頬を撫でる心地好い風

途方に暮れる。

例え、眼の前に居たとしても、
例え、手の届く場所に居たとしても、

近くて遠い。そして、遠くても近い。

諦めても諦めなくても同じならば、
彼は諦めない、と云う。

立ち尽くしていては、
風を感じることはできない。

頬を撫でる心地好い風は、
歩いているから感じられる。

 move on.

いつか味わった、あの恍惚の風。
同じ風は決して吹かないだろう。

 心機一転。

新しい風を感じるために、
彼は、ふたたび歩き出す。

覚束無い足取りでも、
一歩でも前へ──。

自己陶酔と云う欠片が浮かぶ。

そう。自己陶酔で構わない。
君に酔い痴れる僕で在りたい。

だから、彼は──。


恍惚の wind blow __.
嵐を呼べなくても構わない。

せせらぎのように、
切々と折り重ね、連ねる。

孤独な吟遊詩人は、
今日もまた哀しみを謡う。

*2007年12月23日16:25 某SNSより抽出

___ spelt by vincent.

コメント (2)

ョピィ 2008年5月 2日(金) 03:54

Xmasの前日ゃんっ☆
ケーキ食べたぁ?
食べなさそう←予想

vincent. 2008年5月 2日(金) 04:00

どーやったかなぁ?(´・ω・`)はて?

やぁ、多分、海底トンネル潜っとった思う(´∀`*)