重いコミュニケーションに耐え得る耐性がない。貧弱で軽薄なやり取りしか紡ぎ出せない。
被弾した者の心の中を巣食うのは自己嫌悪からくる自責と──放った相手に対するぼんやりとした空々しさと白々しさだけ。
空虚──。
そんな現状を目の当たりにしても、なお、僕はヘヴィープレッシャーの中で繰り広げられる「ビリビリ」を求める。
さぁ、痺れちまいな。
感受性の違いさ。感じる者と感じられない者とに分岐するだけ。
君は不感症なのかい?
美しさは内面に求める以外、ベクトルはない。
我が魂の命ずるままに──。
*薄っぺらな戯れ言に心痛める、僕の大事な人へ向けて