Like a rolling stone

一年の計は元旦にあり。

ということで去年一年を実家にてゆっくりと振り返ってみた。

3月末に10年同居した女と別れ、4月からビジネスベースでのWebデザイナー活動休止を表明し、18から世話になっている先輩が営む飲食店で生計を立て始めた。

去年一年だけで、実に5回の失恋をした。
ひとりは自分の4コ上、今、36。これが10年同居した女。詳細については後述。

次が19(照)これは寂しさを紛らわすために自分から動いた結果、見事に玉砕(笑)
ま、遊んでくれてありがとうゆー感じ(笑)

次は23。美容師の女の子で「いいかも♪」思った矢先に、彼女の友達の方が自分に惚れ「何じゃそりゃ?」ゆーことで意気消沈... Next Oneゆー感じ☆

次が21。彼女は2年振りにふとしたことから再会した。彼女は重い失恋をした直後だったため勢いに任せ、自分に猛烈アピール。急激に盛り上がり急転直下でフラれた感じ... その間、僅か2週間!(苦笑)「若い娘はいよいよ訳分からん...」ゆー感じ...(苦笑)

次が最も最近。出会った頃は20で、今は誕生日を迎えたので21。前例もあり、年齢や状況や抱えている問題までもが酷似していたために、やや警戒して一歩引いていたが、余りにも猛烈なアピールだったために情にほだされ付き合い始めることに。

思えば、この甘さが破局へと導いた... 付き合って2ヶ月という短期間にも関わらず同棲を始め、結局破局... 賃貸契約やその他諸々未だ問題解決せず、ゆー感じ...(苦笑)
今年前半の大仕事として捉えている。

前述の36の女について。
この失恋は...というより離婚と同等だが...それは現実ベースで生活を共にすることが難しくなったから別れた訳であり、性格の不一致や価値観の相違など、それ自体デフォルトと考えている自分にとっては何も障害とはならなかった。

つまり、相手の良い部分も悪い部分も十分に理解していたし、受け入れるだけの精神的なキャパシティはあったつもりだ。

だから、彼女を含めて、それ以降の彼女らに対しても恨み辛みの類いは微塵もない。道で見掛ければ手を振り、電話が鳴れば話をし、食事に誘われれば食事をし、兎に角、無節操と思えるほど「来る者拒まず去る者追わず」でいられるだろう。

例え、どんな非道い仕打ちをされようと傷付けられようと、自分の人生のキャスティングに一度でも登場した人を心の底から憎むことができないだけだ。

先の「Silent night, Holy night...」でも綴った通り、ふたりになったような錯覚をしばしば起こすが、実は、自分勝手な我が儘で勘違いをしているだけに過ぎない。

それはお互い様なのだ。結果が良かろうが悪かろうが、恐れていては何も始まらないし終わらない。

「世の中に偶然は何ひとつ存在しない。すべて必然である」といって憚らない自分にとって、合縁奇縁を最も重要視しているだけだ。

そのとき抱いた感情は紛れもなく真実であり、一度でも抱いた感情を否定することは、自分を否定していることと同じことだと感じている。

自分は綺麗事ベースな人間なので、どんな状況に置かれようと美しく在りたいだけだ。

だから、自分から離れていった彼女らは今でも心の中で生き続けているし、彼女らの幸せを心から祈っている。

それが自己弁護や未練や詭弁や偽善だと知りつつも、やはりその感情は拭い去れない。死ぬ前に想い出がひとつも浮かんでこない人生なんて、それこそ Life has no meaning...

今の自分に想い出はいらない。
だから、頼むから惚れないでくれ。
なんつって(苦笑)

2004年が皆さまにとって良い年でありますように♪

___ spelt by vincent.