2009年5月25日(月) 03:14:53 ナルシズム考 エッセイ/随想 ナルシズム , 傾ぐ , 刹那 , 咆哮 , 孤高 , 必然 , 昇華 , 現実 , 真理 , 非現実 ナルシズムは突き詰めると必然的に孤立する。 故に、他我と交わると云うことは、救い難い自我との闘争を稀釈しているだけに過ぎない。 現実と非現実・破の一節が滲みる。 「孤立」が「孤高」に「昇華」すれば、「ナルシズム」と云う、この真理に到達することが、とても容易であることを知るのだろう。 未だ昇華できず、未だ消化不良の侭、傾ぐ刹那の微動に、都度、翻弄される。 我、雷鳴の咆哮と共に闇に掻き消ゆる、試行の遊戯人なり。
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- 試みにやってみること。
- 繰り返し行うことのできる実験・観測などを試みること。
◆アクセント:しこう ─かう 0- 考えること。また、その考え。
- 〔哲〕〔thinking〕意志・感覚・感情・直観などと区別される人間の知的作用の総称。物事の表象を分析して整理し、あるいはこれを結合して新たな表象を得ること。
◆アクセント:しこう ─かう 0「誤った─」
「余は─す、故に余は存在す/吾輩は猫である(漱石)」
狭義には概念・判断・推理の作用による合理的・抽象的な形式の把握をさす。
思惟。〔明治期につくられた語〕
- ある目的を目指して向かうこと。志向。
- ある特定の方向を指定すること。ある方向に向けること。
◆アクセント:しこう ─かう 0「医を─する」
「探知機が発信源を─する」
- 意識をある目的へ向けること。こころざすこと。意向。指向。
- 〔哲〕〔(ドイツ) Intention〕意識がいつもある対象に向かっていること。
◆アクセント:しこう ─かう 0「民主国家の建設を─する」
→志向性
- この上もなく高くすぐれている・こと(さま)。最高。
◆アクセント:しこう ─かう 0「─の芸」
「至善─なりと定めたる一元理を/明六雑誌 22」