your pleasure is my pleasure

座右の銘のひとつ
平たく「あなたの喜びは私の喜び」

この場合の「あなた」とは
不特定多数を指す二人称ではなく
特定個人を指している

唯一無二の存在にしか発さない
「あなた」に向けている言葉だ

現状 物理的 道義的に
他の人格として分離しているが
元はひとつだったのだから
ここで云う「あなた」とは
「私」のことだ

自分自身の感情に嘘はつけない
と云う当たり前のことを綴っているだけだ

殊更に「pleasure」だけに
スポットを当てている訳ではなく
「喜怒哀楽」について
すべてを包括しているつもりだ

 あなたの喜びは 私の喜び
 あなたの怒りは 私の怒り
 あなたの哀しみは 私の哀しみ
 あなたの楽しみは 私の楽しみ

そして それらのすべてを
例え 手に触れられない距離であろうが
常に 間近で触れていられる喜び

精神世界の根底から崇高なエリアに至るまで
寄り添い 螺旋状に絡み合い 雁字搦め

 逃れられない 魂の拘束
 切り離せない 魂の束縛

それが「私の喜び」である と感じるからだ

___ spelt by vincent.