癒快 - 求道する者よ

真の癒しとは、カタルシスである。

緊張した筋肉なりを揉み解す。

 緊張から弛緩へ。

或る意味、「絶頂」のメカニズムと類似している──真の癒しとは、この先にある。

肉体的苦痛から解放されると、精神的苦痛へと意識がスライドする。

その「意識」を揉み解す。

「解脱」と云う言葉が透けてくる。


真の癒しとは、カタルシスである。

それは輪廻転生のリングですら何ら拘束する術を持たない。

あらゆる束縛からの解脱がカタルシスである。

 愉快。

転ずれば、

 癒快──。

このベクトルは双方共に「真なり」である。図式で示すと以下の通り。

 愉快 ⇔ 癒快

この図式は「解」である。答えは既に出ているのだ。

この解を導き出すための方程式はない。ない、と云うより…「あり過ぎてないに等しい」と云うのが正確な表現だろうか──。

このスタンスを「模索」或いは「求道」と呼ぶ。

暗中模索
求道邁進ぐどうまいしん
*注)造語。「勇往邁進ゆうおうまいしん」が近似値か?


もさく 0 【模索/▼摸索】
(名)スル
手さぐりでさがすこと。あれこれとさがしもとめること。
「暗中──」「最善の道を──する」
ぐどう ─だう 0 【▽求道】
  1. 〔仏〕 仏の教えを求めて修行すること。悟りを求めること。きゅうどう。
  2. 真理を追求すること。きゅうどう。


人は未知なるものに恐怖を抱く。

ならば…

 すべて網羅してしまえ。
 残らず喰い散らかしてしまえ。

「悪食」と云う言葉が透けてくる。


真の癒しとは、カタルシスである。

呪縛を解き放つ呪文を、目下、全力で求道しているだけだ。
カタルシスに至るための方策を──。


僕は君の味方だ。
君は僕の同志だ。

朧げな方程式なりが見えたならば…
否、見えなくとも一向構わないが…

なけなし持ち寄って確認作業と洒落込もう。

我が魂の命ずるままに──。

___ spelt by vincent.

コメント (1)

vincent. 2008年2月25日(月) 13:01

そして、知ってから新たな苦悩の種を拾う。

 既知と未知。

いずれも、罪作りだ。。(´∀`*)