禁止考

凡そ楽しさにルールを設けるほどつまらないものはない。

ただ、幾つかの制約は、それを越えることの背徳感と背中合わせのパラドックス。

ルールを守るとは、排他的行為であり、且つ、秩序形成の一助となり得る重要な要素のひとつ。

「楽しさ」をベースにしても「ルール」とは「対」で成り立つ。

「辛さ・苦しさ」の規制緩和。
俺はそうで在りたい。

大事な人には特に──。

嘆きと憂いの悲痛な叫び。
心がキリキリと軋む──。

___ spelt by vincent.