身の丈と貫目

自分の身長を知る者は多いが、
自分の身の丈を知る者は少ない。

自分の体重を知る者は多いが、
自分の貫目を知る者は少ない。

得てして、そんなものかも知れない。


 時に移ろい 時に動じる
 水面を漂う 木の葉のように
 路傍に荒ぶ 芥のように──


我が魂の命ずるままに──。

___ spelt by vincent.