切なさと 悔しさの 渦巻く中
感じ合える者同志の 言の葉が絡み合う
キラキラと 星屑のように
輝きながら 軌跡を残しながら
どんなに装飾を施された
イルミネーションよりも 美しい
2004年11月 アーカイブ[13]
オリジナルストーリー
他人のサクセスストーリーは実にくだらんが
他人のオリジナルストーリーは実に愉快だ
いろんな人のオリジナルストーリーを聴いてみたい
菩薩
何かが 少しずつ 変化しようとしている
氷が ゆっくりと 溶け出すように
メルト・ダウン 一歩手前のような
何かが 少しずつ 変化しようとしている
否 変化ではない
元々 宿っていたものが
本来の 在るべき姿が
少しずつ 顔を 出し始めているのだろう
気長に 氷解を 愉しみたい
motivation, action, result
モヤモヤを吹っ切って具現化する
霞がかった灰色の脳細胞に生気が蘇る
たった1日前のことですら
遙か彼方の過去のよう
流浪する魂
流浪する魂
朦朧とした意識の中で
不確かなものが曖昧なものが
徐々に鮮明になって行くような
明確なオブジェクトとして造形を象る
ちょうど3Dソフトのレンダリングのように
スキャンラインが何度も同じ場所を行き交う
流浪する魂
朦朧とした意識の中で
不確かなものが曖昧なものが
徐々に鮮明になって行くような
明確なオブジェクトとして造形を象る
何かを手に入れる予兆なのか?
それとも既に何かを手に入れたのか?
ちょうど3Dソフトのレンダリングのように
スキャンラインが何度も同じ場所を行き交う
何度も何度も
だから 片目を つぶるんだ
分かって欲しいクセに
見透かされることを嫌う 女の子
キミの思惑なんて
瞬時に 見抜けるんだよ?
だから 片目を つぶるんだ
分かって欲しいクセに
図星だと俯いてしまう 女の子
現実的に考えれば
瞬時に 答えが出るんだよ?
だから 片目を つぶるんだ
キミの繊細な領域を 臆病な俺が
破ってしまわないように
壊してしまわないように
分かってるクセに 知らんぷり
覚えてるクセに 「忘れたよ」
キミの綺麗な領域を 卑怯な俺が
侵してしまわないように
蝕んでしまわないように
だから 片目を つぶるんだ
だから 片目を つぶるんだよ
ホントは 両目で
キミを 見つめているんだよ
ホントは 両目で
キミを 見つめていたいんだよ
だけど
俺の気持ちや思惑は 蚊帳の外
だから 片目を つぶるだけなんだ
だから 片目を つぶるだけなんだよ
寂寥感
気付いたのは その人の ポテンシャル
元々 宿っていたものを 呼び醒ましただけ
気付かせてくれて ありがとう
感謝の気持ちが 妙に 切ない
掌から 指の間から
サラサラと 零れ落ちる 砂のような
駅で 空港で
大切な誰かを 見送るような
何とも云えない 寂寥感が 体躯を包む
鼻の奥が
ツーンと酸っぱくなるのを 堪えながら
いつもより 長目に 煙草の煙を 吐く
始まりがあるから 終わりがある
だから 始めたい衝動と
始められないもどかしさが
頭の中で 互い違いに 糾う
俺は 誰よりも 臆病で 卑怯な男
鼻の奥が
ツーンと酸っぱくなるのを 堪えながら
いつもより 長目に 煙草の煙を 吐く