切々と積み重ねる 空虚な欠片たち
一体 どれだけ重ねれば
到達するのだろうか
バベルの塔が 浮かぶ
縋りはしないが 古代の悲愴を
愛おしく感じる
手が届かない
高嶺と云う言葉が ぶらぶらと 浮かぶ
届かないから 手を伸ばす
美しい華を 追い求めて──。
我、静寂なる魂の漂泊者なり──。
【追記】2016.11.26
- バベルの塔
- https://ja.wikipedia.org/wiki/バベルの塔
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