ブレインストーミング=脳内蹂躙
そもそも造語だが再定義。自身の頭脳をストーミングできるのは自身のみ、の意。
集団思考では危険性を孕むと思われる。その危険性とは「他に流される」と云うこと。
流動的なものは常に流動的だ。
他を圧倒する寄せ付けぬ暴風雨。それを自身の脳内で吹き荒らし、自虐的に蹂躙することこそが──ブレインストーミング。
真の「ブレインストーミング」とは「孤高」の近似値に居坐る。
- ブレインストーミング【brainstorming】
- 自由討論方式で多くの意見を出しあい、独創的なアイディアを引き出す集団思考法。
- ブレーン 2 [brain]
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- 頭脳。
- ブレーン-トラストの略。
「優秀な─を擁(よう)する」
- ストーム 2 [storm]
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- 嵐。暴風雨。
- 学生寮などで学生が集団でどんちゃん騒ぎをすること。
- じゅうりん じう─ 0 【▼蹂▼躙】
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- (名)スル
- ふみにじること。暴力や権力によって他の権利を侵したり、社会の秩序を乱したりすること。
「人権─」「隣国の領土を─する」
- どくそう-てき ─さう─ 0 【独創的】
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- (形動)
- 独創によるものであるさま。独創する力のあるさま。
「─な作品」
- アイディア 1 3 [idea]
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- 思いつき。着想。アイデア。
「いい─が浮かんだ」 - 〔哲〕イデア。観念。理念。
- 思いつき。着想。アイデア。
- 集団思考【しゅうだんしこう】
- 集団による意思決定において、最適の決定ができないこと。集団的浅慮。
- イデア 1 [(ギリシヤ) idea]
- 〔見られたもの、知られたもの、姿、形の意〕プラトン哲学の中心概念。個々の事物をそのものたらしめている根拠である真の実在。
例えば、個々の人間は人間のイデアに与(あずか)ることによって人間であるとされる。
中世においては創造者である神のうちにある万物の原型として捉えられ、近世では人間の意識内容としての観念(アイデア)、また理念などの意義をもつに至る。