魂貫雷撃(こんかんらいげき)

受話器から洩れ出してきた悲痛な叫び。

言葉にならなくとも魂は通ずる。
厚い岩盤をも貫く。

臆せず凛として居れば魂は通ずる。

伝わった。

雷撃の如く、心の臓を鷲掴み。
そして、緩やかに浸透しますように。

せせらぎの如く、包み込みたい。


我が魂の命ずるままに──。


魂貫雷撃【こんかん-らいげき】
[四字造語]
雷撃にて魂を貫け、の意。自身の想いを全身全霊、雷撃に乗せて放出せよ。或いは、魂を貫けば雷撃が走る、という意でも遣われる。
___ spelt by vincent.