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剥き出しの感受性

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時々、感じることがある。

君が感じていた閉塞感や重圧感は、
無意識へ埋没してしまうことへの不安だったのではなかろうか、と。

君を取り巻く環境は、上も下も、右も左も、苦悶に満ちている。
悲哀ばかりではないが…光が射せば、影もまた濃い。

剥き出しの感受性は、それらの悲痛を、
我が事のように傍受してしまう。
溢れる「慈愛」が勝ってしまうからだ。

そこで感じた違和感なりをやり過ごすこと…
つまり、無意識下に沈めてしまう、と云うことだが…

その「愚鈍」なり「麻痺」なりに「醜さ」を感じ、
その醜さが自身に取り憑いてしまうのではないか、
と云う不安を抱いたからではなかろうか、と。

そんなことを感じる。



やはり、君は聡明だ。
ただ、理解者に恵まれていないだけだ。

僕は、そこに共通項を見出す。



独自諦観を以って自身を慰めよ。
君が傍受したものは君自身の所有物。

他に分け与えられなかったとしても、
他に教え諭せなかったとしても…

何も責任はない。

願わくば、
その、繊細さ故の、雁字搦めの蹂躙を
どうか、解き放ち給え──。



僕は君を愛してやまない。
君、悟りよ。幸いあれ。






___ spelt by vincent.



*2008/07/28 臨海隔離施設にて

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