郭界彩界(かっかいさいかい)

郭界彩界かっかいさいかい
くるわさかいあやなしいろさかいや。


かく くわく 1 【郭】
  1. 城、とりで、都などのかこい。くるわ。
  2. 遊里。花街。いろまち。くるわ。
かい 1 【界】
  1. 生物を分類する際の最高次の区分。動物界と植物界などに分ける。
  2. 地質時代を区分する時の「代」に相当する期間に堆積した地層。例えば古生代に堆積した地層は古生界という。
  3. さかい。区画。
あやな・す 3 【▼綾なす/▽彩なす】
(動サ五[四])
  1. 美しい模様や色で飾る。
    「もみじが─・す秋の山々」
  2. うまく扱う。うまく操る。
    「自分の思ふやうに良人を─・して行けないのは/明暗(漱石)」
いろ・う いろふ 【色ふ/▽彩ふ/▼艶ふ】
(動ハ四)
色が美しくなる。色が映える。
「露に─・へるなでしこのはな/和泉式部集」
(動ハ下二)
  1. いろどる。彩色する。
    「濃く薄く─・へたる程めでたし/栄花(玉の台)」
  2. 美しい色のものを取り合わせて飾る。
    「うるはしき瑠璃を─・へて/竹取」
___ spelt by vincent.