情で猫の目のように変わるものだ。にも関わらず人それぞれに違って見えるのは、自分が抱いた感情を表面に出すか、出さないかだけだろう。

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Experience is property tag:spell.vincent.in,2004://2.2576 2004-05-15T09:19:02Z 2016-12-09T16:54:12Z 「アニキは男にゃキビシイのに、なんで女にゃ甘いわけ?」 見舞い以来しばらくだった弟分が出し抜けに訊いてきた。鼻の頭をかきながら苦笑した。 ... vincent. 「アニキは男にゃキビシイのになんで女にゃ甘い訳?」

見舞い以来しばらくだった弟分が出し抜けに訊いてきた。鼻の頭を掻きながら苦笑した。

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Let bygones be bygones tag:spell.vincent.in,2004://2.2577 2004-04-01T15:46:20Z 2016-12-09T18:00:26Z 「本日は営団地下鉄… えぇー。失礼しました。東京メトロ○○○線をご利用いただき、誠にありがとうございました。次は…」 ... vincent. 「本日は営団地下鉄… えぇー。失礼しました。東京メトロ○○○線をご利用いただき、誠にありがとうございました。次は…」

本日、通院するため地下鉄を利用したのだが、車内アナウンスに思わずニヤリとしてしまった。

地下鉄のイメージを一新するために社名を変更してみたり、駅毎にナンバリングしてみたり、CMを流してみたり、と経営サイドでは苦心しているにも関わらず、その思惑とは裏腹に現場サイドでは意識改革ができていないのか、習慣のマジックなのか… 何とも滑稽に感じた。

地下鉄に限らず、どの企業でも「そんなもんかな」などと、被雇用者と雇用者の壁と意思疎通の希薄さを目の当たりにした気もした。

「『笛吹けど踊らず』やんけ…」(苦笑)

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自然体と無心と贅沢と tag:spell.vincent.in,2004://2.2583 2004-01-28T10:41:37Z 2016-12-10T05:24:10Z 物事を深く考えることから離れて久しいような気がする。 環境がそうさせているのか、果ては能動的な意思によるものか… それすら判断できない。ゆえに時折こうして能書きを綴る。 ... vincent. 物事を深く考えることから離れて久しいような気がする。環境がそうさせているのか、果ては能動的な意思によるものか… それすら判断できない。

故に時折こうして能書きを綴る。

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Like a rolling stone tag:spell.vincent.in,2004://2.2584 2004-01-03T15:02:00Z 2016-12-10T10:12:54Z 「一年の計は元旦にあり」ということで去年一年を実家にてゆっくりと振り返ってみた。 ... vincent. 一年の計は元旦にあり。

ということで去年一年を実家にてゆっくりと振り返ってみた。

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Silent night, Holy night... tag:spell.vincent.in,2003://2.2585 2003-12-24T07:33:12Z 2016-12-10T10:42:22Z 11月に移り住んだ部屋の解約手続に向かった。 部屋を決めるときはふたりだったが、今日はひとりだ。 ... vincent. 11月に移り住んだ部屋の解約手続きに向かった。部屋を決めるときはふたりだったが今日はひとりだ。

年の瀬の喧噪と雑踏をすり抜けながら、ああ、2003年も残すところ後僅かだなぁ、と感じていた。初冬の冷たい風がやけに頬を突き刺す。

不動産事務所で淡々と事務手続きを済ませると、商店街から流れるメロディが耳に飛び込んできた。

Silent night, Holy night...

ああ、今日はクリスマス・イヴか… 買い物客や人混みを避けて、固いアスファルトを踏みしめた。家路に向かう足取りは非道く重かったが、不思議と悲観的な考えは生まれなかった。

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The last one piece tag:spell.vincent.in,2003://2.2587 2003-09-10T10:03:52Z 2016-12-10T12:08:12Z 彼は、彼女が突然心変わりした理由を何となく分かっているつもりだ。 失恋の痛手を癒すために彼女は肉体的な繋がりを求め、彼は精神的な繋がりを求めた。 ... vincent. 彼女が突然心変わりした理由は、何となく分かっているつもりだ。

失恋の痛手を癒すために彼女は肉体的な繋がりを求め、彼は精神的な繋がりを求めた。

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1993 ver.03「タイトルなし」 tag:spell.vincent.in,2003://2.2590 2003-08-12T13:33:15Z 2016-12-10T13:29:24Z そして、究極の1993年シリーズ第3弾。 自分の人格がこの時点で形成されていることが窺える文章だ。 齢20にして現在と考えていることが殆ど変わらない。 成長がないとも言えるが… ... vincent. そして、究極の1993年シリーズ第3弾。
自分の人格がこの時点で形成されていることが窺える文章だ。
齢20にして現在と考えていることが殆ど変わらない。成長がないとも言えるが…

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sexy tag:spell.vincent.in,2003://2.2594 2003-05-27T00:23:34Z 2016-12-10T14:12:02Z 「アニキは結婚願望とかってある?」 先日、久し振りに一緒に飲んだ兄弟分が、出し抜けに訊いてきた。 「ないよ」 間髪入れず応えた。自分には本当に無縁な概念だ。 「じゃ、アニキにとって結婚って何?」 「国の制度」 「…」 ... vincent. 「アニキは結婚願望とかってある?」

先日、久し振りに一緒に飲んだ兄弟分が出し抜けに訊いてきた。

「ないよ」

間髪入れず応えた。
自分には本当に無縁な概念だ。

「じゃ、アニキにとって結婚って何?」
「国の制度──」

流石の兄弟分も言葉を失った様子だった。

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