such a lonesome night

深い渓谷 届かぬ慟哭
苛立つ時刻 刻一刻

眩しい光明 言い得て妙
虚偽 狡猾 巧妙の天使

巡る繰りごと 無限ループ
脆く儚き欠片 頽廃の美学

希望と云う名の 妖精
縋り付いて来た 幻想
救済を望む 魂の叫び

妙に 白々と 空々しい

重ねても 重ねても
重ねれば 重ねただけ

追っても 追っても
追えば 追っただけ

払っても 払っても
払えば 払っただけ

逃げても 逃げても
逃げれば 逃げただけ

捉えられないものに囚われてやまない


答えは 要らない
知らないこと以外 すべて 知っている

知っていることを
改めて 噛み締めたところで
不毛で 虚しいだけ

乾いた風が 吹き荒ぶ


こうしている間に やがて 消え去る
こうしている間に やがて 消え去る

跡形もなく 音もなく
指の間から 砂時計の砂のように

スルスルと こぼれ落ち やがて 消え去る


記憶の繊維を 染め上げた染料は
経年劣化と共に 褪色する


ひび割れた アスファルトに
擦り切れた 靴音を 響かせ
乾涸びた魂を せめて 潤そう


laughin' at my cries... ;-)


The lonesomest thing in all the world is a soul when it is making ready to go on its mysterious, far journey.

この世で最も孤独なものは、 人知を超えた遠い旅に出る準備をしている魂だ。

___ spelt by vincent.