受話器の向こう側にある
見えない表情に 後ろ髪を引かれつつ
「切」のボタンを押す
君のいない部屋に ひとりでいたとしても
君を感じることさえできたなら
俺は 決して ひとりなんかじゃない
そんな気がするよ
や せめて
そんな気でいさせてくれよ──
もどかしい…
受話器の向こう側にある
見えない表情に 後ろ髪を引かれつつ
「切」のボタンを押す
君のいない部屋に ひとりでいたとしても
君を感じることさえできたなら
俺は 決して ひとりなんかじゃない
そんな気がするよ
や せめて
そんな気でいさせてくれよ──
もどかしい…