TOTO出版
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何度も読むと良くなってくる
じわじわと感じてくる本
生きることを大切に、そして丁寧に。
シンプル★イズ★ビューティフル
デザインの輪郭も
人の輪郭も同じです。
デザインは
すべての生き方に通ずる。
冒頭、書き出しから何かを感じた。
インスピレーション。
何か面白いことが待ち受けているに違いない。
その予感は確信に変わった。
この本は面白い。
まだ読破してないので、満足度は暫定的に星みっつとさせていただいた。
デザイナーが書いた著作、
たまには読むべきやね…(´∀`*)y-〜♪
でも、表紙のひと形が首吊りに見えたよ…
気掛かりで厭な輪郭のひとつや…苦笑
*2007年05月27日 15:18
その1
デザインの輪郭
深澤直人著 TOTO出版
デザインの輪郭も
人の輪郭も同じです。
デザインは
すべての生き方に通ずる。
冒頭、書き出しから何かを感じた。
インスピレーション。
何か面白いことが待ち受けているに違いない。
その予感は確信に変わった。
この本は面白い。
無学ながら、この深澤直人なるデザイナーを僕は知らない。
かなり著名な工業デザイナーであるのだろうが、僕は全般、有名なデザイナーと呼ばれる者の存在を知らない。
僕はデザイナーを職業として捉えていない。
「生き方のひと欠片」──「僕」と云う存在の「断片」として捉えている。
デザインの輪郭も
人の輪郭も同じです。
背表紙に刻まれた文字の羅列に心打たれたのも頷ける気がする。
国語的に解釈すれば単に「比喩」だが、哲学的・宗教的に捉えれば僕の感じるところの「然」に通ずる。
「然」とは「ものの本質」と云ったところか…
「必然」であるとか「自然」。或いは「然るべき」などと云う状況において登場する。
「然」とはその存在する(と認識されている)もの(者・物)の在るべき姿、詰まるところ「本質」である、と云う訳だ。
僕はそのように捉えている。
2節程度を読み、本を閉じた。
何だか勿体ない気がしたからだ。
他にやることもあるしね…☆
ゆっくりと大事に堪能したいと思う。
そして、僕なりの「デザイン観」なるものも改めて煮沸消毒したいと思う。
その2
2007年06月06日00:45 デザインの輪郭2
いやはや…この人、面白いね、ホンマに。
デザイナーのクセに…や、クセってのもアレやけど…w
文学的やねぇ〜。ものっそ言葉を大事にしよる。
「選択圧」「張り」「粋」「ふつう」「灰汁」等々…
「考えない without thought」や「行為に溶けるデザイン」は特に秀逸。
久々に唸る本や。勉強になる。
で、おこがましながら同じ「空気」も感じる。「匂い」…かな?
この人の云って(説いて)いることは決して「デザイン」と云う表層の枠に囚われていない。
ものすごく多岐に渡った概念論だ。
それを「書籍」と云う流通形態に乗せんがために、割りとオブラートに包んで、と云おうか…何かを「削いで」しまっているようにも感じる。
何となく「大人」を感じてしまう僕は、やはり、ガキなのだろう…☆
機会があれば、是非リアルで対面したいものだ。(´∀`*)
デザイナー必読!…かな?w
そんな感じで♪
コメント
2007年06月06日00:47 vincent.
また、途中で本を閉じましたよ☆
ホンマに「勿体ない」を感じてまう本や。
この「ひとりお預け感」がたまらん…悶絶!(≧∀≦)ウヒャヒャ♪
すみません…取り乱しました…
その3
2007年06月11日08:29 デザインの輪郭3【読破】
タイトル通り。さきほど読破した。
何と表現して良いものやら…
自分の中で「何か」が剥がれ落ちたような感覚だ。
何とも清々しい。
自身の琴線に触れるもの。それを慈しみ愛でることの大切さを改めて噛み締め、実感した。
この気持ちを忘れないように綴っておきたい。
コメント
2007年06月11日09:07 vincent.
美しく在るためには余計な虚飾は不要。
凡そ「デザイン」とは対極にあると捉えられがちだが、本来の美しさには、やはり虚飾は不要だろう。
虚飾とは、外面を華美に彩るものばかりではなく、内面を巣食う短絡的な満足度なども含まれる。
「虚」の文字が示すように、それは「虚しさ」の元凶に他ならない。
虚で飾ることができると捉えられるのならば、その想いに囚われて絡み取られれば良いだろう。
そうすればそうするほど自身の望む美しさから掛け離れてゆく。
その愚かさに気付くのが早いか遅いか。たった、それだけの違いだ。
僕は百年も二百年も生きながらえようとは考えていない。「余生」と云う言葉は何も特別な響きではない。
存分に謳歌したい。