薫風

帰らぬ過日に 悔いを残さず
見果てぬ夢と 悲愴な浪漫を
痩せこけた魂に 刻んだ侭に

やがて 人知れず ひっそりと──

未だ見ぬ明日に 想いを馳せて
心地好く 風薫る 旅立ちの日

やがて 人知れず ひっそりと──

___ spelt by vincent.